
新進気鋭の若手声優・赤月ゆむさんの意外な経歴やこれからの展望などを直撃インタビュー!!
魅力的な美少女ゲームヒロインをより魅力的にしてくれる声優さんのお仕事。数々の美少女ゲームで活躍する声優にスポットを当てて紹介するBugBug本誌の人気コーナー『BugBug声優STATION』。1月号の本コーナーでは、近年出演作がどんどん増え、どんどん成長している赤月ゆむさんが登場!! 全7ページにも渡って彼女に聞いたロングインタビュー、その一部をここでお見せしよう。
▲今回は近年仕事も人気も上り調子で期待の若手声優・赤月ゆむさんが登場
専門学校の友達に染められたアニメ趣味
アニソンバンドでコスプレシンガーも
──中高生時代はどんな女子校生だったんですか?
赤月:普通だったと思います。部活でバスケをやったり、あとバンド活動をしていました。
──クラスカースト上位の香りがしますね(笑)。そんな赤月さんがどういう経緯でこちら側のお仕事に興味を持たれたんでしょう?
赤月:高校卒業後ですね。専門学校でアニメファンの友達ができて、『らき☆すた』や『涼宮ハルヒの憂鬱』なんかを教えてもらって、深夜アニメにハマったんです。地元でバンドもやっていたんですけど、アニソンバンドを組んでコスプレして歌うようになりました。
──ちなみにバンドではどんなパートをされていたんですか?
赤月:ボーカルとギターです。
──そこから声優というのは、どのように繋がっていくのでしょう?
赤月:靴屋で働いたんですが、このまま働き続けて結婚して…っていうのはつまらないなって思っていたんです。その頃お客さんから「特徴のある声をしているよね。声優さん?」って言われることが多くて、最初は「そんなわけないじゃん」って思っていたんですけど、あんまり言われ続けるので、じゃあ挑戦してみようかなって気持ちになっていって。それで上京して養成所に入ったんです。
▲赤月さんの登場作品はここ数年で一気に増えている。2023年以降だけでもこんなに!!
バンドメンバーから知ったエロゲー世界
──それで上京して、養成所に入るわけですね。
赤月:はい。最初は大手事務所の養成所に2~3年通っていました。それと並行して東京でもアニソンバンドを組んだんですが、美少女ゲーム好きなメンバーが多くて「いい曲があるから、やってみよう」と言われて、そこから美少女ゲームの存在を知ったんです。
──最初はどのゲームの曲だったんですか?
赤月:『キラ☆キラ』(OVERDRIVE)です。当時、エロゲーソングのバンドに、bambooさんの影響は大きかったと思います。
──『キラ☆キラ』のゲームもプレイしました?
赤月:プレイしてどーんと落ち込みました(笑)。でも元々重い作品は好きだったので感動して、美少女ゲーム声優をやってみたくなったんです。その頃「民安☆ROCK」を知ってどんどん美少女ゲーム声優に興味を持つようになって、その結果アトリエピーチの面接を受けました。社長に「うちはこういうゲームがメインだけど大丈夫?」って言われたんですが、「そのために来ました!!」って(笑)。
──アトリエピーチでは最初から所属声優として活動されたんですか?
赤月:いえ、まずは養成所の「桃塾」に入りました。同期が風花ましろさんとか梅宮ここさんとかありかわ真奈さんとかでした。
──それで桃塾を経て、アトリエピーチでデビューされたんですね。
赤月:いえ、桃塾に1年通って所属の話もあったんですが、お断りしてフリーになったんです(笑)。イヤな塾生ですよね。社長は「なんだこいつ」って思ったんじゃないかな。
▲紙のBugBug本誌の付録DVDには赤月さんの代表的出演作の厳選シーンを収録♪
エロゲ声優養成所卒業もすぐフリーに
赤月:それでSNSで声優募集の投稿を探しては応募して…って感じで辿り着いたのが『スクールオブファンタジア 』(玉藻ソフト)のオーディションだったんです。
──オーディションには既にデビューされている声優さんも参加されているわけですよね。サブとはいえ役をもらえたって言うのは凄いことだと思います。
赤月:そのオーディションはニコ生で配信されていて、視聴者さんの投票制だったんです。そこで1票差で落ちてしまったんですが、サブキャラでキャスティングしてもらえました。
──担当された雨宮莉亜はサブキャラですが、エッチシーンのある役どころでしたよね。
赤月:そうです。初めてのお仕事だったので、当日はめちゃくちゃ緊張していました。ただ口数が少ないキャラだったので、ちょっと安心していたんですよね。今ならそういうキャラの難しさが分かるんですが、当時は「セリフが少ないキャラ」という認識しかなくて。今ならもっと考えて演じていたと思います。エッチシーンの収録前には特に緊張がすごくて、収録を始める前に気持ちを整える時間をいただきました。メーカーさんも私が初めてだと理解してくれて、優しく待ってくれました。あと莉亜ちゃんはバトルシーンもあって、そこも楽しく収録させていただきましたね。
──そんなデビュー作が2016年3月に無事発売されます。
赤月:発売前にOPムービーが公開されるじゃないですか。エロゲーソングも好きなのでワクワクして見たんですが、そこに自分の名前が入っていたのを見た時に感慨深い想いになりました。名前が出た時に「よっ!! 待ってました!!」って拍手をしたり。実はこれ、今でもやっているんですけどね(笑)。
▲まだデビューしてないのにフリーとしてニコ生で配信されたオーディションに参加!! 普通じゃないステップだが、見事サブキャラの仕事をゲット!!
青いお店で働きながら積極的に人脈拡大
そこから初メインヒロイン作品デビュー
──そしてデビュー翌年に『カサブランカの蕾』(DOLCE)で初メインヒロインとなります。これはどういった経緯で出演が決まったのでしょう。
赤月:この頃はフリーとしてどんな風に営業していくか考えていた頃だったんです。でもまだどんなメーカーがあるかも知らない。それで青い看板のお店で働くことにしたんです。コスプレ販売員をしたり、メーカーさんにインタビューしてブログを書いたりしていました。『カサブランカの蕾』はDOLCEの代表さんのライブをお手伝いさせていただいて、その時に色々お話をさせていただいた縁もあって、お仕事をいただけた感じですね。
──『カサブランカの蕾』の収録はいかがでしたか?
赤月:四條カナちゃんは元気なキャラだったので演じやすかったですね。自分に近いキャラだったので没入しやすかったというのもあります。でも初めてのメインキャラでセリフも2000ワードくらいあったので、事前にかなりシナリオを読み込みました。長かったですが自分の好きな物語だったので、シナリオを読むのも楽しかったですよ。そしてこの役を演じたことで、ユーザーさんに声優と認めてもらえました。今でも「カナちゃんが好き」って言っていただけますよ。DOLCEさんも熱いファンが多いブランドだったので、本当にありがたいお仕事でした。
──『カサブランカの蕾』発売の時って、まだ店舗で働いていたんですか?
赤月:はい。なのでお店のみんなに「このゲーム、私出てます!!」って言いました(笑)。そしたら「いっぱい宣伝しなきゃね」って。多くのスタッフさんに応援してもらって、頑張ってフロア展開しました。ポップにサインしたりして、「声優本人がお店に来ました!!」感を出したり。実は働いているんですけどね(笑)。「コスプレスタッフのおすすめ」みたいなコーナーを作って、自分が出演している作品もこっそり推していました(笑)。
▲秋葉原の青い看板のオタクショップで働きながら人脈作りをしていた赤月さん。チャンスを待つのではなく自分から積極的に動いて声優への足がかりを掴んでいった
2019年にアトリエピーチ所属で仕事急増
──この後2019年にアトリエピーチの所属になります。改めてどういう経緯で所属することになったのでしょう?
赤月:この時期でお店を辞めることになるんですよ。そうすると営業も難しくなる。そんな中で参加したM3でアトリエピーチの社長さんにお会いして、そこで「戻ってもいい?」って聞いたんです。
──それでOKが出たわけですか。
赤月:はい。一度辞めたのに、「おいで」って言ってくれたのは、本当にありがたいなあって感謝しています。ここからお仕事も増えましたし。
──フリーと事務所所属では変わりますか。
赤月:フリーだと事務作業をしなければいけないですよね。所属することで事務所にお任せできる部分が増えて、それだけこれまで以上に台本に集中できるというのはあると思います。
──そんな2019年以降だといかがでしょう。
赤月:2020年に発売された『朝起きたら美少女になってたボクにお願いがあるんだって? しょうがないにゃあ‥いいよ。』(娘。)。タイトル長いんですけど(笑)、萌えゲーアワード2020でエロス系作品賞をいただきました。この作品は初めての単独ヒロイン作品で、自分だけしか声が入らないプレッシャーがあったんです。私の声がダメで売れなかったらどうしようって。でも実際に収録に臨んだらキャラ作りもスムーズに進みましたし、萌えゲーアワードを受賞もできたということで私にとって自信になった1本です。
▲2020年、初めての単独ヒロインで見事、萌えゲーアワードを受賞!! 赤月さんにとって美少女ゲーム声優としての自信をくれた作品だ
大好きだったLoseにギリギリ乗車の思い出
──この時期だと他にはどういう作品になるでしょう。
赤月:2020年の『まいてつ Last Run!!』です。元々『ものべの』のファンで、curaさんの描くキャラが大好きだったんですよ。なのでLose作品に出られることになって本当に嬉しかったんです。コスプレをさせてもらって楽しかったし、なにより沢山の人に赤月ゆむを認識してもらうことができました。
──収録はいかがでしたか?
赤月:『まいてつ Last Run!!』の収録は初めてのスタジオだったので、最初はいつもとは違う緊張感がありました。現場のスタッフさんも細かく演技指導される方で、缶を投げるシーンが上手くできなくて何度も録りなおしたのは思い出深いです(笑)。色々と指導していただける方だったので、こちらも台本の読み方がそれまで以上に深くなったと思います。キャラへの解像度の高め方を学ぶことができましたね。
──Loseさん、最後の作品でしたね。
赤月:大好きなブランドなので悲しかったです。お店時代にもコスプレをさせていただいたりしたので思い出が沢山あります。『まいてつ Last Run!!』は、今思えば「間に合った!!」って感じでしたね。
▲惜しまれつつもブランド終了となったLose。Lose作品が好きだった赤月さんは、ブランド最後の作品『まいてつ Last Run!!』のニイロク役で出演することが出来た
出演作品で憧れの人と間接的に共演も
──2021年以降、出演数が一気に増加します。この時期はいかがでしょう。
赤月:まずは『ぱられるAKIBA学園』(panache)です。フリー時代に相談できる先輩がいなかったというお話をしたじゃないですか。この作品の収録後に先輩からDMが来て「すごくよくなったね」と言われたのが、ものすごく嬉しかったです。『まいてつ Last Run!!』でキャラへの解像度が高まったというお話をしましたけど、それが演技に反映されて他の方に感じてもらえていると思えたんです。自分の取り組みが変わったことが結果に繋がったことを嬉しく感じました。
──ちなみにDMをくれたのはどなただったんですか?
赤月:綾音まこさんです。わざわざDMをくれるなんて、本当に素敵な先輩だなって感動しました。
──結果が見えるというのは確かに嬉しいですね。
赤月:それと主題歌がずっと憧れていたAiRIさんなんですけど、EDの作詞と歌唱が私なんです。「やったぞ!!」って感じでしたね。
──AiRIさんとお話をされたりは?
赤月:いえいえ、収録は別々なので。実はお見かけしたことはあるんですが、まだお話したことはないんです。話しちゃダメだというか、恐れ多くて何を話していいかわからなくなると思う(笑)。
▲収録のたびに成長していく赤月さん。『ぱられるAKIBA学園』では、フリーの時にはなかった“先輩に褒められる”という経験に感動
個性的なクリエイターの作品でも活躍
──他には何かありますか?
赤月:『彼女は友達ですか? 恋人ですか? それともトメフレですか? Second』(DESSERT Soft)かなあ。十全先生の台本を初めて見た時「なんじゃこりゃあ!!」って感じでした(笑)。例えば普通のキスシーンって、「ん……ちゅっ……ふふふっ」みたいな感じじゃないですか? 十全先生のは「ぶっちゅ~~!!!」みたいな勢いがあるんです。日常シーンもテンションが高い印象で。十全先生作品には2019年発売の『仲良し姉妹ならキスも中出しもとーぜんだよねっ!』(SweetHEART)で初めて出演させていただいているんですけど、その時は難しくてうまく演じられなかったと思っているんです。でもそれからいろいろな経験を積んで、『彼女は友達ですか? 恋人ですか? それともトメフレですか? Second』では上手く演じられたんじゃないかなあと思っています(笑)。
──それはユーザーとしてもひと安心です(笑)。
赤月:ただ、今年『彼女は友達ですか? 恋人ですか? それともトメフレですか? W』が発売されましたよね。もしかすると、ななこの印象が変わって感じられたユーザーさんもいるかなって思っています。役者として成長しているので、ちょっと表現の仕方が変化しているんですよね。「赤月も成長しているな」って、その辺りも楽しんでいただけると嬉しいです。
▲常にベストを尽くす彼女は今も役者として成長中なので、同じキャラでも続編では少し変化してるかも? そんなところも楽しもう♪
キャラがブレないように徹底した準備
──さて、ここからは赤月さんについて伺っていきます。まずは収録の際、一番大切にしていることは何でしょう。
赤月:色々あるのですが、一番大事にしていることは「ユーザーさんのことを考える」ですね。みんなに愛されるキャラや可愛いと思ってもらえるキャラを演じたいと思っているので、ユーザーさんがどんなシーンで心を動かされるのか、どんなところでおち○ちんを握るのかは意識しますね。なので自分の中でヒロインの「可愛いポイント」を作って、そのセリフはぜったい外さないように収録に臨むようにしています。
──それは収録準備の段階でですか?
赤月:そうです。だから台本はけっこう読み込みますね。収録する朝にも読み返すようにしています。読む時もキャラの動きなども意識しながら読むようにしています。
──ゲーム台本には絵コンテとかラフ絵などはありませんよね。
赤月:そうですね。なので台本のセリフやト書きから、どんなシーンか想像して作っていくようにしています。他に気にするのはライターさんの意図。このシーン、このセリフでシナリオライターさんはなにをしたいのだろう?ってことを考えるようにしています。
──そうなると収録前のキャラ作りなどはいかがですか?
赤月:他の声優さんのお話を伺うとあまりキャラを固めないって人も多いんですが、私はけっこうキャラを作り込んでいきます。もちろん現場で確認をしてもらって違うところは修正していくのですが、私の場合けっこう作り込んだキャラでOKをいただけることが多いんです。もちろん複数パターン用意はしていきます。
▲このコーナーでお話を聞いた声優さんの多くはキャラをあまり固めず現場で調整する方が多かったが、赤月さんはかなり読み込んだ上で複数パターンを用意して収録に挑むタイプとのこと
書き込み多すぎて未だにアナログ台本
赤月:私の場合、台本にも凄く書き込みをするんですよ。多分他の人が見ても何を書いているか分からないくらい。それとは別に、キャラ作りに関してもA4の紙にびっしりメモを書いてスタジオに持っていきます。収録の時は最後までキャラクターがブレないように、それも確認しながら演技をしていますね。
──確かにメインヒロインだと2000ワードとかセリフがあるので、長い収録の中でキャラがブレないというのは大事ですよね。そんな赤月さんのやりやすいキャラ、難しいキャラを改めてお聞かせください。
赤月:やりやすいのはのほほん系、無邪気キャラ、メスガキ、ツンデレなんかはやりやすいかなって思います。難しいのは自分が持っていない要素のキャラ──セクシーなお姉さんキャラとかですね。
──苦手な役どころが来た場合はどう攻略していくのですか?
赤月:自分とキャラの共通点を探します。一つでも共通点が見つかれば、そこからキャラを紐解いていくことができますから。例えば「さばさば系人妻」だったら、「さばさばということは以前は元気系だった可能性が高いから、そこを糸口に」みたいな感じですね。あとは先輩の演技を聴いて研究ですね。
──台本は紙ですか?
赤月:私は書き込みが多いので紙じゃなくてはダメなんです。データ台本だと書き込める場所が少なくて。なので今は、ワード数の少ない台本はタブレット、多い台本は紙で持っていきます。でもメーカーさんも事務所もデータ台本の方がいいじゃないですか。なのでもうちょっと書き込みを減らしてタブレットで対応できるようにすることが、今後の目標です(笑)。
▲これまでの経験にないキャラでも共通点を見出し紐解き、研究するという赤月さん。しっかりキャラをつかめるように台本にはとにかく書き込む──ので紙の台本は手放せない
2025年からは歌手活動も積極的に
──今後のお仕事ですが、声優以外で歌手活動などを増やしたりはされないんですか?
赤月:実は事務所に所属してから声優活動に集中しようと考えて、歌手活動はゲーム主題歌などのオファー以外は止めていたんです。でも歌わないと歌唱力も落ちてしまうので、トレーニングを再開しました。2025年からは歌手活動も積極的にやっていきたいと思っています。ゲームの主題歌やキャラソンもやりたいですよね。
──それ以外に今後やってみたいお仕事はありますか?
赤月:実は究極の純愛ゲームに出演したいんですよ。最近『白線流し』を観て、90年代の青春ドラマにハマっていて。学生時代から大人になるまでを描いた大作純愛ゲームに出演したいんです。そうすればきっとキャラソンやルートED曲もあるので、ぜひ歌わせていただいて(笑)。そういう作品に出られるように頑張ります。
──そんな赤月さんですが、オフの日はどう過ごされていますか?
赤月:今はシーズンオフなんですが、友だちと野球場に行っています。今年は開幕戦も行きましたし、関西遠征もしました。球場に行けない時はテレビで見ていますね。
▲学生の頃からバンド活動を行い、ボーカルとギターを担当していたという赤月さん。しばらく声優業に集中していたが、来年からは歌手としての活躍にも注目だ!!
出演作品の感想はぜひSNSなどで
──仲良くされている声優さんなどはいらっしゃるのですか? もちろん野球関係なしに(笑)。
赤月:あまりいないんですよ。梅宮ここちゃんは同じ事務所なのでよくごはんに行きます。あとは風花ましろさん。デビューが早いのでちょっと先輩なイメージなので、アドバイスをもらったりしています。これから増やしたいので、このインタビューを読まれた野球ファンの声優さん、お声がけください(笑)。──よろしくお願いします。さて改めてになりますが、声優というお仕事の楽しさ、大変さをお聞かせください。
赤月:大変さ…いっぱいありますよね。周りはみんな上手いので劣等感を抱きますし、スタジオ収録でもプランをしっかり持っていかないとその演技が正しいのかどうか不安になるし、自分自身に自信が持てないと不安になるけど持ちすぎるとよくないし。メンタルのバランスを取るのが大変な仕事かなって思います。でも、そんな仕事だけどSNSなどで自分が演じたキャラや出演した作品を好きだと言ってもらえると、そんな不安がパーンって吹っ飛ぶほど嬉しいんです。そこにすごくやりを感じる素敵なお仕事かなって思います。
──新作が出るたびにエゴサしちゃいますか?
赤月:します。新作だけじゃなく、以前出た作品──『カサブランカの蕾』とかも検索しちゃいますし、感想を書いてくれている人がいるとめっちゃ嬉しいです。なのでプレイしたら、ぜひSNSなどで感想を書いていただけると励みになります。
▲『廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~』(エスクード)では烏野つばめを演じた赤月さんは、2025年1月発売予定の『廃村少女 外伝 ~嬌絡夢現~』でも引き続き出演🎵
収録の経験のたびに成長中!! 赤月さんのインタビュー全文はBugBug1月号で★
バンド活動をして、靴屋に就職して…そこから急転直下で声優を目指すという、変わった経歴を持つ赤月ゆむさんは、今まさに成長過程にある注目の若手声優だ。お仕事で関わった作品ごとに新しい経験を経ていく彼女──それがどんな経験かという部分は、なにせ全7ページに渡るボリュームのインタビューなのでここの記事ではだいぶ端折ってしまっている。ぜひ本誌で読んでほしい。
そしてSNSで彼女の出演作の感想を書いて応援しよう!!
▲BugBug1月号のアンケートに答えて、赤月さんの直筆サイン色紙プレゼントに応募すべし★
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