【BugBug】原画・こ〜ちゃ氏&シナリオ・サイトウケンジ氏に直撃!!　ういんどみるOasis『カンパネラ』シリーズ10周年記念新作を５月号でインタビュー付き大特集

リマスター版『祝福のカンパネラ Plus Stories』&シリーズ完全新作『悠久のカンパネラ』をインタビュー付きで大特集!!
2009年に発売されヒットした、ういんどみるOasisの『祝福のカンパネラ』。その発売10周年を記念して動き出した『カンパネラ』シリーズ10周年プロジェクトがついに始動!!　現在発売中のBugBug5月号では、『祝福』のリマスター版『祝福のカンパネラ Plus Stories』とシリーズ完全新作『悠久のカンパネラ』について、広報の咲（saku）氏と強力な原画・シナリオタッグ、こ〜ちゃ氏＆サイトウケンジ氏に直撃インタビューを敢行。今回はその内容をダイジェストで紹介していくぞ!!

▲今回のインタビューに答えてくれた「カンパネラ」シリーズのキーマンの3人を紹介。名前が並んだだけでワクワクする豪華面子だ

『祝福のカンパネラ Plus Stories』の新規ショートシナリオを書いたのは10年前からの原作ファン!!

──今回『カンパネラ』シリーズ10周年ということで、発表されました作品の概要からお話頂いてもよろしいでしょうか。
咲：2009年にリリースし、ありがたいことにアニメ化などのメディアミックスもさせて頂いた『祝福のカンパネラ』を、シリーズ10周年ということで改めてユーザーさんにお届けしようということで始まった企画になります。まず『祝福のカンパネラ Plus Stories』の方ですが、こちらは『祝福のカンパネラ』の解像度のアップに加えて、新規のショートシナリオを3本追加した、いわばHDリマスターとか完全版といったような形になります。
──新規シナリオが入っているのは豪華ですね。
咲：こちらサイトウケンジさんの方から内容の紹介ってできそうですか？
サイトウ：書いたのは結構前のことなんで、すいません、今思い出してます。
咲：お願いします（笑）。3本の内訳としては、まずお姫様のカリーナと人形師のアニエスのストーリーが一つ。それと主人公が所属しているクラン、これはRPGでいうギルドのようなものですが、そのライバルクランに所属しているサルサとリトスという双子のストーリー、もう一つはオートマタという自律して動く人形の女の子のミネットとミリアムのストーリーになります。
──もうとっくに書き上げてるくらいの感じなんですね。
咲：ボイスの収録も終わっています。
サイトウ：僕は監修だけで実際に書いている訳ではないんですよね。実際に書いたのは蜷岸くん（蜷岸準一氏）というライターなんですけど。彼は10年前、ライターになる前に『カンパネラ』のファンだったんですよ。ゲームをプレイして、当時やっていたラジオなんかも聴いて友達と応援してて、というような。
──おお、それはいい話ですね。
サイトウ：そんな彼がシナリオライターになって、プロとして携わったのがこの追加ストーリーなんですね。なので僕としては監修はしたんですが、「ファンの人達が見たいと思うお話を書いてね」ってお願いしているので、そういうものになっていると思います。

▲BugBug5月号では『カンパネラ』シリーズ10周年でカラー6ページで大特集!!　『祝福のカンパネラ Plus Stories』は1ページで、インタビューは3ページに渡って掲載しているぞ

完全新作の『悠久のカンパネラ』は前作から10年後の世界

──ありがとうございます。続いて『悠久のカンパネラ』についてお願いします。
咲：こちらは『祝福のカンパネラ』のリリースから12年、あれから時代も変わりましたし、令和のカンパネラをお見せしたいということで開発中の完全新作になります。
──頂いた資料ですと、あらすじではある大きな事件から100年後、という風に始まっていますが、これは前作から100年後というわけではないんですよね？
サイトウ：そうですね。前作からは10年そこそこ後くらいという感じです。10周年ですし。
──前作と同じ世界の10年後という。
サイトウ：でも10年経ってますから、前作を全く知らなくても大丈夫にしてあります。強いていうと「エール」とか「クラン」とかの固有名詞は統一してあります、くらいなもので。あとは薄～くファンサービス的なものがあるかな？　という程度ですね。
──なるほど。前作とは土地や人も全然違う物語になっているんですね。一部に前作ファンがニヤリとするかも程度で。
サイトウ：今よくよく考えたら結構ファンサービスも入れたような気がしてきましたが、そんな感じです。

▲『悠久のカンパネラ』はカラー2ページで掲載。時代に合わせてオッパイ↑布面積↓なヒロインたちを肌色満載で紹介しているぞ♥

新作には昨今のアイドルものブームやなろう系ブームの要素も!?

──前作はコマンド式RPG風の画面になる演出もありましたが、今回はそういった要素はありますか？
咲：まだ画面はお見せできないのですが、別の形で実装します。といってもあくまで演出上のものなので、特にゲーム性とかは入っていないですね。RPG風の世界観ですので、それを活かした演出の一環だと思って頂ければと。
──具体的にはどんなストーリーが展開されるかというのは頂けますか？
サイトウ：えーと、きれいにまとめると…、元英雄の主人公が、お姫様をお城に帰すお話、のように見えるんですが、世界はピンチに陥っているので、まあ大変、という感じですかね。
──主人公とお姫様一行が、お城に帰る途中で色々な事件に巻き込まれていくと。
サイトウ：大体そんな感じです。あまり他に言いようがないですねえ。
──頂いた資料を見るとアイドル要素なども入っているようですが…。
サイトウ：ああ、そうそう、この世界では国のお姫様はアイドルもやっているんですよ。コンサートをやったりとか。で、主人公がとにかく真面目な男なんですけど、ヒロインのお姫様をヤバいくらい推してるんですよね。
──真面目な男ゆえに。
サイトウ：ゆえに一度ハマっちゃうと、みたいな。そんな推しと一緒に冒険しちゃうというお話です。そこは昨今のアイドルものブームだったりとか、なろう系ブームみたいなものを取り入れたストーリーになっております（笑）。

▲インタビューでは新作の主人公についても聞いているぞ。厄介系でこ〜ちゃ氏もデザインに苦労したとか…!?

サイトウケンジ氏に聞く10年振りにシナリオを書いた感想は？

──約10年ぶりに『カンパネラ』のシナリオを書いてみて如何でしたか？
咲：ラノベや漫画原作で培ったものが今回どのくらい出ているものなのか、というのは私も気になります。
サイトウ：それはやっぱり出ちゃいますよね。今まで勉強したものとか、手掛けてきたものとかは。あとやっぱりエンターテイメントを気にすると、色んなところからの要素を取り入れた方がいいとかもあるじゃないですか。ただゲームのすごいところは、他の人たちが音とか演出とかをいっぱいつけてくれるということなので、そこはもう頼りにしていますとしか言いようがないんですが。
咲：こちらも頑張りますとしか（笑）。
サイトウ：あとは今回話数で区切るような構成にしてあるんですが、毎回次が気になるようなヒキというのを重視しています。これは漫画原作とかの連載という経験が入ってるんじゃないかと。ユーザー目線だとあまり変化のない文章が続くと飽きちゃうんですよね。なので5分とか10分に一度はヒキができるように作ったつもりです。
──先程の今のユーザーは時間を使わなくなってきたというお話に繋がりますね。
サイトウ：連載とかでやっていると本当にヒキが大事なんですよ。それを思い知ったので、もうとにかくそこは重視しましたね。あと前回はクエストという形で本筋とは関係ないサブストーリーのようなものを展開していたのですが、今回は一本道ということでクエスト的なものも本筋でやらなきゃいけないんですよね。そこで一話ごとにおまけのサイドストーリーをシステムで入れたいなと思って書いてあります。ディレクター権限でなくなってるかもしれませんが。
咲：入ってます（笑）。
サイトウ：よかったです（笑）。

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こ〜ちゃ氏に聞く10年前とキャラクターデザイン面で意識したこと

──こ～ちゃさんの方から、キャラデザ面で時代に合わせたりといった部分はありますか？
こ～ちゃ：あんまりないんですけど、一般のソシャゲとかでも、18禁美少女ゲームと変わらないくらい大胆になってきたというか、差が縮まってきたとは感じますよね。なので前作に比べると全体的に布面積みたいなものが減ってきているような気はします（笑）。
──確かに、比べてみてもそうかもしれないですね（笑）。観る側も刺激に慣れてきて、より刺激的なデザインになっていくということでしょうか？
こ～ちゃ：そうですね、布面積が減ったりとか、シースルー的なパーツが増えたりとかはしているかもしれません。
咲：こ～ちゃさん、あれは？　おっぱいはどうですか？
こ～ちゃ：あ～…そうですね、最初のキャラ設定で貰った３サイズとかではあんまりグラマラスなキャラはいなかったんですけど、なんとなく盛ってますね。
──それは時代に合わせてですか（笑）？
こ～ちゃ：時代に合わせて（笑）。

▲『悠久のカンパネラ』紹介記事にはヒロインの表情ラフも掲載。早くゲームで見てみたいね♥

時代に合わせるとボインなキャラの方が売れ行きが良い!?

サイトウ：あ、時代に合わせてでいうと、もう貧乳キャラはいなくてもいいだろうと。そういう話は企画段階でしましたね。
──そうなんですね、サイトウさんの見解だと貧乳はいらないと（笑）。
サイトウ：いや、漫画とかでの話をしますと、表紙におっぱいボインな女の子がいると、売れ行きがいいんですよ。貧乳だと売れないんですよ。データ的に。貧乳派は生きづらい世の中なんです。
咲：フィギュアとかでもおっぱい大きくないと売れないって言われますよね。
こ～ちゃ：でもそれって10年以上前から言われてませんか（笑）？
サイトウ：今こ～ちゃさんが盛ってくれたと聞いて安心してます。さすがだなと。
咲：でもこ～ちゃさんは普段はバランスをとろうとする傾向が強いですよね。
こ～ちゃ：あんまり気にしてないですけど、大小折り混ざっていたほうがいいかなと。

▲イベントCGの完成前の線画も特別掲載。お約束のシチュエーションも満載のようで期待が膨らむのだ

誌面では『カンパネラ』シリーズの気になるトコロをまだまだたっぷり直撃!!
インタビューでは今回抜粋した以外にも、ヒロイン一人一人についての見所についてや、この10年での業界を取り巻く状況の変化についてなど、気になる情報について色々直撃しているぞ。『カンパネラ』シリーズファンはもちろん、ういんどみる&ういんどみるOasisファンなら超必読な内容が盛り沢山♪　絶賛発売中のBugBug5月号を購入してジックリ読み込んで、期待感を存分に高めて欲しい!!

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祝福のカンパネラ Plus Stories オープニングムービー

悠久のカンパネラ ティザームービー

▲BugBug5月号は紙版も電子書籍版も絶賛発売中。これ以外にもスクープ特集やインタビュー企画が満載なので、こちらの記事で確認してね♪

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