若きクリエーターの苦悩と恋模様を綴った爽やかな学園青春ストーリー
趣味で小説やイラストなどを書いている…あるいは書いていたって人は結構いるのではないでしょうか。新ブランド・Aino+Linksのデビュー作となる本作は、クリエーターを育成する学園が舞台の青春ストーリー。もちろん主人公もヒロインも小説家やイラストレーターの卵だったりします。そして創作する者だからこそ抱える悩みや苦しみを乗り越え、友情と恋心を育んでいくワケです。では体験版で彼らの青春の一コマを見てみるとしましょう!!
▲幼なじみであり初恋の相手でもある逢桜(あいさ)。学生ながら数々の賞を取り、既に有名な恋愛小説家として活動中
▲主人公が大ファンの若手人気声優・桐葉(きりは)。常に笑顔で明るく人当たりも良いが、腹黒なところもあったりする
▲コミュ障で人見知りな従妹・ゆめみ。新進気鋭のイラストレーターとして活躍しているが、基本的にだらしないダメ人間
▲ミステリアスな雰囲気の先輩・エレナ。感情表現が乏しく何を考えているかわからないが、たまに鋭い発言をしたりも?
親友でライバルな幼なじみと運命の再会!! 互いに前へ進むため初恋に決着を?
物語の序盤は主に各ヒロインとの出会いと、幼なじみである逢桜との関係が中心。頻繁に回想が入って競い合ったり助けたり…といった感じに、主人公と逢桜がどんな子供時代を過ごしていたかが描かれています。こういうのって普通は個別ルートで語られると思いますが、最初に持ってくるとは思い切った構成ですね!! そして最後は互いに初恋に決着を付け、スタッフロールが流れ…いやストーリーはこの後も続くのですが、予想外の展開で驚かされました。
▲子供のころに離れ離れになった主人公と逢桜。親友でありライバルであり、そして…?
▲時は流れ進学のため上京した主人公は、逢桜と運命的な再会を果たすのだった
▲憧れの声優である桐葉が同じ学園に通っていると知り感激する主人公。逢桜はその様子に引き気味…
▲世話になっている親戚の家で冷蔵庫を漁る不審人物に遭遇!? 泥棒…とは思えないけど何者なのか?
▲うさぎパジャマの彼女は従妹・ゆめみ。離れの蔵に引きこもって暮らしているので互いに気付かなかったオチ
▲学園で仲間たちに悩みを相談。とある出来事により主人公は小説が書けなくなってしまった様子
▲神秘的な雰囲気の美女を見かける。本を手にする姿が絵になるけど、実は読んでいるのは官能小説
▲小説だけでなく野球も得意だった逢桜と一緒にバッティングセンターへ。ちょっとデートっぽい?
▲お互いに初恋の相手「だった」と告げて、子供のころと同じように友情を確かめる。何ともドラマチック!!
▲そして流れるスタッフロール…えっ体験版なのに終わり!? ではなく各章の最後にスタッフロールが入る演出
憧れの声優・桐葉からまさかの告白!? 恋人として付き合うことになったけど…
第2話では主人公が憧れている声優の桐葉から告白されて始まりますが、役作りのために利用してやろうという偽りの恋人関係。明るく人当たりの良い桐葉が、実は腹黒キャラだった事実が発覚します。ファンなら幻滅しそうなところですが、主人公は知った上で協力するお人好しっぷり。そんな彼に桐葉も心を開いてゆき…という感じの展開です。第1話もそうですが、序盤からヒロインの背景を掘り下げ感情移入させるのが上手いですね!!
▲主人公が大ファンの声優・桐葉から呼び出され…まさかの告白!? そんなに接点がなかったのに何故?
▲プライベートでは顔バレを防ぐためメガネを着用している様子。なかなかチャーミングで良いね♪
▲ひょんなことから桐葉の腹黒な本性を知ってしまう。告白したのも役作りのために利用しただけ?
▲主人公を巡って女の争いが勃発!? 一応は恋人の桐葉と初恋相手だった逢桜の視線が痛い!!
▲水着のシーンもあり♥ しかし男は自分一人というのは嬉しいような居心地が悪いような…
▲クリエイターの学園だけど普通に文化祭みたいな楽しいイベントもあったりするぞ
▲偽りの恋人関係ではあるけれど、何だかんだ親睦を深めて良い雰囲気…
▲声優を目指すきっかけとなった実家での出来事など、込み入った事情も話してくれる間柄に
▲利用されていたとわかってもなお、やっぱり桐葉のことが好きなのだと気が付く主人公
▲しかしクリスマスイヴに桐葉から別れを切り出され…体験版はここで終了!!
会話やストーリーを盛り上げてくれる個性が強いサブキャラも多数登場!!
ヒロインだけでなくサブキャラもクリエーターだけに個性的な面々が揃っており、会話やストーリーを盛り上げてくれます。個人的にはツンデレお嬢様な紫音や、おっとりお姉さんのちなみがお気に入りですね♪ 友人として、あるいは人生の先輩として、主人公とヒロインの恋を見守ってくれる仲間たちの活躍にも期待ですよ!! なお体験版では登場しませんが他にもサブキャラがいるようなので、どんな役回りなのか早く製品版で見てみたいですね。
▲凛とした和風なお嬢様・紫音(しおん)。ツンとしているけど意外と情に厚い。何故か主人公をライバル視している
▲紫音とは双子の悠真(ゆうま)。知的な雰囲気だが天才肌ではなく努力家タイプ、ちなみにペンネームは「ハーレム太郎」
▲主人公たちのクラス担任・姫子(ひめこ)。ゴスロリ少女な外見に反して、相談事には真摯に応える厳しくも優しい教師
▲ゆめみの姉・ちなみ。主人公が世話になっている書店の店主で、自称しっかり者…実際はおっちょこちょいな可愛らしい女性
▲桐葉の所属している声優事務所のマネージャー・芽衣(めい)。乙女ゲーが好きなせいで男性の理想が高く彼氏がいないとか
キャラの掘り下げや恋の行方などなど、読み応えのあるシナリオが面白い♪
小説家やイラストレーターといったヒロインとの恋愛を描いた本作。生みの苦しみ的なクリエーターならではの悩みを描いたストーリーだけでなく、序盤からヒロインそれぞれ個別に掘り下げるシナリオ展開や、各話の最後に入るスタッフロールなど、見どころが多く非常に面白かったです。恋愛方面も最初は初恋の相手、次は憧れの存在と良い雰囲気になりながらも結ばれず、この先どうなるのか気になりまくりです!! シナリオとストーリーを重視する人には、是非とも遊んで欲しい作品ですね。
▲豪華限定版には設定資料集やサントラCD、オリジナル万年筆が付属するぞ。数量に限りがあるので急いで予約しよう!!
【公式】『創作彼女の恋愛公式』オープニングムービー
▲主題歌「奇跡なんか、いらない。」を歌うのは佐咲紗花さん。透明感のある歌声と美しい映像がマッチした素晴らしいムービーは必見!!
創作彼女の恋愛公式
Aino+Links
2021年11月26日発売予定
AVG、DVD/DL、18禁、Win/8.1/10
パッケージ・通常版:9800円(税込)、パッケージ・豪華限定版:14800円(税込)、DL版:9900円(税込)
ボイス:あり、アニメ:なし
原画:有葉、九条だんぼ(SD原画)
シナリオ:工藤啓介
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