アストロノーツ・シリウス『極限痴漢特異点』発売直前SP!!　原画・M&M氏&ディレクター・桐生タツヒコ氏に秘蔵資料を交えて独占インタビュー大特集!!

製品版リリースに合わせてまたもや突撃インタビュー!!　今回は原画家M&M氏も秘蔵の開発資料も交えて参戦

アストロノーツ・シリウスの『極限痴漢特異点』が遂にマスターアップ。早速、突撃独占インタビュー第3弾をお願いしたところ、お馴染みのディレクター・桐生タツヒコ氏だけでなく、今回は原画家のM&M氏にもお話を伺えたぞ!!　しかもマル秘・開発資料も公開!!　今回の特集では、まずはインタビューの模様をお伝えし、後半に製品版のレビューも掲載しているぞ。インタビュー時に伺った攻略のコツも記載しているので要チェック!!

▲ 第1弾と第2弾の独占突撃インタビュー記事はこちら!!

これまでのM&Mヒロインに無い造形になったかな？と思います

──ではまずデザイン面についてM&M先生にお伺いしたいと思います。本作のデザインで意識された点はありましたか？
M&M：現代の日本を舞台にした久々のタイトルなので、ファンタジーやSF寄りだった頭を切り替えるのに少し時間がかかりましたね。また、キャラクターの造形や衣装デザインは企画の方から最近のオタク界隈のトレンドを反映した提案をもらいましたので、これまでのM&Mヒロインに無い造形になったかな？と思います。
──特に今までと違うなと感じたキャラクターはいますか？
M&M：特にとなると、伊澄・しゅか・リンですね。

▲ 開発時のラフを拝見。下着姿で描かれているが、完成時にはこの状態は無い、貴重な一枚だ

▲ 伊澄に続いて見せていただいた、開発ラフ時のしゅか。メスガキタイプはM&M先生の過去キャラに居なかったかも

──久々の痴漢モノでしたが、過去に担当された痴漢作品を意識した部分はありますか？
M&M：過去に参加した痴漢モノのタイトルは意識する部分もありますが、今の時代に合わせてデザインや絵の密度等、色々とアップデートしてみました。絵描きというのは『これでいいや』と思ってしまった時点から退化していくものだ、と考えていますので、毎タイトルごとに意識して絵柄をマイナーチェンジしています。おそらく次も、また絵柄は変化するでしょうね。
──それは楽しみですね。今後はどう変化しているか、作画を意識しちゃいそうです。

▲ 開発中の痴漢イベント。裸の状態でバランスを確認されているとのことだ

──キャラクターの個別デザインについてもお伺いしたいと思います。作画で意識したポイントなどをぜひ。まずは体験版の主役・賀茂伊澄から教えていただけますか？
M&M：企画と資料を貰ってから、最初に取り掛かったヒロインですね。今回は『痴漢』がテーマとのことなので、服装の重ね着感や服の皺の情報量にはいつもよりもこだわってみました。企画側からの発注ではもっと片目隠し属性が強めだったのですが、そのあたりはややマイルドになりましたね。
──ちなみにマイルドになった理由を伺っても？
M&M：片目ヒロインは、顔の左右の向きでまとめかたが難しいこともあるので…。
──M&M先生でもそんなことがあるとは…。

▲ 衣装にこだわられたという伊澄。左目にかかる髪の毛で片目キャラの名残がわかる

──メスガキヒロイン・真幡しゅかはどうでしょうか。
M&M：いわゆるメスガキ属性のヒロインというのは初めて描きましたが、なかなかいい感じのキャラになったと思います。衣装デザインも企画から詳細な資料を貰いましたので、コスチューム的にもいいチャレンジが出来ました。
──ゆるゆるキャミソールの隙間からちっぱい見せつけてくるスタイルが好きでした
M&M：着崩した表現は絵に表情が生まれますので、今後も機会があれば盛り込みたいですね。
──ぜひ盛り込んでください。みんな喜ぶと思います!!

▲ 幼さもありつつエロさも醸し出す着崩しキャミソール姿。グッドデザイン賞をあげたい!!

──鉄壁のクール女教師・津島白亜はいかがですか。
M&M：キャラクターデザインとしては、今回もっとも保守的な『今までのM&Mヒロイン』なポジションのキャラクターですね。この年代のヒロインは、ミドル～アダルトの中間なので顔のバランスでやや迷いがあったかもしれません。そのため、特に立ち絵は今見返すとやや丸い印象ですね。もっとシャープな印象でもよかったかも？
──個人的にはクールビューティと可愛らしさの丁度良いところ！と感じました。
M&M：そうですね。攻略が進むと見せる側面を考えるとこれもアリかと思います。
──そうなんですよ!!　最後は手繋ぎセックスしちゃうような関係になって、クールな佇まいとのギャップが良かったです。

▲ 痴漢が進むとドMな本性が現れて、積極的にエッチするようになる白亜。お楽しみに

──アイドルヒロイン・矢坂蒼織については？
M&M：アイドル服、とはいえアクティブでダンサブルな衣装なので、これも初めてのチャレンジでした。頭のリボンの大きさもなかなかベストのバランスに収めるのが難しかったですね。
──多くのイベントでアイドル衣装を使われていますが、印象に残ってるイベントはありますか？
M&M：エッチシーンではありませんが、ライブ中のCGは華やかでいい感じに仕上がったと思います。
──確かに!!　とってもキラキラ輝いていて、フレッシュアイドル感ありましたね。

▲ アイドルとしての魅力が全開のライブイベント。プレイ後に彼女の腹黒性格を知ってから見ると、アイドルって凄いと驚くこと間違いなし

──ギャルキャラの阿里リンはいかがでしたか？
M&M：もともと褐色肌のヒロインは好物なので、いい感じで筆が乗って描けましたね。今回はぜひギャル系のヒロインを、という企画側の熱意に応えられたと思います。
──企画さんからの熱いギャル推しがあったんですね。
M&M：ええ。ヒロインの性格設定も意外性があり、シチュエーションもなかなか特殊なものが揃っているので、気に入ってもらえると嬉しいですね。
──実は個人的にかなりお気に入りです!!　見た目も性格も良いし、初見の印象以上にツボキャラになりました。

▲ バイト先での痴漢など、他のヒロインとは違った特殊イベントが満載のリン。プレイすれば性格込みで好きになっちゃうはずだ

──サブヒロインについても伺っていいですか。想像以上にシナリオに関わってきて驚きました。
M&M：ミツキは実は企画段階では存在せず、私が企画に働きかけて生まれたキャラクターです。描いたものの今回の企画では登場できなかった衣装差分もあるので、何かのタイミングで日の目を見れると嬉しいですね。しずくはやや難産でしたが、他のヒロインとはやや異なる空気感のキャラになったかと思います。

▲ M&M先生の働きかけで生まれたというミツキ。メインヒロインに勝るとも劣らないＨがあるぞ♥

▲ 病弱で入院している主人公の妹的存在しずく。儚げな透明感が可愛いのだ

──個人的にはブラックハウンドの蓮花が一番のタイプでした。唯一の熟女枠ですよね。
M&M：今回は熟女枠が薄かったので、蓮花は非常にスムーズにまとまりました。アダルトキャラとロリキャラはバランスがはっきりしているので、ある意味最も描きやすいかもしれません。

▲ 対痴漢を掲げる組織の蓮花。痴漢してくれと言わんばかりの熟れ熟れボディだ

──主人公についてもお聞かせ願えますか。イケメン主人公という事でネットでも話題になっていました。
M&M：企画からの発注ではもう少し年齢は高めでしたが、描いているうちに今のバランスになってしまいました。ただ、企画も絵を見て非常に気に入ってくれたので正式採用になりました。
──なにか参考にしたモノとかありますか？　どことなく見たことがあるような雰囲気を感じまして。M&M先生の過去作かな、と考えていたのですが。
M&M：実は、国産某悪魔召喚RPGの歴代主人公をミックスしたイメージで描いていました
──あの有名な…!!

▲ 必殺技を決める主人公。やっていることは痴漢なのにとてもスタイリッシュだ

着衣から服をはだけてのエッチが多めで作画的にはかなり高カロリーでした

──ではそろそろ、皆様が気になるHイベントについて伺って行きたいと思います。全体的に見ていかがでしたか？
M&M：今作は『痴漢』というテーマのため、着衣から服をはだけてのエッチが多めで作画的にはかなり高カロリーでしたね。特に痴漢シーンは久々に脱衣差分を描きましたので、どうしても時間はかかってしまいました。個人的には裸の女性を描くのが好きなので、できればもう少し全裸が描きたかったかも……？

▲ 開発中の痴漢イベント。全裸でバランスを見ながら描かれているため、実は局部も描き込まれている。お見せできなくて残念!!

──確かに全裸は少なかったですね。逆に多く感じたのが、全キャラにあったアナルセックスでした。アナルは特定性癖扱いでキャラを絞っている作品が多いので、珍しくて印象に残りました。
桐生：ここからは私が。あまり大きな声では言えないお話ですが……性器はどれだけ塗り込んでもモザイクが壁となりますが、アナルはがっつり塗り込めるのでビジュアル面での恩恵が大きいと感じています。
──そんな大人の事情もあったとは…。
桐生：また、ノーマルなセックスよりもヒロインの羞恥心をより煽ることができるかな、と。一人のヒロインを攻略しながらよりハードなプレイにハメていく、という構成の中では効果的だと考えています。
──大好物の展開なので、よくわかります!!

▲ ただでさえ興奮度の倍増する職場Hも、アナルセックスなら更に倍だ♥

──バッドエンドと箱舟送りのHイベントは衝撃でした。通常Hとは180度テイストが違い、主人公の存在しない凌辱イベントになっていて…。なぜあのような内容に？
桐生：二つのルートの差別化を図るため、ダークなルートの方はヒロインに思い入れがあると、なかなかヘビーに感じる内容にしました。……が、私個人はヒロインが辛い思いをするのがかなり駄目なタイプなので、シナリオや音声チェックはかなり過酷でした……。
──なんて優しい人…。

▲ ダーク系ルートでは他の痴漢に処女を奪われるなど、ヘビーな凌辱が待っている

──コスプレアイテムはどのように決められたのですか？　衣装ではなく、特徴的なパーツで変化というのは新しかったです。
桐生：実はどのアイテムをチョイスするかは、開発終盤まで確定はしていませんでした。CGが完成してから、このキャラのこのポーズにはどういったコスプレアイテムが欲しいか、を考えながら描いてもらいました。メガネが多めなのは、着脱で最もヒロインの印象が変わるアイテムだからですね。今回は残念ながらデフォルトでメガネ属性ヒロインがいなかったので、このコスプレアイテムで少し補充させてもらいました。
──個人的にはマスクが面白いなと思いました。投稿モノの正体隠しにも使われますし、時事ネタでもありますし。
桐生：マスクはある意味で時流に合ってしまいましたが、コロナのこの状況になる前から候補としては挙げていました。口元を隠した女性ってミステリアスでいいですよね!!
──わかります!!　色々妄想捗りますよね。ちなみに今後の作品でも今回みたいなコスプレシステムを使う予定は？
桐生：初めてのシステムでプログラム的にもちょっと大変だったのですが、好評でしたら今後もこのシステムを発展させていきたいですね。

▲ メガネパーツだけチラリと公開。ここから手袋や淫紋など、いくつものパーツでカスタマイズできるぞ

『原画』『彩色』『シナリオ』のリソースを、まず最優先で確保します

──そろそろシステムの目玉である、痴漢イベントについてもお伺いしたいと思います。今回の選択型システムはどのように決定されましたか？
桐生：少し話題から逸れてしまうかもしれませんが……。アストロノーツ・シリウスのタイトルというのは、『実用的かつ十分なボリュームの抜きゲー』を成立させるための『原画』『彩色』『シナリオ』のリソースを、まず最優先で確保します。そして、残ったリソースの中でユーザーの皆様に楽しんでもらえるような、『抜き』以外の『遊び』をどれだけ盛り込めるか、という作りをしています。過去作にはそのバランスが崩れてしまったタイトルもありましたが…。
──その『遊び』にあたる部分が、本作では痴漢イベントやマップ探索だったということですね。
桐生：そうです。あと痴漢必殺技演出やマップの小イベントですね。実は開発初期、カードを使った痴漢システムを検討していたのですが……これがその画面です。

▲ 特別に見せていただいた初期案。完成近くまで練り込まれていてもボツにする英断が面白さを支えているのだ!!

──ええっ!?　もうかなり出来上がってるように見えますけど!?
桐生：ええ。でも痴漢ゲームに載せるシステムとしては重くなりそうなので没になりました。
──なるほど…これが先程仰っていた、バランスを意識した調整ということでしょうか。
桐生：そうですね。そういったこともあり、今回は必殺技演出も最低限の要素でまとめていますが、いろいろとやり方が見えてきたので、今後再チャレンジできる機会があれば、ぜひもっとパワーアップしたものをお見せしたいと考えています。
──最低限と仰いましたが、必殺技は名前も演出もスタイリッシュで良かったです。参考にしたものはありますか？
桐生：スタッフからの提案もあり、必殺技の名称や演出に和のテイストを盛り込んでいます。少しでも目新しく、新鮮に感じてもらえるとうれしいですね。

▲ 漢字の決め演出が渋い必殺技。痴漢の腕が上がると新しく覚えるのでお楽しみに♪

アストロノーツ・シリウスでここまで『抜き』に全振りしたタイトルは初めてです

──そろそろお時間となりました。本作『極限痴漢特異点』をマスターアップしたお気持ちをお聞かせください。
桐生：アストロノーツ・シリウスでここまで『抜き』に全振りしたタイトルは初めてですので、ユーザーの皆さんの反応が怖くもあり、また楽しみでもあります。とはいえ、今の自分たちにできる範囲内で最大限の遊び心を盛り込めたという実感があります。何より、開発していて非常に楽しかったですね!!　今回蒔いた種は是非生かしたいとも考えています。
──種の芽吹く日を心待ちにしています!!　では最後に、お二人からファンにと読者に一言お願いします。
M&M：ゲームの原画として絵を描き続けていく、というスタンスは今も昔も変わりません。ただ、アダルトゲームに求められるものが大きく変化しつつある、とは感じていますので、企画とも協力して自分たちの強みを発揮できる、このチームならではのタイトルを開発していきたいです。
桐生：今回、コロナウイルスの影響で世界全体が大変な状況になっている中、こうしてゲーム開発を続けていられるのもユーザーの皆様あってのことだと深く感謝しております。こんな重苦しい世の中だからこそ、不謹慎かつ不適切なテーマを扱ってはいますが手軽に遊べてヌケて、クスっとくるようなゲームを今後もリリースしていきたいですね。チームはすでに次回作に向けて動いていますので、そう遠くない時期に情報をお伝えできそうです。今後のアストロノーツ・シリウスにもぜひご期待ください!!

▲ 最後にしゅかの痴漢ラフもおまけで公開しちゃうぞ!!　このあとは製品版レビューだ

エンドはひとつ!!　並みいるライバル痴漢や驚異を退け、痴漢の極限を目指せ!!

ここからは製品版レビューを掲載。インタビュー時に伺った攻略ヒントもお届けしますぞ。痴漢の腕を見込まれた主人公・草壁喜壱。彼が謎の人物『カメオ』にスカウトされ、痴漢組織『蛮痴漢』と関わり、数々の痴漢をしていく…というのが本作の大筋。メインストーリーの区切りには、話数とタイトルが表示され、物語の進行を教えてくれます。メインエンドはひとつだけ。バッドエンドにならなければ、攻略順も、箱舟送りの有無も関係なく到達可能だ。会話選択肢が出たときはバッド分岐などの重要ポイントが多いので、セーブを忘れずに。

▲ プロローグ後のヒロイン選択。順番は攻略に影響しないので好きな子から始めよう

▲ 箱舟に送らなかったヒロインは、その後特定の場所と時間でMAP出現してコスプレHを楽しめるぞ

ヒロインをイカせて平和な痴漢＆和姦♥　過激なプレイは電車や屋内だけに留まらない!!

基本的にHイベントは、1vs1の和姦プレイ。テクニックで落とすことを旨とする主人公が、無理やりするハズもないのです。もちろん初回の痴漢は難色を示されますが、主人公のテクの前では陥落待ったなし。回を重ねるほどノリノリになります。競泳水着姿で電車に乗る白亜を見た時は、あんた落ちすぎだよと思いました。ええ、股間の息子も上下にビクンビクンと同意しておりました。他にも声優の収録現場、学校、ヒロインのバイト先など、屋外や人前プレイも気にせず盛り上がるのでお楽しみに。

▲ M&M先生をして「作画カロリーが高かった」と言わしめた着衣プレイが満載

▲ 実は密かにパイパンキャラが多い。美マンマニアにもお喜びいただけるだろう♥

凌辱ジャンルである痴漢ならではのダークＨも。悪魔に売り渡してご覧あれ

バッドエンド、痴漢失敗、箱舟送り等のケースでは、ハードな凌辱プレイが楽しめる。主人公の預かり知らぬ場所で、涙ながらに複数人から凌辱されたり、処女を奪われて胸が痛い。いくら生意気なしゅかでも、ホームレスに乱交されなくてもいいじゃないと涙が出ました。股間の先っぽから…。痴漢モノ×M&M氏ということで、多くのファンから期待されている本作。ご安心下さい。3度のインタビューと製品版プレイを敢行した身として保証します。痴漢も凌辱も和姦も味わえる名作です!!　購入した際は、下記「MAKER COMMENT」を参考にどうぞ。メーカーから伺った攻略ヒントが詰まってますぞ!!

▲ ディレクターの桐生タツヒコ氏が、心を痛めながらチェックしたダークHの数々。その目でお確かめ下さい