『戦国†恋姫BRAVE弐』全力特集第2回!! 恋やバトルなど日常シーンを通じて乙女武将たちの魅力が炸裂
歴史を題材とした美少女ゲームを数多く手がけるBaseSonの最新作『戦国†恋姫BRAVE弐 ~戦乱の九州、島津編~』が、2026年8月28日に発売予定。
本作は、日本の戦国時代をモチーフとした『戦国†恋姫』シリーズの最新作だ。
『戦国†恋姫』は、平行世界の戦国日本に転生した新田 剣丞を主人公とする物語で、1作目よりストーリーが続いているシリーズ作品。前作『戦国†恋姫BRAVE』から西側地方にスポットを当てたシーズンがスタート。今作はその第2弾で、九州地方を舞台に新たな仲間を集めていく物語となっているぞ。
そんな九州地方は、強力な国家がひしめく激戦の地。日の本最強の一角である島津家、信奉によって強力な軍事力を有している大友家、鬼を始めとする異形を使役する龍造寺家の、三つ巴のバトルが描かれるストーリーだ。
今作では、どんな新たな乙女武将たちが登場し、いかようにバトルで輝くのか。美少女ゲーム界隈で大きな注目を集める本作を、BugBug.NEWSでも大注目!! 原画・片桐雛太氏が描き下ろした表紙イラストをサイトTOPにドドーンと掲載し、その表紙イラストと連動した特集企画を、全3回に渡ってお届け中だ。
連載第2回は【シナリオ編】として、新旧ヒロインたちの日常シーンを先行シナリオプレビュー形式で特別にお届け。新たなる乙女武将たちがどんな魅力的な人物で、どのように主人公と接して活躍するのか? 恋やバトルなど気になる一幕を通じて、ヒロインたちの魅力をさらに深く掘り下げていくぞ!!
▲原画・片桐雛太氏の描き下ろし表紙イラストはこちら。館の軒先で衣装をはだけている足利 双葉 義秋がお色気満点で、神々しさすら漂わせるエロさを感じさせるのだ。すっごくエッチな差分イラストと2種類のB2タペストリーも期間限定で予約受付中なので、詳しくは記事の後半をチェック!!
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『戦国†恋姫BRAVE弐 ~戦乱の九州、島津編~』(BaseSon)の表紙連動企画が始動!! 第1回は乙女武将たちの魅力を原画家コメントなどで深掘りする【ヒロイン編】
美しき戦国武将たちが熱く戦い淫らに咲き乱れる『戦国†恋姫BRAVE』シリーズ最新作を全力特集!! 歴史上の人物を美少女化したゲームで名を馳せるBaseSonの最新作『戦国†恋姫BRAVE弐 ~戦乱の九 ...
▲第1回【ヒロイン編】はこちら
『戦国†恋姫』シリーズとは
歴史を題材としたゲームを得意とするBaseSonは、三国志演義を用いた『恋姫†無双』シリーズや、中国の楚漢戦争を題材にした『双天†恋姫』シリーズなどを展開中。中でも『戦国†恋姫』は、日本の戦国時代をモチーフにしたシリーズとなる。
1作目の『戦国†恋姫〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜』は15歳以上推奨の一般向けゲームとして作成。主人公の新田剣丞が刀を手にした瞬間、平行世界の戦国日本に転移した、という内容だ。“織田 三郎 久遠 信長”と名乗る少女と出会い、共に異形の鬼に立ち向かう戦いが描かれた。
後にゲームの内容が大幅に追加され、エッチシーンも実装された18禁版『戦国†恋姫X〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜』が登場し、以降はこちらをベースに物語が続いていく。
その続編である『戦国†恋姫EX』は、鬼と化した伊達政宗を倒すために東北へ向かう物語が描かれたシリーズ。そこより続く『戦国†恋姫BRAVE』は、剣丞率いる日の本連合を強化するべく、新たな仲間を探しに西側地方へ旅立つ物語を描いたシリーズ作品だ。
ちなみにブラウザゲーム『戦国†恋姫オンライン~奥宴新史~』も展開されているので、シリーズのファンはこちらも要注目。R18版もあってどちらも基本プレイ無料で楽しめるので、ぜひこの機会に遊んでみよう!!
▲『戦国†恋姫X〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜』を皮切りに、ひとつの長編シリーズとしてストーリーが続いている『戦国†恋姫』シリーズ。過去作での熱いバトルも必見だ!!
STORY
別の外史より現れた悪魔的存在・波旬信長により、新田剣丞率いる日の本連合は散り散りとなってしまった。さらに力を増やすべく、新たな仲間を増やすために、剣丞たちは四国に続き九州へと足を運ぶ。
日の本における最西の地、九州。
ここは、三つ巴の激しい勢力争いが今もなお続いている激しき戦乱の地。
屈強なる薩摩隼人を率いている、日の本最強として名高い島津家。
狂信的な信奉で結束力を強固に高め、強大な軍事力とする大友家。
かの鬼すらも使役して異形軍で侵略を続けていく龍造寺家。
各々譲れぬ想いを胸に、九州での覇権を争う。
戦いを糧に咲き乱れていく恋姫たちの行き着く先とは──。
▲新たなる舞台は強豪ひしめく西の果て・九州。どんな乙女武将が待ちうけ、どんなエッチを楽しめるのか、乞うご期待♪
「さて……君はどう出る。新田剣丞」
戦国乱世最強の引き籠りにして現島津家当主
島津 千咲希 義久
(しまづ ちさき よしひさ)
所属:島津家
CV:夏樹柑菜
原画:ぎん太郎
▲島津家の現当主で、一族の悲願である九州統一を狙う。卓越した知謀を備えており、自らはほとんど先陣に立たず、穂希ら姉妹へ適切な指示を出して戦果を重ねていく。その威厳ある外面に対し、プライベートではゴミ部屋に引きこもっているダラ気質のため、戦国乱世最強の引き籠りとも
行き倒れた千咲希を助ける出会いのシーン
【千咲希】「むぐむぐ……。何とも情けない所を見せてしまったな」
どこか平板な物言いでそう口にしながらも、彼女は目の前の魚料理の小骨を取る手を止めないまま。
謎のお家流(?)でゴロツキたちを蹴散らしたお姉さんが倒れたのは……どうやら空腹が限界に達したためだったらしい。
要害までの道も分からない俺たちは、ひとまず目に付いた食堂に彼女を運び込む事にしたんだけど……。
【剣丞】「……なあ、鈴果。お金持ってる?」
【鈴果】「剣ぼうこそ持ってないの~?」
【剣丞】「迷子になる前に、一葉にねだられて髪飾りを買っただろ。
あれでほとんど文無しだよ」
【鈴果】「砦にツケてもらうしかないんじゃないの~」
【剣丞】「……そうするしかないかぁ」
もっとも、その砦への帰り道も分からないんだけど。
こればかりはお店の人に頭を下げて……最悪、兵士なり何なり、話の通じそうな誰かを呼んでもらうしかないだろうな。
【千咲希】「重ね重ね申し訳ないな」
【剣丞】「ああいや。
こういうのも縁って言うんだろうし、気にしないで」
【千咲希】「某も家にいる所を妹にいきなり連れ出された故、文無しでな」
【剣丞】「ええと……お姉さん」
【千咲希】「妹も悪い奴ではないのだがな。
ただ、話を聞いた上で無視する所があって……それだけは直して欲しいのだが、本人にもその気がないようでどうにもならん」
【鈴果】「あ~。いるよね~。
聞いたうえで知らんぷりする人」
【剣丞】「その妹さんは、鞆にいるの?」
【千咲希】「しかし、そうか。
……ここが鞆か」
【鈴果】「……剣ぼう。お姉さん、鞆ってことも知らないのかな。
もしかして、世間知らずなんじゃない~?」
【千咲希】「聞こえているぞ」
【鈴果】「い、今のは剣ぼうが言ったんだよ~」
【千咲希】「別にその程度で腹を立てたりはせん。
……が、行き倒れた所で飯まで馳走になって、何も返せんというのは流石に渡世の義理に欠けるというものか」
【剣丞】「そこまで気にしなくて良いよ。
金は天下の回りものって言うし、また会った時にでも返してもらえれば」
【千咲希】「…………中津城」
【剣丞】「……?」
【千咲希】「ふむ。何やら、興味のありそうな素振りだな」
【剣丞】「そりゃまあ……新しく立てられたって小耳に挟んだからね」
【鈴果】「お姉さん、中津城を見て来たの~?」
【千咲希】「いや……見て来たのは私ではなく、妹だよ。
その頃、私はずっと部屋の中さ」
やっぱりどこかの大店の箱入り娘とか、そんな感じなんだろうか。
妹さんはアウトドア派みたいだけど……姉妹で性格が真逆なんて、珍しくもないしな。
【千咲希】「かの城は……鬼と戦う為に作られた、恐らく日の本で初めての城であろうな」
「掘も壁も、並の城とさして変わるものでもない。
けれどその全体の構造や縄張りの中に、鬼を退ける工夫や仕掛けが幾重にも詰まっていると聞いた」
「そこに詰めるのが、鬼との戦いを十分に積んだ者であれば……少々の事で落ちはせんだろう」
淡々と紡がれた言葉は、まるで予言者や占い師の託宣のようでもあり。
俺たちの無知につけ込む、気まぐれな賢者のようでもあり。
【千咲希】「たとえ寄せ手の鬼が、あの黒い鬼だったとしてもな」
【剣丞】「…………っ!」
静かな瞳は、俺たちの問いの全てを拒むようでもあり。
【千咲希】「利子というなら、このくらいかな。
では……機会があれば、残る借りはいずれ」
お姉さんは空になった茶碗と箸を置くと、音もなく立ち上がる。
その身のこなしは、さっき男たちを倒した後の、幽鬼にも似た振る舞いにすっかり戻っていて。
【剣丞】「え、あっ。人捜しなら、俺たちも手伝えるから……っ」
【鈴果】「……あれっ。もういなくなっちゃったよ~」
俺たちが店の外に顔を出すと、お姉さんの姿は……さして広くもない鞆の通りのどこにも見当たらなくなっていた。
「死なば誉れじゃ!
敵の首級は、さらなる誉れじゃ!
誉れに逝き、誉れに死ぬるが島津の兵児じゃあっ!」
戦国一のマッチョを誇る義久の妹
島津 穂希 義弘
(しまづ ほまれ よしひろ)
所属:島津家
CV:花月さや
原画:ぎん太郎
▲義久の妹で、島津家の頂点に君臨する猛将。人呼んで“鬼島津”。「筋肉は裏切らない!」をモットーにする戦国一のマッチョ武将で、仁虎や椹をも子ども扱いするほどに鍛え上げられた筋力が自慢。豪胆で大雑把な性格だが家族愛はとても強く、姉である義久に絶対的な忠誠心を抱いている
島津の本拠地まで案内する穂希との一幕
【鈴果】「えええ……剣ぼう、逃げた方がいいんじゃないの~?」
日向の街道を南に下り、大隅を抜けて。
俺たちはいよいよ薩摩へと足を踏み入れていた。
【穂希】「そうか。みやこの者は、桜島が珍しいか」
【剣丞】「あの山は桜島って言ってね。
ずっとあんな感じらしいから、気にしなくて大丈夫だよ」
【仁虎】「剣丞は見たことがあるのかよ」
【剣丞】「実際に見るのは初めてだけどな」
俺たちがいるのは、鹿児島湾の奥あたり。
桜島は湾を隔てたはるか先だけど……もくもくと噴煙を立ち上らせる偉容は、富士や北の山地とは別の力強さを感じさせるものだ。
【穂希】「桜島は薩摩の象徴よ。
あれとの戦いが、薩摩隼人の生き様と言うてもよかろう」
【鞠】「火山が噴火したら大変だもんね……。
駿河も、富士のお山が噴火したら大騒ぎになるの」
【幽】「幕府の記録にも、永正の頃に富士が燃えたとありましたな」
【鈴果】「えいしょう……? それっていつ?」
【幽】「七十年ほど前ですよ。御代で言えば……さて、どなたの頃でしたかな」
【鈴果】「幽さんが分かんないんだ~」
【仁虎】「ばっか。幽サンだぞ」
【幽】「あの頃は、足利も細川も政変でゴタゴタしておりまして。
記憶もちとあやふやに」
【一葉】「足利も細川もだいたいいつもゴタゴタしておろうが。
もはや叩き過ぎて箔にもならんわ」
【幽】「足利と同じにされるのは心外ですなぁ」
【一葉】「おぬし……当主の家を何と心得る」
【剣丞】「…………」
【鞠】「剣丞、どうかしたの?」
【剣丞】「いや……この辺りも田んぼがあるんだなって」
街道沿いに並ぶ田んぼには水も張られていて……もうすぐ田植えも始まるようだった。
【穂希】「桜島の灰も降るし、水もすぐ抜けるせいでほとんど育たんがな。
そのうえ嵐でも来れば、長い苦労も水の泡じゃ」
【鈴果】「えええ……じゃあなんで育ててるの~?」
【穂希】「それでも米を食いたいのが人情というものでな。
……民なぞは、年に数度も食えれば多い方と聞くが」
【仁虎】「……それでよくやっていけんナ」
【穂希】「灰の届かんあたりではもう少し育つし、薩摩の海と山は豊かでな。
食い繋ぐ程度であれば、何とかという所よ」
そんな話をしていると……。
【鞠】「……ふえ?
穂希、あれって何なの? ぶーぶーって」
【幽】「猪……ではないようですな」
街道の脇でブーブーと鳴きながらのんびりと草を食んでるのは、猪よりもずっと毛が薄くて、真っ黒い塊だった。
【剣丞】「……豚じゃないの?」
【一葉】「豚? あれがか」
そういえば豚って、こっちの世界で見るのは初めてだな。
猪はいるし、単語を耳にする事はあったから、どこかにいるんだろうとは思ってたけど……。
【穂希】「あれは野菜じゃな。
どこから逃げ出したのやら」
【仁虎】「野菜ぃ!?」
【鞠】「歩くお野菜って、初めて見るの!」
そんな、お盆の精霊馬じゃないんだから……。
【剣丞】「……ちなみに数え方は」
【穂希】「ひと玉じゃな」
【剣丞】「ひとたま……」
あれか、キャベツあたりと同じカテゴリか。
【穂希】「あれが草を食うて、まるまる太ったあれをおいらが食う。
ならば野菜を食うておるのと変わらんじゃろうが」
【子供】「おとうー! 野菜がおったー!」
【農夫】「おう、良かった良かった! ほれ、早ようこっちに来んか!」
やがて豚の飼い主らしき親子がやってきて、ひと抱えでも足りないほどに育った黒豚を大騒ぎしながら引っ張っていく。
【穂希】「さて。桜島が見えたなら、もうすぐよ。
あとひと息で、島津の本拠地……内城だぞ」
「主の腕に抱かれし子羊たちに、
永久の平穏を与えたまえ……」
天主教に帰依した大友家当主
大友 天祢 宗麟
(おおとも あまね そうりん)
所属:大友家
CV:唯香
原画:さえき北都
▲豊後の王とも呼ばれる大友家の当主。天主教を信奉しており、敬虔で思慮深い。貿易によって経済を潤し、また有能な家臣たちの力もあって勢力を広げている。“国崩し”と呼ばれるフランキ砲を独自のルートで輸入しており、軍事力の面でも相当に優れている
一葉の計らいで毛利への矛を収める天祢の一幕

【一葉】「ならば毛利、大友の双方は……この足利一葉義輝の仲裁をもって、今までの遺恨を水に流し、今後の諍いを起こさぬという事で構わぬな?」
【欅】「毛利欅隆元。委細、承知致しました」
【天祢】「さーたんりぃ……この私、大友天祢宗麟も、一葉さまがお定めになった事に異論などありましょうか」
【雫】「では、この宣言をもって和平の成立とさせていただきます」
【一葉】「……やれやれ。ようやっと肩の荷が下りたわ」
【幽】「……公方さま。そういった台詞は、せめて皆さまが退席なさってからおっしゃって下さいませ」
【一葉】「別に良かろう。
欅も天祢も、知らん間柄ではなかろうに」
【幽】「幕府と将軍の権威というものがですなぁ」
【天祢】「一葉さまは、その自然体こそがそうびゅぅーてぃふる……魅力なのですから。
私は気になどいたしませんわ」
【一葉】「ほれ、天祢もこう言うておろうが」
【幽】「世の中には忖度という言葉がございましてな」
【欅】「……あはは」
【天祢】「ねえ……欅さん、と呼んでよろしいかしら? まいふれんず」
【欅】「え、あ……はい。
では、私も天祢どのとお呼びさせていただきますね」
【天祢】「いぇぁ……天祢でも天祢ちゃんでも構わないわよ。
毛利と大友は一葉さまのもと、もう友……ふれんどになったのだから!」
【欅】「でしたら、その……天祢さんで。
それで、何でしょう?」
【天祢】「まだ固い気がするけれど……まあいいでしょう。
この後のお話には、歓寿丸さまもご一緒なさると聞いたのですけれど、本当かしら?」
【欅】「ええ。
既に元服を終え、毛利樅輝元を名乗っておりますが」
【天祢】「まーべらすっ! もう元服をなさっておいでなのね!
烏帽子をかぶったお姿も、さぞかし立派だったのでしょうね!」
【一葉】「なんじゃ、おぬしは樅に会うたことがあるのか?」
【天祢】「いえ……あの頃の大内とはあまり良い縁もなく、お名前を聞いたのみではありますけれど」
「あの方にも、大内輝弘を支援した絡みで何かと迷惑を掛けてしまいましたので。
ひとことお詫びをと」
【欅】「…………」
【一葉】「お主ら。たった今、遺恨を水に流すと言うたばかりではないか。
早々に足利の顔を潰すような事はしてくれるなよ?」
【天祢】「おーまいがっ! これは失礼致しましたわっ!」
【雫】「では、引き続き……博多についての案件を進めてもよろしいでしょうか?
樅さまも、もうすぐ梅さんが連れてくるはずですので……」
【天祢】「もちろん。
ああ……輝元どのにお目に掛かるのが楽しみです」
【梅】「……困ります! 困りますわ! この先は……」
【欅】「この声……梅さん!?」
【一葉】「何じゃ? 鬼でも攻めてきたか」
【幽】「ならば梅どのの声にももう少し殺気が籠もっておりましょうて」
【穂希】「たのもう!」
【一葉】「お主は…………」
【梅】「も……申し訳ありません、一葉さまっ!
このお客人、わたくしが止めるのも聞かず……っ」
【穂希】「博多の権益ん話を、おいら島津抜きですると聞いてのう。
姉者の名代として罷り越した!」
「毛利と大友の和睦は好きにやりゃあええが、その話にはおいらも噛ませてもらおうかい!」
【天祢】「…………鬼島津」
「ふふ……ボクの瞳は、
キミたちみんなのものだよ」
頼まれると断り切れないスーパー完璧超人
立花 璃音 宗茂
(たちばな りおん むねしげ)
所属:大友家
CV:和央きりか
原画:夏彦
▲西国無双と謳われるほど武に長けている大友家の武将。さらに政略に長けており、文化人としての教養も兼ね備えている完璧超人。スラッとした長身のスタイルで容姿も端麗のため、女性ながら王子様のように見られている。しかし頼みを断れないことが弱点で、女性に言い寄られると関係を持ってしまう。かつて名将立花道雪の娘・誾千代(ぎんちよ)と結婚して婿入りしたが、そのことが原因で離縁に至る
町娘たちから黄色い声援が止まない璃音との出会いシーン
怪しまれないうちに離れようか。
そう口にしかけた所で大通りに響いたのは、女の子の悲鳴。
【渚】「た、たまるか……っ!?」
【剣丞】「何の悲鳴だ! まさか……」
【仁虎】「……いや、おれさま達が見つかったわけじゃねえみてーだぞ」
仁虎の言葉に名島城のほうを見れば、門番の兵たちは俺たちを警戒するどころか……悲鳴に反応する気配さえなく、退屈そうに生あくびをしてるだけ。
【梅】「少なくとも、何か騒ぎが起きたわけではないようですわね」
【渚】「け、剣ぼう……。あれ…………」
【剣丞】「あれって……」
渚の視線の先。
名島城に面した通りを歩いてるのは、馬に乗った一人の青年だった。
ただ、それが普通と違うのは……。
【町娘い】「きゃーっ! 璃音さまー!」
【町娘ろ】「璃音さま、こちらを向いてくださいませー!」
【町娘は】「目が! いま目が合ったわ!
わたしを見て下さったのよ!」
【町娘に】「いいえ、今のは私よ!」
【璃音】「ふふ……ボクの瞳は、キミたちみんなのものだよ」
【町娘たち】「きゃーっ!」
【仁虎】「…………なんだありゃ。
傾き者にしても、随分派手じゃねーか」
【梅】「堺でもなかなか見ない光景ですわねぇ」
青年だけじゃない。馬の方も、黄色い声に囲まれて歩くのに慣れてるんだろう。
そして慣れてるのは、名島城の兵士たちも同じらしくて……。
【剣丞】「ああ……あの目、どこかで見たと思ったら。
リア充爆発しろって考えてる目だ」
そんな事を考えつつ、町娘軍団を連れ歩く騎馬の様子を眺めていると……。
やがて騎馬の青年は、こちらへゆるりと馬首を巡らせてみせる。
【璃音】「やあ! 随分と立派な馬に乗っているお嬢さんだね」
【仁虎】「おう、見る目あるじゃねーか。
こいつは松風って言うんだ」
【璃音】「そうか。よろしくね、松風」
「おや、嫌われてしまったようだ」
挨拶しようとヒラリと馬から飛び降りた青年は、素っ気なく首を振る松風の様子に、苦笑を一つ。
そんな青年に、辺りの女の子たちからは振る舞いのたびに黄色い声援が上がっていたりする。
もちろん黄色い声が響くたび、名島城の門番の視線から光が失われていくのも……案の定だ。
【璃音】「……と、いきなり声を掛けて失礼したね。
まずは、主人のキミに声を掛けるべきだったかな」
【剣丞】「それは気にしてないよ」
【町娘ほ】「きゃーっ!」
【町娘へ】「璃音さまが、男なんかに声を……」
【町娘と】「どうしてあんな、何の変哲もない男なんかに……ギギギ……」
【剣丞】「ああ……この視線、微妙に懐かしいな」
初めて織田家に挨拶に行った時とか、長尾や武田で散々受けた視線だ。
あの時は武人としての値踏みをされてる感じだったけど……今回は、推しがどこの馬の骨とも分かんない俺に声を掛けた、嫉妬に近い感情が籠もってる。
【剣丞】「それより……君は? どこかの役者さん?」
【渚】「…………ひっ」
璃音と呼ばれた青年にそう聞いた瞬間、周囲の温度が一気に下がるのが分かった。
【町娘ち】「あの男、璃音さまの事を知らないですって……!?」
【町娘り】「なのにお声を掛けられるなんて……キーッ」
【町娘ぬ】「妬ましい……もげてしまえ……」
【渚】「け、剣ぼう……」
【剣丞】「ええと……悪いんだけど、連れが怖がってるからさ」
【仁虎】「剣丞。邪魔なら、おれさまが追い払ってやるぜ?
この色男も含めてナ」
【璃音】「ははは。
ボクは、可愛い女の子に上げる手は持っていないよ」
「とはいえ、随分と怯えさせてしまったようだ。
……ごめんね、可愛らしいお嬢さん」
【渚】「…………ふひっ!」
けど青年の謝罪にも、渚は俺の背中に隠れるばかりで……。
そんな渚の態度にも青年は腹を立てる様子もなく、握手を求めて手を伸ばしてくるだけだ。
【璃音】「改めて……ボクは璃音。立花璃音宗茂だ」
【剣丞】「俺は堺の商人で、蒲生剣太郎。
……けど、立花っていえば」
【璃音】「それ以上は言わないで。剣丞クン」
璃音は握手した手をぐいと引き、俺の言葉を遮ってみせる。
【璃音】「それと……」
剣丞と呼ばれた事に驚く間もなく。
どこか艶っぽい囁きが聞こえたのは、耳に吐息が掛かるほどの距離。
【璃音】「……キミが探してるお姫様は、あの城にいるよ」
【剣丞】「…………っ!」
【町娘る】「ギャーッ!」
【町娘を】「璃音さまが、あんな男に……せ、せせせ……っ!」
【町娘わ】「うぅ……あんな男にするくらいなら、私にしてーっ!」
その後の言葉は、女の子たちの悲鳴じみた声にかき消されて、聞き取る事さえ出来なかった。
【璃音】「それじゃあ剣太郎クン。またね!」
【渚】「…………うぅ、剣ぼう~」
【仁虎】「……何だったんだ、あの男女。妙にキラキラしやがって」
【渚】「お……女ながか?」
いわゆる、男装の麗人ってヤツなんだろう。
女の子にモテる女の子っていうのは、どこの世界にもいるものだけど……。
【剣丞】「俺の本名を呼んだって事は、俺の正体も気付いてるのか。
天祢から話が行ってたのか、それとも……」
「妾は足利。足利義昭。
滅びに向かう秋の字を捨て、
善き世を昭らかにする者なり!」
別外史より召喚されし室町幕府将軍
波旬 足利 義昭
(はじゅん あしかが よしあき)
所属:???
CV:江崎クレア
原画:片桐雛太
▲別外史より召喚された、室町幕府最後の将軍である足利義昭を名乗る波旬。神のような容姿でこの世界へと現れ、舞台である日の本を侵攻する
「……やれやれ。
人の体というのは、投げた所で大して飛ばんな。
そのうえ、脆いまである」
鬼を匹連れて戦う黒鬼の龍造寺家棟梁
龍造寺 隆信
(りゅうぞうじ たかのぶ)
所属:龍造寺家
原画:神剣桜花
▲龍造寺家の棟梁。肥前を治めていた少弐氏を追い落とし、その実権を手に入れた。誰も信用していないが故に城から出てこないなど、黒い噂が絶えない。すでに黒鬼と化しているため、鬼を軍勢に取り入れている。その高い残虐性で連合に立ちはだかる
【過去作ヒロイン】
「余にも休みは必要じゃ。
主様がようやくこちらに来たとなれば、
なおさらじゃろうが」
天下無双と謳われる第13代足利将軍
足利 一葉 義輝
(あしかが かずは よしてる)
所属:足利家
CV:遥そら
原画:片桐雛太
▲第13代の足利将軍で、双葉の姉。剣豪将軍と謳われるほど剣の腕に長けており、また戦いも大好きなため、よく立場を忘れて最前線に出てしまう。自由気まま、傍若無人な性格をしているが、家族や仲間に対する想いは強く、特に妹である双葉のことになると感情の制御ができなくなるほど
「戦場に立つのは、今でもとても恐ろしいです。
ですが……そこに、剣丞さまやお姉さまもずっといらしたのだと考えたら……」
溺愛して育てられた次代将軍候補のお嬢様
足利 双葉 義秋
(あしかが ふたば よしあき)
所属:足利家
CV:江崎クレア
原画:片桐雛太
▲一葉の妹で、次代の足利将軍候補。恥ずかしがり屋かつ泣き虫な性格で、さらに姉や幽から溺愛されて育てられた深窓のお嬢様。剣丞と出会ったことで人生観が大きく変化し、守られる存在から共に戦う存在になりたいと、決意と覚悟を胸にする
「まさしく、糸の切れた凧…………
もとい、虎に翼といった様子ですなぁ」
足利姉妹に忠義を尽くす幕府の懐刀
細川 幽 藤孝
(ほそかわ ゆう ふじたか)
所属:足利家
CV:桐谷華
原画:片桐雛太
▲足利幕府の重鎮で、溺愛と言えるほど足利姉妹に忠誠を尽くす。自由に生きる一葉に言いにくいことを伝えられる唯一の人材でもある。武勇・知略といった軍事面に優れるのみならず、政務や会計といった実務までこなす実力者。さらに時代を代表するほどの文化人でもある
「大丈夫なの!
剣丞は、一葉ちゃんのぶんまで鞠が守るの!」
幼いながらも免許皆伝の実力を持つ今川家当主
今川 鞠 氏真
(いまがわ まり うじざね)
所属:今川家
CV:真宮ゆず
原画:rei太
▲まだ幼いが、お家再興を目指す今川家の現当主。天真爛漫な性格ながら、要所で育ちの良さがうかがえる。可愛らしい見た目とは裏腹に剣の腕はかなり立ち、鹿島新当流免許皆伝の実力を持つ。一葉とは姉妹弟子の関係に当たる。
「ハニーは、
妻を泣かせたりはしませんものね」
鉄砲隊を率いる剣丞隊の切り込み隊長
蒲生 梅 賦秀
(がもう うめ ますひで)
所属:織田家
CV:北見六花
原画:ぎん太郎
▲戦術・戦略に優れる勇将で、剣丞隊で鉄砲隊を指揮している。牡丹というあだ名が付くほどの猪武者ではあるが、剣丞の意図をよく理解して行動している頼れる切り込み隊長。天守教を信仰しており、外国語にも通じていることから剣丞をハニーと呼ぶ
「策など、
必要がなければそれに越した事はありませんから」
剣丞隊の濃い面々に振り回される穏やかな副軍師
小寺 雫 孝高
(こでら しずく よしたか)
所属:織田家
CV:星咲イリア
原画:MtU
▲剣丞隊の副軍師で、梅と同じく天守教の信徒。これまでは正軍師である詩乃と共に行動することが多かったが、九州では単身で采配を行うことなる。天祢から新しい城の建築を依頼され、事前調査として博多に向かうも、そこで消息を絶ってしまう
「…………(ふるふる)」
鉄砲傭兵として生きる無口な棟梁
鈴木 烏 重秀
(すずき からす しげひで)
所属:鈴木家
CV:鈴田美夜子
原画:くわだゆうき
▲紀伊国雑賀衆の棟梁で、雀の姉。鉄砲の腕は一流で、それ故に鉄砲傭兵を生業としている。言葉をほとんど発さず、表情と動作で意図を伝える。ひとたび戦場を離れるとボーッとしてしまう、ちょっと変わっている女の子
「梅ぢゃぁぁぁぁぁぁん!
お兄ちゃんたち、ホントにいづ来るのぉぉ……!」
天真爛漫でイタズラ好きな烏の妹
鈴木 雀 重朝
(すずき すずめ しげとも)
所属:鈴木家
CV:鈴田美夜子
原画:くわだゆうき
▲烏の妹で、無口な姉に代って八咫烏隊を指揮する。よくしゃべってよく笑うイタズラ好きという、姉とは正反対の性格。ちゃらんぽらんで失敗も多く、姉にはよく睨まれているがまったく懲りていない。今作では新しい武器を手に入れてご満悦の模様
「そいつは、松風ってんだ。
まっつーって呼んでやってくれよナ!」
愛馬と共に人生を捧げるほどの熱を探し求める傾奇者
前田 仁虎 慶次郎
(まえだ にこ けいじろう)
所属:織田家
CV:柳ひとみ
原画:MtU
▲滝川一族の出身。雛の従妹で、現在は前田利久の養子。犬子のことを、おばさんと呼ぶ。自由奔放で縛られない生き様をしており、心底熱くなれるものを渇望している。愛馬の松風と共に、今作でもその答えを求めて西側の強者との対戦に挑む
「幻影風雲も、もっと上手く使えれば……
剣丞様たちのお役に立てるはずなのにと思いまして」
事務処理能力に長けた二刀流の名将
朝倉 和泉 景鏡
(あさくら いずみ かげあきら)
所属:浅倉家
CV:風花ましろ
原画:繭咲悠
▲朝倉家の名将。朝倉義景のもとで鬼を率いて連合と戦ったが、調伏を受けて剣丞隊の一員となった。本来の生真面目な性格を活かし、高い事務処理能力で剣丞隊の大きな助けとなる。義景を真似た二刀流と茶々良から伝授された“幻影風雲”で、戦場でもその輝きを増し続ける
「ここ一発で決めるとか、マジ愛な」
コミュニケーション能力バリ高のギャル武将
荒木 弥耶 村重
(あらき やや むらしげ)
所属:織田家
CV:みたかりん
原画:さえき北都
▲摂津有岡城の城主を務めるギャル武将。前向きで楽観的、コミュニケーション能力が高いというギャルな性格。そのためすぐに他人と仲良くなれる。過去に鬼となったことがあるが、その際に人の心を失わないといった一風変わった鬼化をする。一見チャラいが、茶々良の弟子として茶道を嗜んでいる文化人の一面も
「そうですね。
わたしは心配性過ぎてだめですね」
文武両道で優しい性格の毛利家当主
毛利 欅 隆元
(もうり けやき たかもと)
所属:毛利家
CV:歩サラ
原画:ぎん太郎
▲毛利家の現当主で、樅という娘を養子に持つ。文武両道で人柄も良く部下からの信頼は厚い。が、その優しすぎる性格は乱世では難点となる。毛利家は長らく母親の松乃との二頭体制で運営してきたが、連合との戦いで成長を見せて後継者としても認められつつある
「これ以上、命を散らす事はうちが許さん!
生き残る事が手柄と知れぇっ!」
毛利家の武を担当する豪快な脳筋武将
吉川 椹 元春
(きっかわ さわら もとはる)
所属:毛利家
CV:蒼乃むすび
原画:ぎん太郎
▲欅の妹で、姉とそっくりの姿をしている。三姉妹の中では武の担当で、“鬼吉川”と呼ばれるほどの猛将。松乃の政略によって吉川家の家督を継いでおり、山陰地方を任されている。妹の榧と共に、毛利本家を支えている
「ええ。
……あの才は、このような所で失われて良い物ではありませんから」
優れた軍略で水軍を率いる毛利家きっての知将
小早川 榧 隆景
(こばやかわ かや たかかげ)
所属:毛利家
CV:柚原みう
原画:ぎん太郎
▲毛利家三姉妹の妹で、姉である欅、椹とそっくりな外見をしている。三姉妹の中では知を担当する、クールな優等生タイプ。その冷静沈着な知略で、最強との呼び声が高い毛利水軍を率いている。自分や椹が能力を発揮できるのは、まとめ役である欅のおかげと思っており、姉を尊敬している
「うぅ……うちは、
剣ぼうの力になれるほうがええがか」
激しい性格の別人格を宿す人見知りの棟梁
長曾我部 渚/潮 元親
(ちょうそかべ なぎさ/うしお もとちか)
所属:長曾我部家
CV:夏乃うめ
原画:繭咲悠
▲土佐長曾我部氏の棟梁。渚本人は他人と接することが苦手でおどおどしている少女なのだが、荒々しい“潮”という別人格をその身に宿している。記憶をなくした剣丞を保護したことがあり、その縁で連合と共闘し、奥入りもする
「え~。
今日はお気に入りのやつ履いてたのに。
剣ぼうも見たかったよね~?」
実力はあるがぐうたらに生きたいニート武将
仙石 鈴果 秀久
(せんごく りんか ひでひさ)
所属:織田家
CV:赤月ゆむ
原画:くわだゆうき
▲稲葉山城の戦いで織田家へと下ってきた武将で、土佐での剣丞と渚の生活にいつのまにか紛れ込んでいた。能力は高いのだが手柄に興味が無く、仕事が増えることを嫌うため目立たぬように生活してる面倒くさがり屋。楽に生活することが望み
安宅船にて、習得した幻影風雲を皆に披露する和泉

【剣丞】「……そっか。
歌夜や小波たちも、捜索に進展はなしか」
海路の移動は、時間だけはたっぷりある。
小さな火鉢を囲んだ翌日……俺は冬の瀬戸内の海を眺めつつ、和泉からの話を聞いていた。
【和泉】「はい。
梅殿と雫殿は、毛利の方々と合流出来たのですよね」
【剣丞】「そう聞いてるよ。
今は一葉たちと、鞆にいるって」
安土城の戦いで敗北を喫した俺たちが今も命を繋げているのは、姫路城の守護者となった長壁姫が貸してくれた力で、あの戦場を離れられたから。
ただ、ワープやテレポートとでも言うべき力の行き先はランダムで……安土にいた仲間たちは、散り散りになってしまった。
ひよと詩乃は俺と、堺に続く川沿いに。
粉雪は紀伊の方まで飛ばされて、段蔵に襲われていたちい子や心を助けてくれたって聞いている。
今回の件で梅と雫が見つかって、まだ行方が分からないのはエーリカところ。
そして……。
【剣丞】「…………光璃、か」
【鈴果】「うぅ……やっぱり寒いよ~。渚ぁ、お部屋に戻ろうよ~」
【渚】「冷やあてだらしぃなら、鈴果一人で戻ればええきに」
そんな声が聞こえた方を見れば……船縁から釣り糸を垂らしてるのは、渚だった。
【剣丞】「……こんな大きな船の上から、釣れるの?」
【渚】「剣ぼう」
【鈴果】「釣れないけど、釣りがしたいから気分だけなんだって~」
【渚】「瀬戸内じゃカツオも釣れんけんど……」
そういえば四国や畿内を転戦してた頃も、釣りが出来なくてだいぶストレスを溜めてたもんな。
【和泉】「……はて、鈴果殿。
今日はお家流の訓練をするという話では?」
【鈴果】「…………えっ。
あ、いや……それはね?」
【和泉】「ひよ子殿たちから聞いていますよ。お家流だけでなく、武芸や指揮の訓練もきちんとさせておくようにと」
「今回の剣丞隊の将は、梅殿や雫殿を加えても少ないのですから。
四国ではどうだったか知りませんが、しっかり戦力になっていただかないと困ります」
【鈴果】「うぅぅ……ぱいせん、余計なことを……」
【仁虎】「こいつ、お家流なんて使えるのかヨ」
【渚】「……ふひっ!」
【仁虎】「お前はいい加減慣れろっつーの」
【鈴果】「ぼくはやれば出来る子だから……」
【和泉】「やれば出来るならやってください」
【鈴果】「ぎゃふん」
【剣丞】「ぎゃふんが出るのが早い」
【鈴果】「先に言ってれば、訓練とかやらなくていいかなって……」
【剣丞】「そんなわけないと思うけどな」
【和泉】「当たり前です」
【鈴果】「ぎゃふん」
【剣丞】「そういえば……お家流の訓練って、前にひよもやってた瞑想みたいなやつ?」
【和泉】「はい。
皆で出来るのは、そのくらいですから」
お家流の効果は人によってまちまちだけど、いずれも大量の精神力を使う。
武術の訓練と同様、日々の鍛錬がモノを言うのは間違いないし……みんなで出来る訓練となると、そういう基本的な鍛錬が中心になるんだろう。
【剣丞】「…………ん? 和泉は、お家流って」
【和泉】「今の騒ぎが起きる前に、茶々良殿や幽殿からご指南いただきまして……ようやく」
【仁虎】「……幽サン、何でも出来るな」
【剣丞】「まあ、幽だしなぁ」
【鈴果】「和泉さんのお家流って、どんななの?」
【和泉】「そうですね……。
まだ、大したものではないのですが」
和泉は静かに目を閉じると、そっと手を伸ばして。
【和泉】「景の一字にさんさん足る光を与え、全てを影の帳へと隠しなさい」
「幻影風雲」
やがてその先に浮かぶのは、人らしき影。
それはみるみる解像度を上げて……ぼんやりとしたシルエットから、明確に判別が付くようになっていく。
【鈴果】「わわっ。ぼく~!?」
【和泉】「今はこうして、人ひとりほどの幻を出すのが精一杯ですが」
【鈴果】「へぇぇ、おもしろ~い。
……あ、触れないんだ」
鈴果は興味津々といった様子で幻の鈴果に手を伸ばすけど、さすが幻。突っ込んだ手はそのまま向こうにすり抜けて、触った感触もないらしい。
【剣丞】「幻影風雲、習得出来たんだな。
おめでとう」
【和泉】「かつて見た、茶々良殿の幻には遠く及びませんが」
【剣丞】「あれがすごかったのは、鬼の力も加わってたからだろ。
使えない俺からすれば、うらやましいよ」
術を制御しきれなくて暴走させるなんて話もあるし……いきなり力を発現させたひよに至っては、どんなお家流か手探りからのスタートだったもんな。
【和泉】「そんな……恐縮です」
【仁虎】「お家流なんて、そんな気負って覚えるようなもんでもねーヨ」
と……二人の鈴果を囲んでワイワイやっていた俺たちから少し離れた所で、ぽつりと呟いたのは仁虎だった。
【和泉】「あなたほど自在に使えるならそうでしょうが……」
【仁虎】「自在なんて、名前だけだっつの」
【剣丞】「ちょっと二人とも……」
【鈴果】「ね~ね~、和泉さ~ん。
これ、下履きの所が真っ暗なんだけど、どうなってるの~?」
微妙に悪くなりかけた空気の中。
一切空気を読まずに放たれたのは、幻鈴果のスカートを覗き込んでる鈴果だった。
どうやら幻のスカートの中は、安いフィギュアみたいに黒い影が詰まってるらしい。
【和泉】「……私が把握していないものは、幻でも再現出来ませんよ」
【鈴果】「え~。今日はお気に入りのやつ履いてたのに。
剣ぼうも見たかったよね~?」
【剣丞】「……見ないってば」
【鈴果】「剣ぼうは旦那さまだから、別にいいのに~」
「渚も剣ぼうには見て欲しいよね~?」
【渚】「そ、そこでうちに振るがか!?」
【仁虎】「…………はぁぁ。なんか腹立ててるのも馬鹿らしくなってきたな」
【和泉】「……ですね」
【仁虎】「お前、案外やるじゃねーか」
【鈴果】「…………何が?」
【仁虎】「そいや剣丞。
お前、なんでこいつらに剣ぼうって呼ばれてンだ?」
【剣丞】「そういえばその話、してなかったっけ」
【鈴果】「ねえ、何が案外なの~?
ねえってば~!」
海路の移動は、時間だけはたっぷりある。
首を傾げる鈴果を囲みつつ……俺は改めて、四国で起きた出来事を話してみせるのだった。
会談相手に対して同じように気後れしている渚と欅

【剣丞】「そんなわけだからさ。
悪いけど……欅との顔合わせは、日を改めてにしてくれると助かるかな」
【榧】「その方が良いでしょう。
実のところ、欅姉様も……土佐の鬼若子との会談は相当緊張しておいででしたので」
欅も渚ほどじゃないとはいえ、人見知りというか……ああいう場が苦手な所はあるもんな。
それを無理に進めても、良い事にはならないだろう。
【剣丞】「……そう言ってもらえると助かるよ。
それと、話は変わるんだけど……」
【榧】「先ほど戦っていた鬼の件ですか」
【剣丞】「毛利や鞆要害を攻めに来るような相手って、どんな奴かと思ってさ。ただのはぐれ海賊が、鬼になったってわけじゃないんだろ?」
【榧】「それが……」
──────────────―
【欅】「…………うぅ。どうしよう」
「長曾我部の鬼若子なんて、怖い話しか聞かないし……」
「剣丞様、よくそんな人をお嫁さんにしたよなぁ……」
「まあ、お嫁さんになるくらいだから……話は通じる……」
「…………のかなぁ」
【渚】「…………はぁぁ」
【欅】「…………はぁぁ」
「あ……あれっ。ため息を吐いたの……わたしだけじゃ、ない?」
【渚】「お…………おまさんも、何か困りごとでもあったがか」
【欅】「あ、あはは……。
この後、少し面倒なお役目があって……気が重くて」
【渚】「……ううむ。どこも一緒やにゃあ」
【欅】「一緒って事は……あなたも、何か大変なお役目が?」
【渚】「うんと大事なお役目なんは、分かっちゅうが……おまさんと同じじゃ」
【欅】「大変ですねぇ……」
【渚】「げにまっこと」
【欅】「四国のほうの言葉みたいだけど……鞆じゃ見ない顔だし、一葉さまのお客人かな。
でも……」
【渚】「こん人……まっこと話しやすいが」
【鈴果】「あーっ。剣ぼう、いたよ~」
【剣丞】「おーい、渚ー! 探したぞー!」
【渚】「……ふひっ!」
榧に案内してもらって、あちこち歩き回った末……。
渚がいたのは、鞆の一角に掛かる橋のたもとだった。
けど、そこにいたのは渚だけじゃなくて。
【榧】「姉様もこちらにおいででしたか」
【欅】「榧ちゃん!」
【榧】】「顔合わせの件です……が……」
【鈴果】「っていうか~、もうしなくてもいいんじゃない?」
【榧】「流石に正式な場は必要ですが、延期はしなくても良さそうですね」
【渚】「…………えっ」
【欅】「そ、それって…………まさか」
【剣丞】「ああ……名乗ってなかったのか、二人とも」
「欅。彼女が長曾我部渚元親どので……。
渚。こちらの彼女が、毛利欅隆元どのだよ」
【欅】「ええええええええええーーーーーーーーーーっ!!」
【渚】「ええええええええええーーーーーーーーーーっ!!」
戦国時代を生き抜く乙女武将たちはエッチもやり手!! 美しき美女武将たちとのえちえちシーンに大期待♪


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表紙イラストの双葉ちゃんこと足利 双葉 義秋は、初代『戦国†恋姫』より登場しているアルティメット深窓のご令嬢。足利家の次代将軍候補という由緒正しき家柄で、現将軍にして天下無双の剣豪である姉の一葉と共に、本作でもバッチリ登場予定だ。しかも姉妹ふたりと3Pできちゃうエッチシーンが用意されており、パッケージイラストにもなっているから、今回も大活躍の予感が止まらないぞ。
表紙イラストを使用した「表紙ver」は、そんな双葉ちゃんが下着一枚という大胆な姿で軒下にて微笑んでいる一瞬を描いたもの。欲情的なのにあふれ出る気品を隠しきれない、エロスと神々しさが両立したバッチグーなデザインに仕上がっている。
もう一方の「えっちver」は、そんな双葉ちゃんが大胆にも下着をキャストオフ。次代将軍候補に相応しい高貴なお身体を、生まれたままの姿で披露してくれているという、なんともえちちな差分イラストを使用した製品になっている。ちょっと恥ずかしがっている双葉ちゃんの表情がこれまた可愛らしく、「表紙ver」と並べて飾ってギャップを楽しみたい逸品に仕上がっているのだ。
この2種類のタペストリーは2026年9月1日(火)までの期間限定で予約受付中。BugBugのタペストリーはほとんど再販しないので、激レアグッズになることは間違いなし♪ この双葉ちゃんを見てビビッと来た人は、ぜひとも締め切り前に予約しておこう!!
▲原画担当の片桐雛太氏による、BugBug.NEWSの表紙用描き下ろしイラストがオリジナルB2タペストリーに。サイトのトップに表示されている「表紙ver」と、こちらの「えっちver」の2種類をご用意しているぞ。期間限定販売なので、気になった人は今すぐBOOTHの【BugBugショップ】をチェック!!
キャンペーン最新情報を戦国†恋姫シリーズ公式Xでチェック♪
本作ではさまざまなキャンペーンが多数開催中。
中でも注目は、毎週のように行われている声優さんの直筆サイン色紙が当たるプレゼントキャンペーンだ。
こちらは“戦国†恋姫シリーズ公式X”で開催されており、こちらの公式アカウントをフォローし、対象のポストをリポストして応募するスタイルだ。
公式Xではそのほかの情報もいち早く告知しているので、ぜひともフォローして定期的にチェックしておこう!
▲“戦国†恋姫シリーズ公式X”で、毎週リポストキャンペーンが行われているぞ。公式アカウントをフォローして、毎週応募しよう!!
▲マスターアップ記念イラストを使用したB5イラストカードがもらえる、予約キャンペーンも引き続き開催中。発売日の約1ヵ月前までが〆切となるのでご注意を!!
アクリルオーナメントなどが付属する豪華版の特典内容を詳しくチェック!!
本作のパッケージ版は、通常版に加えて豪華版も同時発売。下記の内容が同梱されるぞ。
【1】. ゲーム本体(トールケース)
【2】. 購入者限定通販『【妹将軍】双葉 抱き枕カバー』
【3】.『戦国†恋姫オンラインX~奥宴新史~』特典コード(★5確定ガチャチケット ×1、極意の絵巻★5 ×1、惣武小判 ×5000)
【4】.『魔王カリンちゃんRPG』特典コード(厳選★3ヒノモトキャラ交換チケット × 1、金の覚醒結晶のかけら × 300、経験値ポイント × 1,020,000、クエスト手形 × 30)
【5】.『恋姫†大戦』特典コード(SSR確定恋姫ガチャチケット×1、武将強化書 上級×100)
【6】. Lycee OVERTURE PRカード「戦国乱世最強の引き籠り 島津 千咲希 義久」
【7】. アクリルオーナメント「九国戦域(きゅうこくせんいき)」
▲豪華版の特典一覧はこちら。豪華版のみで手に入る注目アイテムは、アクリルオーナメント“九国戦域(きゅうこくせんいき)”だ
【2】の“購入者限定通販『【妹将軍】双葉 抱き枕カバー』”は通常版にも付属するもので、『【妹将軍】双葉 抱き枕カバー』を購入できる権利となる。パッケージを入手後、専用サイトにて通販で別途抱き枕カバーが購入できるという仕組みだ。
▲本作購入者のみが購入できる『【妹将軍】双葉 抱き枕カバー』の絵柄がこちら。えっちに喘いでいる双葉ちゃんとラブラブに添い寝できちゃうぞ♥
【3】、【4】、【5】は関連タイトルの特典コード。こちらも通常版に付属するが、豪華版はもらえる特典がパワーアップしているぞ。
例えば『戦国†恋姫オンラインX~奥宴新史~』特典コードは、豪華版のみ“惣武小判 ×5000”がさらにもらえる仕様となっているのだ。
【6】はカードゲーム『Lycee OVERTURE』のPRカードだ。本作を購入しないと手に入らない、希少なカードになっているぞ。
【7】は美しいパッケージアートを使用したアクリルオーナメント。ずっしりと重みがあり、美しいパッケージイラストがより映える、お気に入りの場所に飾っておきたいアイテムだ。こちらは限定版でのみ入手できる、レアグッズになっているぞ。
注目アイテムは、やっぱり豪華版でしか手に入らないアクリルオーナメント“九国戦域(きゅうこくせんいき)”。特典コードも関連作を遊んでいれば嬉しいアイテムだ。
やっぱり豪華版を買っちゃおうかな…と心が揺らいでいる人は、ぜひとも予約キャンペーンの〆切となる7月20日(月)までに予約しよう。豪華版は通常版よりもキャンペーンの〆切が早いためご注意!!
▲本作は大まかに4つのバージョンが発売。DL版は通常版のほか、全60ワード収録の“システムボイス「双葉&幽&鞠&千咲希」”が付属する、ボイス特典付き版もリリースされるぞ
『戦国†恋姫BRAVE弐 ~戦乱の九州、島津編~』オープニングムービー
戦国†恋姫BRAVE弐
~戦乱の九州、島津編~
BaseSon
2026年8月28日発売予定
AVG、DVD/DL、18禁、Win11
パッケージ・通常版:4,950円(税込)、パッケージ・豪華版:11,550円(税込)
DL・通常版:4,510円(税込)、DL・ボイス特典付き版:5,500円(税込)
ボイス:あり、アニメ:なし
原画:片桐雛太、ぎん太郎、夏彦、さえき北都、くわだゆうき、繭咲悠、MtU、rei太、他
シナリオ:新井しーな、カワイヨシタカ、風見どり
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