時にコミカルに、時にシリアスに悪漢主人公と美少女悪魔・メフィストが暗躍する…!! 美少女ゲームブランド・ういんどみるの大ヒット作がNintendo Switchから発売
本作は、美少女ゲームブランド・ういんどみるが2013年に発表した同名作品をNintendo Switchに移植したゲーム。記憶を失った主人公・明智久司朗が、何者かに襲われたところを助けてくれた美少女悪魔・メフィストと共に、記憶喪失の理由と襲わた理由を探っていくストーリーだ。2023年4月に同社がリリースした『Hyper→Highspeed→Genius(ハイパー ハイスピード ジーニアス)』の第2弾作品で主人公は同じ明智久司朗だが、第1弾をプレイしたことがなくても楽しめる作品だ。恋愛AVGなので、魅力的なヒロインがたくさん登場する点も見どころだぞ。
▲美少女ゲームからの移植作。前作『Hyper→Highspeed→Genius』も大ヒットした作品だ
STORY
目覚めると記憶喪失だった。そこに現れ、彼を「兄さん」と慕う少女・明智光理から、彼の名が「明智久司朗」であると教えられた彼は、光理と共に「聖女」を育成するためのジーニアス機関「公立葉月学園」に通い、そこで3人の少女と出会う。この出会いに予感めいたものを彼は感じるが、一方で「零月」を名乗る襲撃者に命を狙われる事件が発生。絶体絶命の危機に陥った彼は「高速思考」に目覚めると共に、光理と同じ外見を持った処女・メフィストと出会った。
▲久司朗の、特殊能力に見える技術「高速思考」は前作でも大活躍。本作でも、物語を盛り上げるだけでなくゲーム性も高めてくれる
「さて、久司朗。どうやってこの世界を、聖女を、手に入れるんだい?」
“前の世界”で久司朗の相棒だったと名乗る悪魔
メフィスト
CV:澤田なつ
気まぐれでちょっと偉そうで意地悪っぽい上に、ことあるごとに久司朗を誘惑しようとする小悪魔気質の少女。久司朗とは“前の世界”で相棒だったと名乗り、この世界を壊す手伝いを持ちかける。基本的に久司朗には従うものの、何か別の目的を持っているようにも見える。
▲露出度高めのコスチュームだから目のやり場に困るね
「兄さん、たまにそうやって悪い顔しますよね。ふふっ」
記憶を失った兄・久司朗に戸惑う丁寧な妹
明智 光理
(あけち ひかり)
CV:澤田なつ
ある日突然記憶を失った兄・久司朗を心配しながら、なんとか記憶を取り戻して貰おうと健気に接する女の子。公立葉月学園に通うものの、能力(ギフト)には目覚めていない。ただしジーニアス計測値はかなり高いものを持っており、目覚めた瞬間に何か危険なことが起きるのではないかと危ぶまれている。
▲健気すぎて、お世話されると背中がムズムズしてきそう
「青春とかっ、あと、買い食いとかっ、え、えっちな本の読み回しとか、そういう当たり前の学園生活がしたい、かな……?」
最も聖女に近い「聖女候補」として育てられた少女
奇稲田 撫子
(くしなだ なでしこ)
CV:桐谷華
生まれたときから高いジーニアス計測値を有していたため、ずっと都立弥生学園で最も聖女に近い者「聖女候補」として育てられた天然箱入りお嬢様。人づきあいが苦手で、一生懸命に話をするが、余計なことも話してしまっては自爆する。聖女になれば孤独になることを知っているので、最後の学園生活を精一杯生きようとしている。
▲一生懸命な姿がとってもかわいい聖女候補の女の子だ
「なんだか久司朗さんとは初めて会った気がしませんねっ、ふふっ。こういうナンパはお嫌いですか?」
代々「聖女」を守る騎士の家系に生まれた少女
フィアナ・アストレイア
CV:みる
軍立エイプリル学園の聖女騎士団次期団長でもある騎士の家系の少女。見た目は清楚で大人しい美少女だが、口を開くと元気で明るく楽しい、身近な雰囲気を持っている。聖女を守ることを一番に考えているものの、楽しいことを第一に考えている節がある。ジーニアス計測値も高く、聖女としても遜色ない力を持っている。
▲騎士と言うより、プリンセスのような可愛らしさがチャーミング♪
「能力は気持ちの変化で進化したり退化したりするわ。つまり恋心を持てば能力は変化するということ」
魔道を研究する国立キサラギ魔道学園で天才と呼ばれた少女
サリー・霧宮
(さりー・きりみや)
CV:Nonoka
世界で唯一、三つの能力(ギフト)を持つ少女。落ち着いた物言いと大人しい態度、無表情ながら寡黙ということはなく、とことん研究熱心で、現在の研究材料はもっぱら「久司朗」。ジーニアス計測値も能力も高いものを持っているが、撫子やフィアナ、光理の方がジーニアス計測値は高い。
▲研究に没頭する姿には、他の聖女候補にはない魅力が宿っている
「すみませんが、私は友達というものが出来たことがありません。なので、まず友達というのは何をすればよろしいのでしょうか。とりあえず脱げばよろしいのでしょうか」
撫子の護衛として共に育てられた少女
西九条 綾媛
(にしくじょう あやひめ)
CV:小倉結衣
聖女候補の撫子の護衛として、幼いころから共に育てられてきた寡黙な武人タイプの少女。自分のことにはまったく無頓着なので、着る服は撫子がコーディネイトしている。そのせいか、妙に女の子っぽい格好になっている。
「久司朗さんは殺してもつまらない方のようだわ。殺してみてもいいのだけど、初めての人にはちょっと……」
フィアナの妹にして「罪人」の少女
エルアリア・アストレイア
CV:木村あやか
聖女を守る騎士の家系に生まれながら、幼いころに犯した罪により今まで「封印」されていた、フィアナの妹にして「罪人」の少女。いつもは穏やかでふわふわした印象を与えるが、生まれたときから「ジーニアスの殺害」という衝動を抱いていて、内心では殺人願望を強く持っている。わざと姉を半殺しにしたため、学園の奥深くに封印されていた。
「あんたはいつも手伝いってくれてたから……こう……あ、あたしに出来るご褒美なら、してあげてもいいわよ……?」
ジーニアスの名門・ランカスター伯爵家の令嬢
オフィーリア・ランカスター
CV:佐藤しずく
名門の出でジーニアス計測値も高いが、天才であるサリーには勝てず彼女をライバル視する少女。元気、強気、勝気を併せ持つ行動力あふれる子で、サリーを出し抜こうと常に考えているが、空回りして失敗ばかり。
「世界破壊者は聖女を狂わせる存在。貴方には滅びていただきます」
突然現れ久司朗の命を狙う謎の人物
零月
(れいげつ)
CV:???
煌めく銀色の髪と、口の見える仮面が強く印象に残る謎の襲撃者。久司朗を「世界破壊者」と認識しており、彼の失われた記憶にも詳しいそぶりを見せる。
「僕が──いや、俺が、世界を滅ぼした……?」
ある日突然記憶を失っていた主人公
明智 久司朗
(あけち きゅうしろう)
CV:魁皇楽
ある日突然、記憶喪失になった青年。穏やかで他人に優しく、困っている人は放っておけないため厄介ごとを抱えてしまうお人好し──そう説明されたものの、実際の自分はそんな性格ではないことに戸惑いを覚える。能力を有してはいないが、それに匹敵する「高速思考(ハイパーハイスピード)」という技術を有している。
CHECK
本作『HHG 女神の終焉』は単独で完結している物語なので、前作『Hyper→Highspeed→Genius』をプレイしていなくても楽しめることは間違いない。とはいえ主人公やメインヒロインのビジュアルや能力(ギフト)といった設定は共通しているで、もし本作をプレイして楽しいいと思ったら、ぜひ第1作も遊んでみてほしい。そういう人におススメな、2作品がセットになった「ダブルパック」も発売されているぞ。
▲『Hyper→Highspeed→Genius』と『HHG 女神の終焉』がセットになったダブルパックも好評発売中!!
失われた記憶を取り戻し、特殊能力「高速思考」を携え、悪魔メフィストと共に叛逆の戦いに挑む!! 恋と戦いと終焉に向けて動き出した悪漢主人公から目を離すな!!
Nintendo Switch『HHG 女神の終焉』PV
HHG 女神の終焉
アレス
発売中(2023年10月26日発売)
AVG、パッケージ/ DL、Nintendo Switch
パッケージ版:7,480円(税込)、初回限定版:12,980円(税込)
ダブルパック:11,800円(税込)、DL版:6,800円(税込)
ボイス:あり、アニメ:なし
原画:ミヤスリサ、桜沢いずみ、ななせめるち
シナリオ:サイトウケンジ、三日堂、深山ユーキ
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