
様々な作品で魅力的なヒロインを熱演!! 名作リメイクでも引っ張りだこな白月かなめさんにインタビュー!!
美少女ゲームのヒロインに命を吹き込んでくれる声優のみなさんにスポットを当てて、お仕事のあれこれを伺っていく、BugBug本誌の人気コーナー「BugBug声優STATION」。BugBug2月号ではデビューから数々の人気作に出演を続けている白月かなめさんに7ページに渡って濃密インタビュー!! その内容の一部を特別に紹介★
▲すでに12年近いキャリアを持つベテランでもある白月かなめさん。BugBugの読者ハガキでリクエストも多かった彼女がついに登場だ
アニメ好きから目指した声優への道
大事な時間を過ごした専修学校の3年間
──白月さんはいつ18禁ゲームの存在を知ったのですか?
白月:結構深夜アニメになっていた時期もあったじゃないですか。私もアニメやゲームが大好きだったので、その流れで「そういうものがある」という事は知っていました。
──それでは声優のお仕事を意識されたのも、その流れでですか?
白月:アニメの映画を見に行くと、パンフレットに声優さんのインタビューも載っていますよね。それで声優という仕事がある事は知りました。目指したのは中学2年生の頃。『今日からマ王!』の特別番組をやっていて、そこで声優さんがアテレコをしたりトークをされたりで、本当に楽しそうだったんですね。それから声優を目指すようになりました。
──そこから声優の勉強などを始められたんですか?
白月:丁度その頃って進学や進路をどうするか考え始める時期じゃないですか。私は普通の高校に進学するより、早く声優の勉強を始めたかったんです。それで高等専修学校に進学して、その3年間で演技の勉強をしました。
▲モブキャラ役とは言え最初の仕事でとても緊張したという『OH! ステルス紳士 ~隠密ザーメン公開中出し学園~』(MBS TRUTH)
あの3年間があるから今が
あるって本当に思います
──専修学校というのは、珍しいキャリアかもしれませんね。
白月:そうですね。でも、あの3年間がなかったら今ここにいないですよ。きっと声優になる事を諦めていたと思います。支えてくれた方も沢山いましたし、あの3年間があるから今があるって本当に思います。
──専修学校卒業後はどうされたのですか?
白月:専門学校に進学を考えて受験もしたんですが、同じタイミングで専修学校主催のオーディションを受けて、声優事務所からお声掛けいただいたんですよ。それで1年だけ専門学校に通って、翌年から事務所に入りました。最初の1年は預かり所属という立場で事務所併設の養成所で勉強して、その後ジュニア所属になったんです。
──事務所には、18禁ゲーム出演もOKという事で所属されたんですか?
白月:はい。元々18禁のお仕事が多い事務所という事は聞いていたので、私もそのつもりで入りました。
──いわゆるHシーンの演技などを教わったりは…。
白月:それは専修学校はもちろん、専門学校でも事務所の養成所でもありませんでした。
──じゃあ独学だったんですね。
白月:そうなんですけど、その時はどこで美少女ゲームを売っているかも知らなかったんです。「たぶん秋葉原に売ってるんだろうな」ってくらいで(笑)。だからそっちの演技は何も知らない状況だったんです。
▲そのままデビューした年に『JKとエロ医師 ~清純美少女JKを言葉巧みにハメたい放題~』(ブルゲLIGHT)でメインヒロイン抜擢!!
デビュー年に出演したシリーズが代表作に
SNSからのファンの応援も嬉しい活力に
──それではここからは、これまでのキャリアで転機になったような作品をいくつか挙げてもらいたいと思います。ただ出演作が多いので、まずはデビューから2015年位まででいかがでしょう。
白月:デビューから3年くらいは印象に残っている作品が多いのですが、その中ではユニゾンシフト:ブロッサムさんの『時計仕掛けのレイライン』シリーズですね。ストーリーがしっかりしている作品で、台本を読んでいて「これめちゃめちゃ面白い!!」って感動したんです。実はシリーズ1本目の『時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-』には、ヒロインではなくアンリ・シェブロというアンティークドールの遺品の役で出演でした。それが2作品目の『時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-』でヒロインのアーデルハイト・リッター・フォン・ヴァインベルガーちゃん、通称“ハイジちゃん”役をいただいたのですが、よくしゃべるツンデレお嬢様なんですけど、難しい言葉が凄く多かったんですよね。普段言い慣れていない言葉ばかりの上に、ツンツン系お嬢様って初めてだったんですよ。「ゲームで演じるのって面白いなあ」って改めて感じる事ができました。
──このシリーズは、本当に人気が高いですよね。
白月:そうなんですよね。プレイヤーさんの評価の高い作品に参加できたという事で、自分にとっての自信にもなりました。それと「白月かなめ」の名前をネットなどで出してもらえるようになったのも、この作品くらいからだったんです。自分を広く知ってもらえたという意味でも転機になった作品ですね。
──シリーズ3作目の『時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-』にもアーデルハイド役で出演されていますよね。
白月:デビューしたばかりでシリーズ作品で同じキャラを演じさせていただけたというのも貴重な経験でした。しかもその後Switch版も出ているんですよね。こんなに展開する作品に出させてもらって、本当に感謝しかありません。
──その他、デビュー直後では何かありますか?
白月:HOOKSOFTさんの『PriministAr』も印象に残る1本です。枝那森千里ちゃんを演じさせていただいたんですが、大人しいんだけどちょっと一言で紹介できないキャラなんですね。でもユーザーさんに人気のあるキャラだったんですよ。SNSでも「千里ちゃんが好きです」って言ってもらえる事が多かったですし、しかもその後に千里ちゃんのミニファンディスクを作ってもらえたりもして、自分としても思い入れのあるキャラになりました。
▲CS機にも移植された人気シリーズのメインヒロイン抜擢。彼女の知名度を一気に上げる、多くのファンもつくきっかけとなった
キャリア中盤を彩ったensemble作品
同一ブランドやシリーズへの出演増加
──2016年から2019年くらいでも、同じようにお願いします。
白月:これは作品ではないんですが、2015年くらいから数年間ensembleさんの作品によく出させていただきました。しかもどの作品も可愛いヒロインで、特に女装主人公ものがとても刺激的で印象に残っているんです。
──最初にensemble作品でヒロインを担当したのが2013年発売の『桜舞う乙女のロンド』ですね。
白月:そうですそうです。もちろんこの作品も印象深いんですけど、その後毎年のようにensembleさんの作品に出させていただいて、しかも『時計仕掛けのレイライン』のようにシリーズの同じキャラというわけじゃないので、前の演技が良かったって思ってもらえたのかなって。自分の演技が認めてもらえたようで嬉しかったですね。
──ファンディスクを含めると2013年から2017年まで、必ず1本は出演作があるんですね。
白月:そうなんです。しかもensembleさんは前に演じたキャラが新作にカメオ出演したりもあるので、余計に印象に残っているというのあるのかもしれません。
──白月さん、ensemble作品で女装主人公ってやった事はないんですね。
白月:そうですね。こればかりは「やりたい!!」って言ってやれるものではないと思いますけど、やれるものならやりたいです。ちなみにensembleさんではないですが、チュアブルソフトさんの『ノブレスオブルージュ』では女装主人公を担当していますので、ぜひ(笑)。
──それにしてもこの時期も沢山の作品に出演されていますね。
白月:ホントですよね。この時期はもう一つ印象に残っている作品があって、それが『誰も知らない天体への涙』(ANAGRAM)なんです。これもシリーズで継続してやらせていただいているんですが、「誰も知らない天体へのラジオ」というラジオもやらせていただいているんですね。諸事情で止まってしまっていたゲームなんですが、この度NEKO WORKsさんからシリーズ再開の告知が出ましてラジオも続いているので、是非聞いていただければと思います。
▲ensambleでは多数の作品で多数のヒロインを担当。こうして一覧にしてみると、ほんとに多いね!!
今後の転機になりそうな『同級生リメイク』
嬉しい言葉と一緒のキャスティングも体験
──楽しみにしています。それでは2020年以降ですが…。
白月:この時期はコロナ禍の影響で、スタジオ収録の形も変わりました。メーカーさんの立ち合いがリモートになったり。OVAの現場もゲームと同じく一人ずつの収録で、他の声優さんとの接触も基本なし。スタジオ入りの時間も声優さん同士が接触しないようにとかスタジオの消毒作業があったりとかで、「収録5分前くらいに入ってください」って言われたり。皆さん、大変だったろうなって思いました。私もそれまでよりは家にいる時間が長くなっていました。
──そんな時期に印象に残っている作品はなんでしょう?
白月:やっぱりまずは2021年の『同級生リメイク』(FANZA GAMES)ですね。お話をいただいた時は、本当にびっくりしちゃって。デビュー前は美少女ゲームに触れてこなかった私でもタイトルを知っているレジェンド級のゲームですから。そんな作品で声をかけていただいた事が嬉しくて「頑張らなきゃ!!」って気合いを入れました(笑)。
──実際に収録に臨んではいかがですか?
白月:やっぱりプレッシャーはありました。有名な作品でファンの方も沢山いて、だからこそのリメイクだと思っていましたから。そんな作品で自分がどこまでできるかって不安もあったんですけど、収録のスタッフさんやメーカーの担当者さんがこれまで一緒にお仕事をした方たちだったので、「自分もいつも通り演じればいいんだ」って思ってブースに入る事ができました。
▲『同級生リメイク』には14人もヒロインが登場。白月さんの知っている方も多数参加していたということで、プレッシャーに負けない心強さになったとのこと
「ひさぎはシナリオを書いている時から白月さんに
頼もうと思っていた」と言っていただけて
──それ以外ですと、いかがでしょう?
白月:あざらしそふとさんの『友だちから恋びとへ』ですね。天草ひさぎちゃんという可愛い女の子をやらせていただきました。この作品はヒロインが二人しかいないので、主人公との関係をじっくり描いてくれているんです。それで私もひさぎちゃんの事を大好きになっちゃって、演じていて凄く楽しかったんです。感情を表に出す女の子だったので、全開で可愛い演技をさせていただきました。シナリオライターの保桜さんが収録に立ち会われていたんですが、「好きにやっていいですよ」って言っていただけて、本当に楽しかったです。それと休憩中にキャスティングのお話になって、「ひさぎの声はシナリオを書いている時から白月さんに頼もうと思っていた」と言っていただけたんです。その時は原画のぼに~さんもいらっしゃったんですけど、「自分もひさぎの声は白月さんっぽいなと思っていた」と言って下さって、本当に嬉しかったですね。「自分の声を思ってゲームを作って下さっている人がいるんだ」って。
──『友だちから恋びとへ』のひさぎは、新人声優という設定ですよね。
白月:そうなんですよ!! ゲームの中で「ゲームセンターで主人公とゲームをしながら、そのキャラにアテレコする」というシーンがあるんですが、これが「ひさぎちゃんの声を演じなければいけないんだけど、ひさぎちゃんがキャラを演じているように聞こえなければいけない」というなかなか難しいシチュエーションで(笑)。やっていて凄く面白かったです。
▲「新人声優が声優として演じる場面」を演じる…というトリッキーな場面もあった『友だちから恋びとへ』
大人気作のリメイクでメインヒロイン担当
調教ゲームならではの演技にも挑戦!!
──そんな白月さんですが、2024年に発売される『夜勤病棟リメイク』(FG REMAKE)に七瀬恋役で出演されます。
白月:これもお仕事をいただいた時にびっくりでした。それこそ『同級生リメイク』の後にお話をいただいたので、「え? またやらせてもらっていいの?」って。しかも恋ちゃんですよ。台本を読んだ時、「恋ちゃん、めちゃめちゃかわいい!!」って思いました(笑)。こんな有名作品の、こんな可愛い女の子の声を担当するんだって、やっぱりプレッシャーも感じました。
──実際に収録の時はどんな感じでしたか?
白月:スムーズに進みましたね。私が考えた恋ちゃんでOKをいただけて。ただ、『夜勤病棟リメイク』って調教に段階があって、最初の頃は凄く嫌がるんですけど、だんだん調教が進んでいくうちに「体は堕ちているけど、心は堕ちていない」から「心も体も比良坂先生にものになってる」まで段階があるんです。その変化をしっかりつけてほしいと言われて、そこは苦戦しました。
──実はBugBug1月号で『夜勤病棟リメイク』の翔Pにインタビューをしているんですけど、キャスティングのポイントに「Hシーンの演技が上手い方」と言われていたんです。それがまさに調教の段階を演じ分けなくてはいけないからなんでしょうね。
白月:え? という事は私、Hシーンに定評があると思われたんでしょうか。それって嬉しいですね。
▲今もっとも旬な話題作!! BugBugとしても当然『夜勤病棟リメイク』には注目しているぞ
ブースにくまさんのぬいぐるみを
持ち込むようにしているんですよ
──ここからは白月さんのお仕事や普段の事をお聞きします。まずはお仕事で、収録の際のルーティーンなどはありますか?
白月:首の体操、表情筋をほぐして入ります。そうする事で滑舌も変わってきますし、演技にも影響があるかなあと思っています。声が固くなるように感じるんですよね。
──その他、収録に向かう時に気をつけている事などはいかがでしょう。
白月:着ていく服ですね。ちょっとの動きでも衣擦れの音が出ちゃうような服は着ていけませんから。なので収録に着ていけそうな服を買う時は、まずハンガーに掛けて振ってみます(笑)。
──お店の人はびっくりしちゃうでしょうね(笑)。でもそこまで気をつけているんですね。
白月:結構大事なポイントなんです。それと最近ブースにマスコットサイズのくまさんのぬいぐるみを持ち込むようにしているんですよ。
──それは何か理由があるのですか?
白月:疲れた時の癒しになるようにですね(笑)。ブースの中での収録って、自分との戦いでもあってやっぱり緊張しているんです。ブースから出ればスタッフさんもいるのでリラックスできるんですけど。なのでブース内で少しでも癒されるように、雑貨屋さんで一目惚れしたくまさんを持ち込んで、視界の端に入るような場所に置いています。
▲2022年以降だけでもかなりの作品で活躍。キミの好きなヒロインもいるかな?
他にも彼女のデビュー時の話やプライベートな話など面白い話がいっぱい!!
ここに掲載した他にも、テーマパークが大好きでオフの日は一人でUSJのために大阪に行ってしまうエピソードなど、面白い話をいろいろ聞くことが出来たぞ。ぜひBugBug2月号を読んで白月かなめさんをもっと好きになってみよう!! 彼女がメインヒロインを務める2月22日発売予定の『夜勤病棟リメイク』も要チェック★
▲紙の本誌を購入したなら添付のアンケートハガキで直筆サイン色紙へのプレゼントに応募してみよう!!
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