※本記事はBugBug2024年3月号に掲載したレビュー記事の再掲載です。
STORY
咲葉拓也は、義母の百合と双子の義姉、桜と楓がサキュバスだと知らされる。サキュバスは、その性質として定期的に男性の精液を摂取しなければならないらしい。サキュバスに覚醒したばかりの桜と楓のため、拓也は時間も場所も問わず二人に精液を提供する。
ヤリまくって大好きな姉達のビッチモンスター化を阻止!!
美少女ゲームのメインヒロインがサキュバスと聞くだけで、エロい作品だというのは保証されてると思います。
そして、原画を大ベテランのINO氏が担当するということで、これはもう確実にハイレベルな実用度を持った作品だということも伝わってきますね。
そんな作品である『家族は(俺以外)サキュバスでした』ですが、そのタイトルからも分かるとおり主人公の「俺」こと咲葉拓也以外の彼の家族、義母の百合と双子の義姉・桜と楓がサキュバスです。
桜が拓也の筋肉質な身体にムラムラしたり、楓が拓也の汗の匂いを嗅いでトロトロになったりといった匂わせシーンはあるものの、ゲーム自体は静かな立ち上がり。
拓也の好青年ぶりや桜のおおらかな優しさ、楓のツンデレ感、百合の肝の座った母親っぷり、そして何より拓也が家族を愛し、女性陣も拓也を愛している姿が伝わってきて、それがとても好印象ですぐにキャラの魅力に引き込まれていきました。
▲エッチなことはほとんど知らなかった桜が、授乳&手コキでイかせてくれるまでに成長♥
短いながらも登場人物の魅力が伝わるシーンが一段落すると、そこからはエロ展開に突入です。
サキュバスと人間のハーフだと知らなかった桜と楓がサキュバスとして覚醒し、二人そろって拓也のベッドに潜り込んでくるんです。
露出度満点な黒のボンテ―ジ風衣装に身を包み、髪の色が桜はピンク、楓はブロンドにチェンジ。
背中には黒い翼、お尻には尻尾が生えて、下腹部には「淫紋」が浮かび上がった姿で、二人とも一心不乱に拓也のチ○ポにむしゃぶりつく光景は、直前の温かな家庭の雰囲気を一変させるエロクオリティでしたね。
熱に浮かされるようにWフェラをして拓也の精液を堪能した桜と楓が正気に戻ると、そこに百合が現れて事情を説明してくれます。
いわく、桜と楓は人間とサキュバスのハーフ「カンビオン」で、サキュバスの力をうまく使いこなせないこと。
そして、サキュバスとして覚醒した以上は定期的に男の精子を摂取し、サキュバスの力と精神を魂に定着させる必要があること。
それに失敗すると、精子を求めて男を漁る「ワンダリングビッチモンスター」になってしまうのだとか。
…この造語、面白いですよね。初見で思わず笑っちゃいました。
あと、桜も楓も拓也にキュンとすると人の姿からサキュバスの姿に勝手に変わるんですが、その現象を「膣キュン」と呼んだりもしていて。
あるいは、飲精と膣内射精では魔力の回復量に違いが出るとか。
こういう言葉遊びとか面白な演出、オリジナル設定が本作には沢山盛り込まれているんですよ。
抜きゲーなので基本路線はエロシーンのオンパレードなんですが、こういう要素を盛り込みエロ一辺倒にならないよう物語を楽しませてくれるところは、とても素晴らしいサービス精神だと思いました。
▲楓はサキュバス化してもツンデレはそのまま。デレた後、メロメロになった姿はエロ可愛い♪
▲母の百合は、娘たちにはないマニアックなエロシーンでプレイヤーをたっぷりと楽しませてくれるぞ!!
個々のエロシーンもエロいが複数でのエッチも実用度高し
桜と楓がサキュバスとして覚醒した後は、場所も時間も関係なくガマンできなくなったらヤリまくりな展開です。
優しくておおらかな印象の桜は、サキュバス化したことで独占欲が強くなり、拓也との肉体関係にとても積極的かつ貪欲に求めてきます。
個人的には、サキュバス化してピンク髪になった桜の肉欲旺盛な姿に大興奮でした。
対する楓はサキュバス化するとツンデレに拍車がかかる印象です。
最初は強気なことを言ったりツンな態度を取ったりするんですが、そこが可愛らしくて加虐心を刺激するというか。
セックスの最中にスイッチ切り替わってメロメロになると、そこから一気にエロ可愛さが加速するんです。
桜からは愛される感じが伝わってきますが、楓は愛でたくなる。
姉妹それぞれ異なる魅力でプレイヤーを虜にしてくれると思います。
もちろん、母親の百合も参戦してエロエロな姿を沢山楽しませてくれます。
彼女はフェロモンむんむんの大人ですから、拓也とのセックスもフェラや足コキ、授乳やアナル舐めなど「教えてあ・げ・る♪」的な、余裕たっぷりでメチャクチャ濃密なプレイで魅せてくれるんです。
フレッシュなセックスが楽しめる桜と楓、いい感じに熟したプレイが楽しめる百合、どちらのエロシーンも実用度満点でしたね。
▲サキュバス化した桜は、よりエッチに貪欲に。独占欲も強いから、積極的に喜ばせてくれるのだ
▲満員電車の中でエッチ。非常識なシチュエーションだからこそ、より興奮する!!
個々のエロシーンも抜きどころ満載なのですが、本作はそこに3P(姉妹どんぶり)や4P(母娘どんぶり)も加わります。
ここでもまたヒロインたちは個々の魅力を発揮してエロシーンを楽しませてくれています。
個人的に良いアクセントになっていたと思うのが楓の存在です。
ツンデレな彼女は複数でのプレイに恥じらいを感じているのですが、大好きな拓也が目の前で百合や桜とセックスしているのを見せつけられて理性のタガが緩み、自分も…と快楽に身をゆだねていきます。
そのギャップにものすごく興奮を覚えるんですよね。
しかも楓が拓也としていると、桜や百合が一緒になって楓の身体をイジってくることもあり、結果として桜や百合が見せる以上に快感を感じて淫らに乱れまくる姿を披露してくれるんです。
ともすれば冗長になりがちな複数人プレイも、一つのシーンの中でギャップを作ってくれる楓のおかげで、最後の瞬間までエロい気持ちを持続させることができました。
ヒロインのビジュアルも設定もエロくなるようこだわり抜いて作られただけでなく、ただエロいだけの作品にはないユニークな設定や造語を盛り込み、プレイヤーを終始楽しませてくれた本作。
抜きにプラスアルファの面白さを求めている人は、ぜひ手に取ってみてください。
最後の最後まで抜けて面白い作品ですよ。
▲三人に囲まれたら、最後の一滴まで搾り取られそう…でもそれがいい!!
▲学園の屋上で3P。誰かに見つかるかも…というスリルが、より興奮させるエッセンスに!!
【ライターのイチオシ】コスプレ系エッチもお楽しみに♪
サキュバスの力が定着すると、桜と楓は人間の姿のままエッチができるようになったり、あるいはサキュバスの衣装以外でのエッチシーンが発生したりと、コスチューム面での変化が楽しめるようになる。
学園内での学生服エッチやデート中のオシャレ服エッチなど、人間の姿ならではのシチュエーションで始まるHもエロいぞ!!
▲チアガール姿の楓とロッカールームでHを♥
ライター:NOV
ゲームは面白ければ何でもウェルカム。テレビ番組録画用HDDが前触れもなくご臨終。録り貯めていたドラマ『相棒』の最新シリーズ13話分のデータが消えて痛恨の極み。
家族は(俺以外)サキュバスでした
~二人の姉と母との性活で精液を搾り取られます~
マリン
2023年12月22日発売予定
SLG、DVD/DL、18禁、Win10/11
パッケージ版:9,680円(税込)、DL版:8,580円(税込)
ボイス:あり、アニメ:なし
原画:INO
シナリオ:K.バッジョ、屋島狸
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