NTR美少女ゲームのパイオニア・おんぼろ月氏が同人に活動の場を移した理由とは!?
寝取られエロ専門の美しょゲーブランド・アトリエさくらで11年、看板シナリオライターを務め、昨年惜しまれながらも同ブランドを退社したおんぼろ月氏が、個人サークル・浮気少女を立ち上げ同人活動を開始したぞ。先日開催されたコミックマーケット99では、あの大ヒット作『貸し出し妻、満里奈の“ネトラセ”報告』シリーズの主要スタッフが再集結して制作したボイスドラマ『斎木京子のネトラセ報告』のプレビュー版をリリース。さらに、おんぼろ月氏のFantiaでは、もう1つの新作寝取られSS『地味子ちゃんの浮気えっち CASE.木下香奈』の無料連載も開始し、早速、精力的な活動を行っているのだ。絶賛発売中のBugBug4月号では、そんなおんぼろ月氏にインタビューを敢行。今後の同人活動についてはもちろん、アトリエさくらでの11年や人気作の開発秘話等々についても、たっぷり語ってもらったぞ。ここではそのインタビュー記事をダイジェストでお届け。NTRゲーファン超必読の内容なので、じっくり読んで楽しんでほしい!!
▲記念すべき第1弾『他の男の精液で孕んでもいいですか…? 女子校生寝取られ事情』など、インタビューにはNTRの名作にまつわるエピソードが満載。ちなみにアトリエさくらは現在もハイペースでNTR作品をリリースしているのでこちらもチェック!!
美少女ゲーム業界に入ったきっかけが“NTR性癖”の目覚めに繋がる!?
──BugBugの編集長もNTRゲーが大好きなので、今回のインタビューが実現して大変喜んでおります。では早速、おんぼろ月さんが美少女ゲーム業界に入ることになったいきさつから教えてください。
おんぼろ月:これはちょっと長い話になるんですが、元々、僕は3DCGの学校に行っていて、北海道から本州に出てきてエロゲーとは関係ない別の仕事をしていたんです。それでその当時交際していた彼女がいまして、その娘が原画でエロゲー会社に勤めることになったんですね。
──彼女さんの方が先に業界に入られていたんですか。
おんぼろ月:そうなんです(笑)。それで年も僕のほうが一つ上だったんで、悔しいというか劣等感というか、そういったものを少し感じたりもしていたんですが、その彼女から「ウチの会社いまシナリオライター募集してるみたいだよ」って言われて、じゃあちょっと書いてみるか、と。で、実際にやってみたら自分に向いているなと感じまして、3DCGの方では芽が出そうになかったこともあり、文章の方を頑張ってやってみようかなと思ったのが、美少女ゲーム業界でライターを目指すようになったきっかけですね。
──そうだったんですね。
おんぼろ月:ただ、この話にはオチがついていまして…。
──まさか…(笑)。
おんぼろ月:想像がついているかもしれませんが、その彼女は就職先のエロゲー会社のヤツに寝取られるんですね(笑)。
──(笑)。
おんぼろ月:ただ、当時は僕もまだ“NTR性癖”っていうものを知らなかったので、彼女からその浮気話を聞いてメチャクチャ怒ったし悲しかったんですけど、なぜか股間はフル勃起しているという経験をするんですね。
────まさに運命的な出来事ですね。
おんぼろ月:それが僕のNTRの原体験というか、間違いなくアトリエさくらに繋がっていく出来事の一つだったと思います(笑)。
▲BugBug4月号ではおんぼろ月氏へのインタビューをカラー4ページで大特集。ご覧の通りミッチリ詰まって全NTRファン必読な特濃内容だ!!
業界初のNTR専門ブランド・アトリエさくら立ち上げの経緯
──ではその後、株式会社アクラスで業界初となるNTR専門ブランド・アトリエさくらを立ち上げることになった経緯と、おんぼろ月さんがそこでディレクターを務めることになったいきさつを教えてください。
おんぼろ月:僕がアクラスに入った当初は、社内スタッフに業界経験者って少なかったんです。そこでオリジナルをやるってなった時に、PC畑出身は僕しかいなかったので、白羽の矢が立った感じですね。
──上の方からNTRゲーの専門ブランドを作りたいから頼むと言われた感じですか?
おんぼろ月:これも面白いエピソードがありまして、最初はPCゲームのブランドを作りたいっていう話だけで、どんなブランドにするか松、竹、梅の3つの案があったんです。
──松、竹、梅ですか。
おんぼろ月:まずは梅なんですが、これは官能小説に絵をつけてゲームにしたらいいんじゃないかっていう案だったんです。ただ、Guiltyさんがすでに同様のことをやられていたし、僕的にも面白くなかったんで会社には「売れないですよ」って(笑)。
──消極的な提案ですね(笑)。
おんぼろ月:で、竹コースが“寝取られ”だったんです。当時NTRゲーってリリースされる本数自体はまだ少なかったんですが、出ているものはどれも相当売れていたんですよ。
──確かに当時はNTRブームが一気に来て、その需要に供給が追いついていなかったように思います。
おんぼろ月:ただ、個人的にはもう一つの松コースが本命だったんです。それは某大手美少女ゲームメーカーの看板を借りて、デベロッパーとして何本かフルプライスゲームを作って実績を積んでいくっていう案で。
──なぜ本命の松ではなく竹になったのですか?
おんぼろ月:規模の大きいゲームを手掛けることのリスク等を勘案した結果、最終的に選ばれたのが竹コースの“NTRブランド”だったって感じですね。
──こうしてアトリエさくらが誕生したんですね。開発スタッフはどのような構成だったのですか?
おんぼろ月:最初は僕一人だったんですけど、スクリプトやグラフィッカーの方などに入っていただいて、初期は自分を含めて4人のスタッフが常駐してゲームを作っていた感じです。
▲インタビュー中にはおんぼろ月氏が手掛けた過去の名作を紹介するカコミも。こちらは寝取らせモノ名作として名高い『貸し出し妻、満里奈の”ネトラセ”報告 敏感妻と絶倫大学生』
寝取られというよりイチャラブ浮気Hが好き!?
──その後も、リリースを続けていく内に大きく話題になる、今で言うバズったタイトルが出てきますよね。例えば『他の男の精液で孕んでもいいですか…? 3』では、一部から熱烈な支持があるものの、非常に寡作なたかぴこ氏を起用するに至った経緯を教えてください。
おんぼろ月:実は、たかぴこさんはこちらからお願いをしたワケではないんです。『他孕1』をリリースしたあとだったと思うんですが、たかぴこさんの方から「NTRゲーのブランドを作ってくれてありがとうございます。僕で良ければ原画を手伝わせてください」っていう感じのメールをいただきまして、それならということで『他孕3』の仕事を依頼したんです。
──おお、自分から売り込んでくるほど、たかぴこ氏もNTRファンだったんですね。
おんぼろ月:ただ、絵は素晴らしかったんですけど、『他孕』の3作目までは僕の中でどうにも手応えがなかったというか、作りながら違和感的なものをずっと覚えていまして。その答えが自分の中で明確になるのは、かなり先の『貸し出し妻、満里奈の“ネトラセ”報告』の時になるんですが、僕は「寝取られ」自体が好きなんじゃなく女のコが浮気SEXでイチャラブしているのが好きだったんですよ。
──なるほど。
おんぼろ月:なのでNTRゲーで愛している彼氏がいるのに、脅迫などの強制力で他の男とセックスする場合ってイチャラブにはならないじゃないですか。これを僕は上手く書くことができなかったんですね。
──その後に出た『愛する妻、玲奈の浮気告白』『他の男の精液で孕むとき』『愛する妻、美咲の不倫証拠』の初期妻モノ3作では、それまでNTRの主流だった、悪い間男に恋人が犯されたり奪われたりするものから、プレイヤーがより現実味を感じられる方向にシフトしているように思います。
おんぼろ月:そうですね、シナリオを書いていて初めてしっくりきたのが『愛する妻、玲奈の浮気告白』になります。これはもうヒロインが昔の男とノリノリで浮気SEXするという内容だったんで、ガチハマりでした。ただ、次の『他の男の精液で孕むとき』に関しては、正直あまり自信がなかったんですよ。
──そうだったんですね。非常に評判の良い作品という印象ですが…。
おんぼろ月:そうなんですよ。絶対に叩かれてると思って、しばらくレビューサイトを見ないようにしてたくらいです。で、発売から少し経ってからそろそろちょっと見てみようかしら…と思って、チラッ、チラッっとネットの感想を漁ったら意外といい点数並んでるぞ、みたいな(笑)。想像していたのとは全然違う反応をいただいて、驚きました。
▲こちらの『愛する妻、玲奈の浮気告白 『お、俺より気持ち良かったのか…?』→『…うん。凄かった』』はアトリエさくら初期の名作だ
『満里奈』はおんぼろ月氏自身がプレイしたい作品だった
──そしてアトリエさくらに戻ってきて最初に手掛けられたのが、『貸し出し妻、満里奈の“ネトラセ”報告』です。こちらは寝取らせの金字塔的タイトルと言えるほどのヒット作になりました。
おんぼろ月:当時、“寝取らせ”ってリアルでそういうプレイをする人はいても、エロゲーではほとんど題材にされていなかったと思うんですよ。ただ僕としては、企画の段階でこれは絶対ある程度の反応がもらえるネタだという確信がありました。なぜなら、僕がやりたいから(笑)。こんなに僕がやりたいんだからみんなもやってみたいでしょ!? っていうことですね(笑)。
──自信作だったんですね。
おんぼろ月:このシチュエーションなら、僕が大好きな浮気イチャラブSEXもヤリ放題ですし、実際、妻が浮気してきたら大興奮で根掘り葉掘り聞きまくるだろうし、そういった自分が好きなものを詰め込めたんで手応えはありましたね。
──寝取らせシチュ以外にも本作は、“東満里奈”というヒロインが非常に魅力的で、そのキャラ人気も人気の一因になっていると思います。
おんぼろ月:『満里奈』の企画をぼんやりと考えていた頃、別の作品の収録で声優の小波渡陸さんにお会いしたんですね。で、彼女の演技を聞いた時「ああ、これだわ」って思ったんです。頭の中で思い描いていた満里奈像と、あまりにもドンピシャで。
──声から先に決まったんですね。
おんぼろ月:小波渡さんに演じていただければ、絶対に魅力的なヒロインになると思ったので、その時の収録の時点で「また頼むことになると思うので、よろしくお願いします」という話はしていました。そういったこともあって、満里奈のキャラクターは音声も含めてバッチリハマったように思います。
──実際に『満里奈』の評判はおんぼろ月さんの元に届いていましたか?
おんぼろ月:アトリエさくらのサポートメール宛に熱いファンメッセージが届いたりもしていたんですが、一番嬉しかったのが女性から感想をいただいたことです。
──それはかなり珍しいような。NTRヌキゲーを女性の方がプレイすることってあるんですね。
おんぼろ月:僕はこの頃、自分の中でリアルなHシーンを書くことをテーマにしていたんですね。男性だけではなく、女性が読んでもしっかりエロく感じてもらえるような。なので女性の方から、すごくHで良かったという感想をもらえたのはとても嬉しかったです。
▲『貸し出し妻、真由美の”ネトラセ”報告 敏感妻と不倫出張』は2018年発売の人気シリーズだ
アトリエさくらを退社した理由と今後の活動は?
──続いて今後の活動などについてお聞きします。まず、アトリエさくらを退社された理由ですが…。
おんぼろ月:複数の作品を平行して作っていくことが僕の中でスゴくしんどくて、一つのものに全精力を注ぎたいっていう思いが強くなってきていたんですね。自分のペースでの作品作りがしたいと思って退社を決意しました。
──なるほど。
おんぼろ月:現在は美少女ゲームとは全く関係のない仕事をしているんですが、入社する時に副業をやりたいという話はすでにしていて、とりあえず採算は度外視して自分が本当にやりたい創作活動を続けていきたいと思っています。作りたいものを作って、いいものができればアトリエさくらがここまで続いたように、ついてきてくれる人が必ずいると思うので。
──Fantiaで“浮気少女”というサークルを立ち上げたのもその一環ですか?
おんぼろ月:はい。現在はFantiaで、『地味子ちゃんの浮気えっち CASE.木下香奈』という作品の無料公開を始めました。
──これはどういった作品なのでしょうか。
おんぼろ月:まず、僕が本当に描きたいHシーンって『綾乃』でやったような、一晩中かけての濃密な浮気SEXなんです。ただ、それって素材にコストがかかる美少女ゲームでは、なかなかできないことなんです。例えば一つのHシーンをとことん詳細に描いてCGを15枚使ったとしたら、10コのHシーンで150枚のCGが必要になるわけじゃないですか。それはもうコスト的に全く成立しないんですね。
──確かに商業ゲームでは難しそうです。
おんぼろ月:なので『地味子ちゃん』は、ILLUSIONさんの『ハニーセレクト2』で作成した3DCGを使って、好きなだけ画像を盛り込んだ浮気寝取られSS小説にしてみようかなと。『ハニーセレクト2』は商利用できないので全くお金にはなりませんが、とにかく今は自分がやりたいと思っていたた企画を、どんどん世に出していきたいです。
──創作意欲が衰えていないようで安心しました。冬コミでは、『満里奈』チームによる新作寝取らせボイスドラマ『斎木京子のネトラセ報告(プレビュー版)』も頒布されていましたよね。
おんぼろ月:はい。まずは『地味子ちゃん』の方が優先で、それが終わったら『京子』の方を本格的にやろうかなって思っています。
──『京子』はすでにジェントル佐々木さんによるヒロイン絵もついていますが、ゲーム化も考えられているのでしょうか。
おんぼろ月:現時点では考えていません。同人では完全にルーキーなので、ゲーム化の展開云々は無料でシナリオを公開していってある程度の評判を得てからの話だと考えています。コストをかけて制作するっていうのは、その作品に関わる人たちの生活もかかってきますからね。まずはフリーコンテンツで『満里奈』級のヒットを目指して頑張って、おんぼろ月の作るものをもっと見たいって思ってくれるファンを増やしていきたいですね。
▲おんぼろ月氏がFantiaで立ち上げたサークル“浮気少女”では、『地味子ちゃんの浮気えっち CASE.木下香奈』が無料公開されているので要チェック
誌面ではおんぼろ月氏のNTR美少女ゲームにまつわるお宝エピソードがまだまだ直撃!!
4月号に掲載したおんぼろ月氏へのインタビュー特集記事では、アトリエさくらに入社するまでのいきさつや、“寝取られ”モノのアイデアの源泉、『他の男の精液で孕んでもいいですか…?や『Remember』など手掛けた名作の数々について、「黒ギャル化」や「ビッチ化」展開がない理由、そしてファンへのメッセージ…等々、今回紹介した以外にも必読の内容が満載♪ 全てのNTRファンは絶賛発売中のBugBug4月号をGETして、寝取られ美少女ゲーム・マエストロの至言の数々を堪能しよう。
▲『満里奈』チーム(企画/脚本・おんぼろ月、原画・ジェントル佐々木、CV・小波渡陸)が手掛ける新作ボイスドラマ『斎木京子のネトラセ報告』。まだ一般販売は始まっていないものの、今後DLsiteなどで展開していく予定もあるとのこと
▲BugBug4月号は紙版も電子書籍版も絶賛発売中。これ以外にもスクープ特集やインタビュー企画が満載なので、こちらの記事で確認してね♪
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