【BugBug】HULOTTE最新作『俺の恋天使がポンコツすぎてコワ～い。』をBugBug10月号にて原画・池上茜氏＆ディレクター・湯浅氏に直撃インタビュー!!

池上茜氏の描き下ろしイラストも掲載した『ポンコワ』の魅力満載な大特集!!
一昨日9/24に発売されたばかりのHULOTTE最新作は、魔法のノートとポンコツな恋天使が恋を叶えてくれるラブコメAVG。今回も人気絵師・池上茜氏が描くキュートなヒロインたちと、ドタバタでイチャラブな恋愛模様が繰り広げられるのだ。そんな本作を、絶賛発売中のBugBug10月号では、池上茜氏描き下ろしイラストとディレクターの湯浅氏も交えたインタビュー付きで大特集。今回はそのインタビュー部分をダイジェストで紹介していくぞ!!

▲BugBug10月号では『俺の恋天使がポンコツすぎてコワ～い。』をカラー8ページで巻中大特集。インタビューは最終2ページでミッチリ掲載しているぞ

従来のHULOTTE作品ファンも安心して楽しめる新作品

──はじめに、本作を開発するに至った経緯についてお聞かせください。
湯浅：とても好評を頂きました『ヤバい。』シリーズや俺不可避、俺不可視の男の子の夢シリーズとはまた別の流れを作ろうということで企画されました。案としては「ノート」ではなく「スカウター」だったり、弊社デビュー作『With Ribbon』のようなループものだったり、幽体離脱する主人公がネタだったりと様々なアイデアが出ていました。
──その際の想いや作品としての目標・指針などはありますか?
湯浅：もちろん、従来の作品のようにユーザー様に楽しんで頂けるようにするのは最大の目標になるでしょうか。好評でしたらシリーズ化出来るといいな、なんて思ったりもします。
──本作のテーマやコンセプト、ターゲットにしているユーザー層など、どういった作品になるのかをお聞かせください。
湯浅：先ほどの話と少々被りますが、やはり従来のHULOTTE作品のファンに、安心して楽しめる作品作りは特に意識しています。ですので、テーマにしてもコンセプトにしても池上さんの絵を活かしての「いちゃラブ」や「萌えエロ」、「読み手をしっかり引き込む世界観や物語」を完備した作品にしています。

▲インタビュー中にはHULOTTEの過去作も紹介。この『妹のおかげでモテすぎてヤバい。』は大ヒットした『ヤバい。』シリーズの記念すべき第1弾だ

本作のストーリーについて詳しく直撃!!

──本作のあらすじについて、HPなどで出ているより少し踏み込んで、お聞かせいただけますか。
湯浅：突然現れた恋天使を名乗る少女・ラブミエールから『ラブノート』という魔法のノート──気になる子の名前を書くとその子との恋愛の距離や更にお近づきになるためのアドバイスを教えてくれるノート──を押しつけられた主人公「紡」が、それを駆使して恋愛に勤しんでいくというラブコメディです。この『ラブノート』に誰の名前を書くかによってその後の会話や展開が大きく変化し、紡はその多岐にわたる運命の中からたった一人の『運命の花嫁』を見つけ出していきますが、しかしパートナーであるポンコツ天使が色々やらかしちゃってくれちゃうせいでなかなか恋愛成就までこぎつけない……というコミカル要素も大いに盛り込まれた純愛ストーリーとなっております。
──過去の『ヤバい。』シリーズから継承した部分、また変えたいと思った部分についてお聞かせください。
湯浅：ある意味『ポンコツ天使のせいで俺の性機能がヤバい。』とも言えてしまうので、根本は『ヤバい。』シリーズを継承しているかもしれません。とはいえ、ノートをしっかり“活用”してヒロインと仲良くなっていく必要がありまして、活用によってイベントが発生するタイミングも変わってきたりしますので、従来のHULOTTE作品とは印象が違うところも多いかと思います。

▲体験版も公開されているので是非プレイして本作のストーリーや雰囲気を楽しんでみよう

ポンコツ恋天使・エイルの魅力とは？

──ありがとうございます。続いてヒロインについてお伺いしたいのですが、エイルの紹介の方からお願いします。
湯浅：タイトルやあらすじにも出ているように、恋天使を名乗るくせしてとにかくポンコツな女の子です。一応恋愛に勤しむ主人公をサポートする立場になりますが、『楽しそうだから』を理由に学園やバイト先に突撃してきたり、挙げ句の果てには恋愛のサポートという使命すら忘れて日夜好きなマンガを読みふけったりなどと、色々と庶民的な女の子です。
──彼女とはどのような展開になっていくのでしょうか。
湯浅：恋天使を名乗るくせに今まで恋をした経験がないというエイルですが、主人公と日々を過ごしていくうちに段々とその気持ちが芽生えていきます。やがて恋天使と人間という種族の垣根（？）を越えて恋に落ちる二人ですが、実はエイルが恋をしたことがないのには深い理由がありまして、その衝撃的な理由を前に、エイルとの恋を諦めたくない主人公は愛する恋人のために奔走していきます。
──なるほど。エイルとラブミエールですが、人間状態と天使状態で、性格や口調などに変化があるのでしょうか？
湯浅：性格や口調に変化はまったくありません。ただし、天使モード時の彼女は透明状態となっており、主人公以外の人物から姿が見えなくなる他、声も聞こえなくなります。大きな変化はそれくらいで、ポンコツさは天使モードになっても健在…それどころか他人から認識されなくなる分、天使モードの彼女はよりポンコツさに磨きがかかるとも言えます。
──池上先生の方からデザイン面でのポイント、キャラクターとしての印象についてお聞かせ下さい。
池上：ポンコツ可愛いです。ちょっとアホな感じもチャームポイントになってます。アホ毛が表情によって動いたりするので、細かい変化も見てみて下さい。マスコットっぽい謎の生き物は魔法少女といえばお約束のポジションの生き物です。活躍するかはわかりませんが…。
湯浅：ちなみに『ラブぴょん』といいます。エイルが言うには「ラビットとウサギっぽいぴょんに恋天使とわたしのラブを加えてラブぴょんです」とのこと。胸元（？）にラブチャームと呼ばれるメーターが付いていて、主人公の恋愛を成就させてこのメーターを満タンにすることがエイルの目的になります。

▲昨年末に発売された『ココロのカタチとイロとオト』は新しく出来た姉妹ブランド・HULOTTE Roiの第一弾だ

ヒロイン以外の多彩な登場キャラクターにも注目

──まそらについてはどうですか？
湯浅：主人公とはまだ此花学園に入って以来の年数的には浅い付き合いですが、怪我で陸上を引退して途方に暮れていたところに手を差し伸べてバイトへと誘ってくれた、主人公にとっては恩人とも言える親友です。あくまでも“同性”の友人という立場になるので、主人公とヒロインとの関係を取り持ってくれたりなどといったサブキャラらしいサポートがほとんどになりますが、時々こいつらほんとに男同士か？と疑いたくなるような会話を繰り広げたりして他のヒロイン以上に目立ったりすることも？
池上：念願の男の娘キャラです。とにかく可愛いを目指して描きました。おかげで皆さんの反応も良さそうなキャラに仕上がりました。私が思う可愛いを詰め込んだのでそう見えたらうれしいです。
──謎のイケメンも出てきますね。
湯浅：杏樹はエイルが転入してきたその翌日に、主人公たちより１学年上の先輩として転入してきた、なんだか謎の多い美男子です。必要以上に言葉を話さないミステリアスな雰囲気の青年で、なぜかエイルや主人公のことをよく観察しています。共通ルートの後半には主人公のバイト先にも現れたりしますが、その目的や如何に…？
──なるほど。ちなみに主人公はヒロインに対してどのようなスタンスなのでしょう?
湯浅：彼が所持しているラブノートにはヒロイン達とより密接な関係になれるアドバイスが提示されるので、基本的には主人公の方から率先してイベントを起こしていく形となります。彼にとってこれらは性的な生死をかけた恋愛争奪戦になるわけですが、しかしラブノートを使用していく過程でヒロイン達の秘めたる思いや悩み事を知っていくと、自分の命運も顧みず真摯にヒロイン達と向き合っていきます。ラブノートというチートアイテムを持ってしてもそれに驕りきることなく、あくまでも純愛を紡ごうとするとても誠実な青年です。

▲魅力的なサブキャラーたち。HULOTTEならではのキャラ同士の楽しい掛け合いはプレイしていて時が経つのを忘れてしまうぞ

池上茜氏による特集記事用の描き下ろしイラストもチェック!!

──ありがとうございます。さて、本作を発表されて、ユーザーからの反応は如何でしたか？
湯浅：おかげさまで、期待してくださっているユーザー様の声が多くてとても励みになっております。ありがとう御座います!!　その中でもサブキャラの「来瑠」「まそら」を気に入ってくださるユーザー様の声が多い印象です。来瑠はサブながらもルートをご用意しておりますが、まそらは一応男友達ポジションなので、「エッチしたい！」のご希望に応えることが出来ず、大変申し訳なく…彼に何か奇跡が起きれば、女の子になりますかね…？
──なくはなさそうな世界観なので気になりますね（笑）。発売も近いですが、今回の特別限定版には何が付いてくるのでしょうか？
湯浅：過去のHULOTTE作品を含めたビジュアルやキャラクターデザイン時などに描き起こされた貴重なイラストなどが楽しめる『HULOTTE Visual Book』、ポンコツ天使ラブミエールとラブぴょんがポップにデザインされている『アクリルクリアスタンド』、OP曲・ED曲に加えて書き下ろしの脚本によるハーレムドラマが楽しめる『オリジナルドラマ＆主題歌マキシシングルCD』、さらにはPeak A Soul＋様による高品質な楽曲が楽しめる『サウンドトラックCD』の4点が付いてきます。どれもHULOTTEファンなら絶対に満足出来るアイテムですので、是非手に入れて欲しいと思います!!
──ありがとうございます。今回描き下ろして頂いたイラストもファンは嬉しいと思いますが、今回の描き下ろしのポイントについて伺ってもいいですか?
池上：描き下ろしはいつも悩んで苦労してます…エッチな感じを出しつつ過度な表現にならないように気を付けながら描いてます。店舗に描くものと雑誌に描くものは媒体による表現が違うので難しくもありますが、可愛くもエッチな感じが伝わればうれしいです。

▲一昨日9/24に発売された本作。公式HPには池上茜氏による発売記念イラストも掲載されているぞ

誌面では『ポンコワ』の気になるトコロについてまだまだ直撃!!
10月号に掲載したインタビューでは、ヒロイン一人一人の魅力やデザイン面でのポイント、読者へのメッセージ…等々、今回紹介した以外にも気になるポイントが満載♪　BugBug10月号の特集記事で池上茜氏描き下ろしのイラストやインタビューなどもチェックしつつ、絶賛発売中の『俺の恋天使がポンコツすぎてコワ～い。』も是非GETしてプレイしよう!!

※画像をクリックするとYouTubeに飛びます。

▲OP主題歌「Love note」を歌うのは本作のヒロイン・恋見エイル（CV：はちみつこ）ちゃん♪　YouTubeの「HULOTTE公式チャンネル」には発売カウントダウンムービーなど他にも本作の楽しい動画が満載で必見!!

▲BugBug10月号は紙版も電子書籍版も絶賛発売中。これ以外にもスクープ特集やインタビュー企画が満載なので、こちらの記事で確認してね♪

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