負けヒロインに蛇神にロボットまで!? 幅広い演技力で活躍する和央きりかさんにインタビュー!!
美少女ゲームで活躍する声優さんたちのキャリアや素顔を掘り下げていくBugBug本誌の人気コーナー「BugBug声優STATION」、10月号では和央きりかさんが登場!!
幅広い演技で数多くのメインヒロインを演じるほか、自由に演じられる楽しさを感じるサブキャラが大好きということでメイン以外でも様々な作品に出演しているという和央さんに、カラー見開き4ページにびっしりとお話を伺ったぞ。ここでは特別にその一部を紹介しよう!!
▲メインヒロインにサブキャラ、可愛いタイプからボーイッシュそして人外キャラまで幅広い仕事でキャリアを積んできた和央きりかさんにお話を伺ったぞ
声を使った仕事でみんなを楽しませたい
声優を目指すきっかけとなった強い想い
──実は『BugBug美少女STATION』でお話を伺った声優さんに「仲のいい声優さんは?」と伺うと、和央きりかさんの名前が良く上がるんです。最近でも奏雨さん、葵時緒さん、風鈴みすずさんなどがお名前を出されています。
和央:あー。交流関係が広いというより、仲良くなった人と深く交流するって感じなんですよ。この3人は特に仲がいいんですが、みんなで一緒にではなくそれぞれと遊んでいる感じですね。
──声優のお仕事についてもお話しされたりするんですか?
和央:いえ、お仕事の話はしなくて、みんなご飯についてですね(笑)。葵さんとは一緒に話題のパフェを食べに行ったり、風鈴さんは家が近いのでたこ焼きパーティーをしたり、一緒にお出かけしてVlog録ったりしました。
──楽しそうで何よりです(笑)。そんな和央さんですが、声優という仕事を意識されたのはいつくらいでしたか?
和央:小学生の頃ですね。教科書の朗読を褒められたのがきっかけの一つ。もう一つは、体育館やグラウンドなどで遠くにいる人の動きに合わせてセリフをあてる遊びをやっていて、それを友達が喜んでくれたことです。
──それで「声優になろう!!」と?
和央:そうですね。「私、声優になる!!」って言ってました。最初は声を使った仕事を考えていたんですが、アナウンサーは難しそうだから声優かな…って、当時は何も分かっていませんでした(笑)。
──専門的に声優の勉強を始めたのはいつくらいですか?
和央:高校を卒業してからです。専門学校に進みました。進んだのは声優学科ですけど、先生は舞台の方が多かったですね。もちろん同じ演技なので、舞台のことも勉強にはなりました。それに私の若い頃って、「舞台を経験していない声優は一人前じゃない」って考えのベテランの方も多かったんですよ。そこで「やってましたよ」って言えたり(笑)。
▲シナリオ系作品のシリアスな役柄から明るく楽しいエロヒロインまで演技の幅が広い和央さんは様々な作品で活躍中!!
デビュー作は初めて尽くしの乙女ゲーム主人公
その後数年は沢山のサブキャラで腕を磨いて
──その後の活動といえば美少女ゲームのお仕事もその一つだと思いますが、最初の18禁作品は『女王蜂の王房』(PURE WOOL)。こちらは女性向けのゲームなんですね。
和央:はい、乙女ゲームですね。オーディションでいただいた仕事だったんですが、乙女ゲームどころかゲームの仕事が初めて、18禁も初めて。そしてこれだけハードな作品も初めてでした。
──確かに乙女ゲームとはいえ、エッチシーンはもちろんそれ以外にもかなりハードなシーンがありますよね。
和央:すごいですよ。台本の3ページ目で死んでますから。「え? 私ヒロインじゃないの?」って思いましたもん(笑)。ヒロイン二人なんですが、それぞれ別ゲームだったんですけどね。
──確かに「めのう編」「輝夜編」とあって、和央さんは「輝夜編」の主人公ヒロインですね。
和央:とにかく台本の量が多かったんです。主人公で、しかも2本分ですから。収録はめちゃくちゃ大変でした。
──エッチシーンも初めてということですが、こちらはいかがでしたか?
和央:大変ではありましたけど、もっとひどいことをされたシーンの方が印象に残っているんです。「無理やりエッチされて痛い」というより「引き裂かれる」とか「刺される」、「首を絞められる」というシーンの演技が大変でした。そっちに気を取られて、エッチシーンに関してはそこまで考えていなかったかもしれません。「内臓を引き出される」とか「首を絞められながらしゃべる」とか、「それはどんな状況じゃ?」って感じですよね(笑)。
──それから少し時間が空いていますね。
和央:実はこの時期に事務所を辞めているんです。そこから本格的に美少女ゲームのお仕事を始めることになりますね。2017年くらいからでしょうか。この頃はサブキャラをかなりしっかりやらせていただけました。「和央きりか、サブキャラでどこにでもいるな」状態でしたね(笑)。
──これだけサブキャラで出演したのは、ご自身にとっても大きかったのではないですか?
和央:サブキャラ、だーいすき!!(笑) 王道のメインヒロインって私としても柄じゃないって想いもありますし、サブキャラの方が自由に演じられる楽しさというのを感じています。メーカーさんもメインヒロインほど設定を固めていないことが多いので、私の解釈でキャラを作れる部分も多いんですよ。そういうところが好きですね。
▲デビュー作でいきなりバイオレンスかつ多種多様な死に様を演じることになった和央さん。Hシーンよりそっちが印象的で大変な収録だったとか
デビューから今まで続くオンラインゲーム
パッケージでは様々なジャンルの作品を経験
──そんな和央きりかさんですが、これまでのキャリアを振り返って、転機になった作品、印象深い作品を教えてください。
和央:いきなりオンラインゲームなんですけど、『あいりすミスティリア!R ~少女のつむぐ夢の秘跡~』(オーガスト)。ルージェニア・ハディク・ド・パルヴィンは、王道プリンセスなキャラなんです。なので最初にいただいた時は、「えー? なんで私?」みたいな気持ちになりましたが、それからずっと演じさせていただいています。
──『あいりすミスティリア!R』は2017年サービスインですから、和央さんが美少女ゲームの仕事を始めた直後から始まっているんですね。
和央:そうなんです。長く続いている中でルージェニアも成長しています。最初は明るい平和大好きな、いかにもなお姫様だったんですけど、ストーリーが進むにつれて立ち位置が変わっていくルートもあるんです。そういうキャラの成長も演じていて感じられるので、感慨深いものはありますね。
──まさにこれまでの和央さんと一緒に歩んできたキャラってところでしょうか。他の作品ではいかがでしょう。
和央:パッケージだと『レイルロアの略奪者』(3rdEye)。この作品が初めてオーディションでメインヒロインをいただいた作品です。「ミリアリスというキャラを演じたい!!」と強く思ってオーディションテープを送ったので、この役に決まった時は本当に嬉しかったですね。
──まさに念願かなったというところですね。
和央:ところがミリアリスが、作中でラップを歌うというシーンがあるんですよ。それは「聞いてない!!」って思いました(笑)。歌の中でラップが一番苦手なんですよ。だから恥ずかしくて今でも聞けてないです。
▲8年も続いている人気オンラインゲーム『あいりすミスティリア!R ~少女のつむぐ夢の秘跡~』(オーガスト)のルージェニアは、彼女のキャリアの中でも代表的なキャラクターだ
『恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女』は
わおっちのまんま、等身大の私で臨めた作品です
和央:あとは『恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女』(Waffle)。わおっちのまんま、等身大の私で臨めた作品ですね。小説みたいな、リアルさを感じる物語でした。
──この作品で和央さんが演じている相川星良は公式HPの情報では「恋愛強者」のように見えますが、実際にプレイすると逆の印象がありました。
和央:そうなんですよ!! 星良は最初から負けてるヒロインなんです。主人公は端から幼なじみが好きなのがバレバレじゃないですか。星良は学校でステータスになるから付き合ったようなもんで、はっきり言ってクズ主人公ですよ(笑)。
──言われてみればクズ主人公ですね。男として耳が痛い(笑)。
和央:でも面白かったですよ。「こんなことするヤツ、いるんだ」「こんな主人公、好きになるかなあ」とか。やっぱりどんな作品でも面白さを感じないと、収録が辛くなっちゃうじゃないですか。だからクズ主人公とはいえ楽しい作品だったので、それはそれで面白かったです。
──なるほど、収録の楽しさというのも大事なんですね。
和央:それから『同級生2リメイク』(FG REMAKE)。この作品では舞島可憐を担当させていただいたんですが、前に大御所声優さんが担当されていたということで、最初は緊張しました。
──和央さんは『同級生2』をプレイしたことは?
和央:もちろんありません(笑)。でも、さすがの私でも『同級生』という大ヒットゲームがあったことは知っていました。それで役をいただいた後に調べてみて、色々分かって「うわーっ」って感じになって(笑)。OVAなどで二人の声優さんが可憐役を担当されていて、ディレクターさんは「気にせず演じてください」って言ってくれたんですけど、「気にするわ!!」って(笑)。でもあまり意識せず、寄せすぎないように私の中の可憐ちゃんとして演じさせていただけたかと思います。
▲伝説的作品が原作である『同級生2リメイク』に抜擢!! プレッシャーもハンバない!?
セリフの感情はキャラの似顔絵をメモしてチェック
収録時には担当キャラの立ち絵の用意を忘れずに
──改めて沢山の作品に出演されている和央さんですが、収録時に一番大切にされていることってどういうことでしょう。
和央:うーん…健康ですね。コンディション良く収録に臨むことです。例えば今日収録して、その続きが3日後にあるとして、その間に風邪をひいちゃったら皆さんに迷惑をかけてしまいますよね。だから健康には気を付けています。特に歳を重ねて、より注意するようになりました。収録が近づいたらお酒を飲まないとか、収録前日は早く寝るとか。
──収録へ臨む際に必ずやることなどはありますか?
和央:収録前は体を温める。特に冬は体が冷えてしまって声が出なくなっちゃうので、首に掛けられる使い捨てカイロは常備していきます。あとは朝のシャワーですね。肩甲骨辺りにお湯を当てて体を温めます。そうしないと声が出ないんです。
──台本チェックで何か特別のことはされていますか?
和央:難しいセリフには、そのセリフに合ったキャラの似顔絵を書いて置きます。収録している時は台本のト書きを改めて確認する時間もあまりないので、似顔絵でその時のキャラの感情を確認するようにしているんです。
──そうなると台本は紙台本の方がいいですか?
和央:そうなんですけど、スタジオでベテランプロデューサーさんに「俺だってタブレットなのに、お前化石じゃーん」って言われたので、私もタブレット台本にしました(笑)。
──それは酷い言われようだ(笑)。となると台本チェックで大切にしているのは、そのセリフの時のキャラの感情ですか?
和央:そうですね。シーンや他のキャラとの会話の中でどんな感情なのかを意識しながら演じています。そもそも私はキャラの立ち絵を見てキャラの声をイメージするタイプなんです。なのでセリフの時は、「ここでこのキャラはどんな表情をしているのかな」って考えて演じていますね。だから収録の際は、手元にキャラの立ち絵を常に置いてあります。「このキャラがこのセリフをしゃべっている」っていうのを意識して演じていますね。
▲「ヒロインのエゴちゃんの気持ちになれて、きれいな物語が私の心に届く作品でした」と語る『キスからはじめるエゴイズム』(皐月)。主人公との交流で自我を得ていくロボットという難しい役柄にて、キャラのその時々の感情に寄り添う和央さんの演技が光る
YouTubeは色々な方と交流の場としても助かってます
──収録の際に必ずブースに持ち込むアイテムなどはありますか?
和央:紙台本の時は卓上用の台本立てを持っていきました。でもこれは紙台本の時は声優さん必須アイテムだったんじゃないかな。タブレットになって使わなくなりましたけど。あとはリップクリーム。唇が渇くような気がして。でも粘り気のあるものだとリップノイズが出てしまうので、サラッと系ですね。リップクリーム大好きなんです。他はお守り用の喉ケア用品くらいかなあ。今は他の声優さんから勧められた龍角散パウダーを愛用していますね。
──おお、懐かしい。のど飴より、パウダーの方がいいですか?
和央:私、食いしん坊なのでカロリーを飴で摂りたくないんです(笑)。以前はいちごミルクのドリンクを持ち込んでいたんですが、パッケージに500kcalって書かれているのを見てやめて、今はプロテインにしています。収録は長時間になることも多くて、疲れちゃうんですよね。そうなると甘いものが欲しくなるんです。後は水くらいですね。
──いろんな作品に出演されている和央さんですが、今後やってみたいお仕事などはありますか?
和央:ASMR作品はあまり経験がないので、音声作品もしっかりやってみたいですね。でもASMRって特殊な技術だと思うんです。例えば普段と同じように収録すると、うるさくなっちゃうんですよね。耳障りなく、聴く人に「気持ち良いなあ」と思ってもらうにはどうしたらいいか研究中なので、それを会得したいと思っているんです。
──キャラソンなどはいかがですか?
和央:やりたいですね。今ボイトレに通っているので、今後は機会があればいいと思います。
──YouTubeチャンネルも持たれていますよね。
和央:そうですね。ファンの方との交流を出来たらいいなぁくらいの感じでスタートしたのですが、なんと親友が出来ました!!(笑) 役者同士で中々現場でお話し出来ないので、色々な方と交流の場としても助かってます。
▲すかっと気持ちいいエロ作品でも大活躍♥ さらに今後も新しいスキルを習得していきたいと和央さんは語る
プライベートタイムはご飯会でリフレッシュ
“誰かが喜んでくれる”が全てのモチベーション
──プライベートでは、オフの時間などはどう過ごされいることが多いですか?
和央:ご飯を作る、ご飯を食べる。食事会をする。パーティーをする。寝ても覚めてもご飯のことを考えています。今度(風鈴)みすずちゃんと(月野)きいろちゃんと(要)しおりちゃんと餃子&ワッフルパーティをしますよ(笑)。ご飯を作るのが好きなんですけど、それよりこういう会をやって、美味しいものを食べて、みんなが楽しんでくれているのが好きなんですよね。奏雨ちゃんはビールが好きなので、ビールに合うお料理を作ったり。誰かに喜んでもらうことが嬉しいんですよ。
──そういう意味でも、声優というお仕事は天職なんですね。
和央:そうですね。みんなに楽しんでほしくて声優をやっているという面もあると思いますから。
──そんな和央さんですが、声優を続けてきた中で、楽しい事、大変なこともあると思います。そのあたりはいかがでしょう?
和央:両方とも続けることじゃないですかね。続けること自体が難しいですよね。私の場合は運がいいということもあると思うんですけど、諦めてしまった人もいますし。楽しいことは自分が経験したことがないこと、体験しえないことをキャラを通して経験できることですね。仮想空間で様々なキャラになって色々経験出来ることが、一番の楽しさだと思います。それを見て誰かが喜んでくれることは嬉しいことですし、モチベーションになりますね。なので声が続く限り声優を頑張っていこうと思っています。
──それでは最後にBugBug読者へメッセージをお願いします。
和央:皆さんのおかげもあって、このインタビューに呼んでいただきました。ありがとうございます。メインでもサブキャラでも、「和央きりか、ここにいる」って思ってもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします。
▲人気シリーズ第2弾では新キャラが2人登場!! 和央さんが演じるのは金にがめついドラゴン娘・レモンギルだ
幅広い作品に出演しているだけにエピソードも幅広い!? 全文はBugBug10月号に掲載!!
誰かが喜んでくれることをモチベーションに、積極的に声優活動を続けていく和央きりかさん。彼女が気になった人はぜひ彼女の出演作をプレイしてみよう。
他にもこれまで出演した様々な作品…ドラマチックだったりエロエロだったりTVアニメに18禁要素が追加されたものだったり!? そんな様々な作品に出演している彼女ならではのエピソードが多数語られている貴重なインタビュー、BugBug10月号でぜひ全文を読んでみてね♪
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