R18だから実現可能なブッ飛んだ内容はSFモノやサイバーパンク系のシナリオゲー好きは要チェック!!
苦労をして貯めた大金でセクサロイドを購入した童貞男の主人公。『ちひろ』と名付けられたセクサロイドは、想像を超える快感をもたらしていく。だがそこに、セクサロイドのモデルにした憧れの先輩・ちひろ本人が現れて…!? サイバーパンクな世界観はもちろん、セクサロイド・『ちひろ』とモデルになった先輩・ちひろが巻き起こすバトルと純愛ストーリーも素晴らしいSFエロス長編。販売サイトのコメントでも「エロ漫画の皮をかぶったまっとうなSF」「サイバーパンクと肉感の描写が最高」「感想を書きたくなった漫画」等々、絶賛の嵐なのだ。「こんなエロ漫画初めて読みました」なんて意見もあって、昔はこういう尖ったサブカル系のエロ漫画が多かったが、最近は少なくなってきたので、若いエロ漫画ファンは面食らう人も多いのかも? しかしこういうブッ飛んだ名作に出会えるのも、エロければ何でもアリというR18ジャンルの醍醐味。SFやサイバーパンク系のシナリオゲー好きなら、是非読んでみてほしい。
BETTER THAN SEX
研そうげん
ジーオーティー(レーベル:GOT COMICS)、A5判、1,210円(税込)、発売日:2023/03/25
▲セクサロイド、電脳ドラッグ、カルト宗教…アツいSF要素てんこ盛りなのにエロくて抜けるなんて凄い!!
せっかくなのでもう少しだけ編集部がオススメする尖ったエロ漫画を紹介
通常は著者の過去作を紹介するが、研そうげん氏はこれが初単行本だったので、ちょっと趣向を変えてSFモノやサブカル系の尖ったエロ漫画でオススメ作品を紹介。まず東山翔氏の『Implicity』は、ロリ漫画の皮を被ったポストアポカリプスモノ。ハードなロリ凌辱や猟奇的シーンも凄いが、何より圧倒的画力で描かれる廃退した世界観と少女の無垢な美しさとの対比が素晴らしい。実は極上のボーイ・ミーツ・ガールでもあるストーリーを、全2冊の長編で堪能しよう。もう一つのオススメは、謎のドイツ人漫画家・ゲズンタイト氏の1stコミックス『#ふつうのおんなのこ』。販売サイトで「深層心理ランデブー」1話24Pが丸々掲載されていたのでこちらにも転載したが、これを読めば作者の鬼才ぶりは一目瞭然。サイバーパンクではないが、奇想天外・摩訶不思議なエロスで、トリップ出来ること請け合いだ。
Implicity
東山翔
茜新社(レーベル:TENMA COMICS LO)、A5判、1,202円(税込)、発売日:2017/02/
▲このサンプルだけ見ると(冒頭シーンの背景以外)普通のイチャエロ系ロリ漫画に見えるが…肩透かしに感じた人は、すぐ下にある『2』のサンプルも見てみて!!
Implicity 2
東山翔
茜新社(レーベル:TENMA COMICS LO)、A5判、1,425円(税込)、発売日:2018/01/27
▲『2』の方が過激だったので長くなるけど思わずこちらも紹介してしまった。考察が捗るストーリーにも注目だ
#ふつうのおんなのこ
ゲズンタイト
リイド社(レーベル:クリベロン)、A5判、1,100円(税込)、発売日:2017/04/14
▲どうやったらこんなアイデア思い付くんだ? ドイツ人が普段どんなエロ本を読んでるのか現地に調べに行きたくなるよ