新ジャンル「TTD」の衝撃的エロ破壊力を一足お先に堪能しよう
恋人の仇を討つため闇の人身売買組織を追い続けている、囮捜査官の蒼山夕歌(32歳)。
次々と仕掛けられる罠を潜り抜けた夕歌は、ついに組織のボス巻島ジョウと対峙する。そこで彼女は、ある取引きを提案されて…!?
いまNTR界隈で話題な新ジャンル、「TTD」の火付け役な本作。
本編380ページという、同人コミックとしては異例の長編漫画で、しかも最初の200ページまではオッパイすら見せない焦らしっぷり。この長い焦らしが読者の期待と興奮のボルテージを高め、「溜めて溜めてドカーン」、略して「TTD」のカタルシスをもたらすのだ。
普通は200ページも過程に費やされるとダレるだろうが、そこは洗練されたプロットと深いキャラクター描写、緊迫感あふれる画面演出で、普通に漫画として面白く読めてしまう。
絵にクセはあるが、泥臭い刑事モノだったり昭和のレジャーホテルが舞台だったりと、内容も含めて一昔前の劇画コミック誌のノリを敢えて狙っているのだろう。それがまた非常にレベルが高いので、その手の作品が苦手でないならオススメだ。
もちろん後半のHシーンも実用性抜群。ヒロインの心の動きや快楽に堕ちていく過程をじっくり丁寧に描いている。序盤で溜めに溜めているだけに、半端ない興奮が味わえるぞ。
囮捜査官蒼山夕歌は雨の両国にいる
ホテルニューメメメ
FANZA専売、400ページ、2,970円(税込)、配信開始日:2024/06/01
▲あとがきによると「やりたかったことは、すぐに脱がないマンガ。溜めて溜めてドカーン、略して『TTD』」。まさに新しい地平を切り拓く天才の発想。本作が「TTD」ジャンルのオリジンとなって、盛り上がりと発展を見せるのに期待しましょう!!