『美少女万華鏡』シリーズの企画・原画を務める八宝備仁氏に貴重なお話を伺ったぞ!!
10月30日に発売された『美少女万華鏡 Complete Collection -15th Anniversary Edition-』は、シリーズ第1弾から15年を数える『美少女万華鏡』シリーズをまとめた集大成的なコンプリートボックスだ。BugBug11月号では本作にあわせてこれまでのシリーズの歩みなどを企画・原画の八宝備仁氏に直撃インタビュー!! ここではその一部を紹介しよう。
▲美少女ゲーム業界でのキャリアは長く、多くの傑作に関わってきた。氏の描く肉感的かつ美しい女の子には今も多くのファンがいる
シリーズ化を念頭にオカルトオムニバス企画
蓮華はストーリーテラー役でヒロイン想定なし
──本日はシリーズを振り返っていただければと思うのですが、そもそも『美少女万華鏡』を企画されたきっかけはどういうことだったのですか?
八宝備仁:2010年に『クラ☆クラ ~CLASSY☆CRANBERRY`S~』(アトリエかぐや P-ch)を出して、その後にどうしようかということで考えた企画になります。そこで考えた時、長編作品というのは開発に時間もかかるし、世界観や設定などもなかなか使いまわしがきかない。それにフルプライスの大作だとシナリオが3MBくらいになってプレイするにもハードルが高い。そういったところを考えて、短編作品にした方がいいのではということを考えました。
──ということは、第1弾の『美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-』の時からシリーズ展開は考えていたんですか?
八宝備仁:そうですね、内容的にはオカルト的な要素を取り入れると受けが良いのではないかというのがありました。テレビでも『世にも奇妙な物語』とか『ほんとにあった怖い話』とかあるじゃないですか。アニメだと『闇芝居』とか。そういうコンテンツを参考にしながら、短いオムニバス作品シリーズとしてストーリーテラーに蓮華というキャラを配して進めていこう、という構想で制作をスタートしました。
──最終的に本編5本にサブ的タイトル1本、さらに外伝1本の計7作品のシリーズになりましたが、これは全て最初から想定されていたんですか?
八宝備仁:さすがにそこまではないですが、当初からそこそこいけるのではないかという確信を持っていたので、3作品くらいまではと思ってスタートしました。なので当初は、蓮華メインの物語を作ることは考えていませんでした。
──なるほど、シリーズが続くことになって蓮華人気も高まったので、ということなんですね。
八宝備仁:あくまでストーリーテラーという立ち位置で考えていたので。それと蓮華は和服を着ていますが、洋風タイプも考えていたんです。悪魔の小間使いの女の子をストーリーテラーにして、「悪夢を見せちゃう」みたいな、ライトなシリーズも考えていました。
▲シリーズ第1弾となる『美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-』。実は第2弾の予定だったが…その経緯も今回のインタビューで語られている
シリーズ全作で吉祥寺ドロレス氏とコンビ
和風のテイストに合う文学表現を意識
──このシリーズでは、シナリオライターの吉祥寺ドロレスさんとコンビを組んで制作しています。これはどういった経緯で一緒にやることになったのでしょう。
八宝備仁:知り合いの紹介で、以前から少しずつ仕事をお願いしていたんです。それで「これなら1本任せられるかな」ということで、『美少女万華鏡』でお願いすることになりました。
──吉祥寺ドロレスさんのテキストもこのシリーズの人気に大きく貢献したと思います。この作品でのテキスト面での魅力はどのようにお考えですか?
八宝備仁:文学的表現──特に昔の文豪などが好きな人なので、比喩表現だったり綺麗な言葉を使ったりするんですよね。それが作品の持つ和の雰囲気に合うんじゃないかということで、強調してやってもらいました。ドロレスさんにしても好きなものを書けているんじゃないかなとは思っていました。自分もドロレスさんも好きなものを作れたというのが、良い化学反応を起こしたとも言えるのではないでしょうか。
──良いコンビだった?
八宝備仁:コンビというか、こちらが動いてからドロレスさんがやってくれるというか(笑)。僕の方から提案をして、それを元にシナリオを書いてくるという感じでしたね。例えばキャラ一人にしても、「○○みたいなヒロインで」と説明してすぐにイメージを共有できることもあれば、それに時間がかかることもある。共有できたとしても細部で齟齬があったりもするので、そこはお互い臨機応変に対応するようにしていました。
──実作業に入る前の企画や設定のすり合わせに時間をかけたわけですか?
八宝備仁:そうですね。そうして上がってきたシナリオを読んで、上手くキャラが動いているかを確認します。足りない部分や変更点があれば加筆修正してもらって、という流れですね。お互い分からない部分というのはあるので、完成したシナリオを読み合わせしてっていう感じでした。
▲シリーズ第2弾となった『美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-』。ヒロインである雫の性格は八宝備仁氏の考えるイメージとシナリオライターの吉祥寺ドロレスさんのイメージに差異があったことが結果として主人公視点の作品へと繋がる
八宝備仁氏自ら全CGの最終調整を担当
アニメーション導入はかねてからの願望
──そんな『美少女万華鏡』ですが、やはりグラフィックの評価が高いシリーズでした。八宝備仁さんがこの作品のグラフィックで意識された点はありますか?
八宝備仁:綺麗なCGの方が雰囲気を作りやすいですよね。なのでなるだけ綺麗なキャラクター、ヒロインの美しさをベースにおいて描いていました。
──それにしてもこれだけのCG、塗る側も大変だったのではないですか?
八宝備仁:基本的に全てのCGは自分が最終的な修正をかけています。作業効率は良くないんですが、そこを他の人に任せてしまうと自分の作品ではなくなってしまうんですよね。ωstar作品は僕の絵があってのこの世界観なんです。なので他のグラフィッカーに任せたCGでも最終的に僕が調整をかけて、僕の世界観に統一しているわけです。
──確かに過去、有名なイラストレーターや漫画家を原画家に起用しているのに、いまいちCGが可愛くないという作品がありました。
八宝備仁:そうそう、それなんです。CGって塗りによって原画と雰囲気が変わっちゃうんです。なので『美少女万華鏡』では、自分の原画に最適な塗りというのに最後までこだわりました。結果としてそれを多くのユーザーさんが評価して受け入れてくれたというのはありがたいことだと思います。
──では『美少女万華鏡』シリーズ全体を通して、グラフィック面でのこだわりなどはありましたか?
八宝備仁:文学的な雰囲気を漂わせることと、女の子を可愛く描くこと。そしてシリーズを通したテーマであるオカルト要素を漂わせることですね。オカルトと言っても幽霊譚ばかりではないんですよ。『世にも奇妙な物語』を見てもSF的な作品もありましたし。そういう作品ごとの雰囲気作りですね。背景については、とにかく美しい背景を意識しました、そうすることで、このシリーズならではの透明感を出すことができたと思います。
▲八宝備仁氏はシリーズ第2.5弾と語る『美少女万華鏡 -かつて少女だった君へ-』。過去作のサブキャラを中心に据えた番外編的な作品となっている
──さらに『美少女万華鏡』で人気だったのがアニメーションです。これを導入した理由をお聞かせください。
八宝備仁:僕は昔からアニメを入れたい派だったんです。『フーリガン』(フロントウイング)を作った時に、「手描きのアニメを入れてくれ」って懇願して、僕が描いたアニメを入れてもらった。それぐらいこだわりがありましたね。
──そんな『美少女万華鏡』シリーズ全体を通してのこだわりを教えてください。
八宝備仁:一つに絞るのは難しいですが、まずは「ヌける」ということ。人間って、ヌけるかヌけないかを一瞬で判断すると思うんです。なので、パッと見で購買意欲を搔き立てるHシーンを作ることをテーマの一つとしました。あとは世界観。オカルト要素を強めにして、ユーザーを驚かせる展開を盛り込むことを意識して作っています。
──正直、こうしたタイプのゲームのこだわりの一番最初に「ヌける」というのが出てくるのって驚きでもあります。
八宝備仁:僕は美少女ゲームが本当に好きなんですが、18禁産業って大人向けでいいと思っているんです。最近のコンテンツってエロに対して敏感ですよね。昔の映画やアニメって裸のシーンが平気で出てきたし、濡れ場とかもリアルに描いてきたと思うんです。でも最近はその性愛部分がやたらフィクションっぽく描かれている。それが好きじゃないんです。ちょっと冷めちゃうんですよね。それを18禁作品──特に美少女ゲームだときっちり描ける。そんな素晴らしいコンテンツが衰退しているというのが残念ですねぇ。美少女ゲーム産業にゲームを作る側として貢献したいなと考えているんです。
▲正式なシリーズ第3弾となるのはこちらの『美少女万華鏡 -神が造りたもうた少女たち-』。これまでの伝奇的な雰囲気から一転してSF風だが、これもオカルト的な要素を含む不思議な物語だ
シリーズを支えた霧枝と蓮華二人のキャラ
実は1本目と2本目の発売順が入れ替わりに
──さて、そんな『美少女万華鏡』ですが、15周年を記念して『美少女万華鏡 Complete Collection -15th Anniversary Edition-』が発売になります。BugBug読者にはベテランエロゲーマーも多いのですが、それでも15年前からのシリーズとなれば知らない読者も少なくありません。収録作品を解説していただけますか? まずは1本目の『美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-』からです。
八宝備仁:実は2本目の『美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-』が最初は1本目の予定だったんです。ただ、ドロレスさんとのすり合わせが上手くいっていなくて。最初は「雨に濡れた少女」ということで、幽霊の話にしようと思ったんです。『牡丹灯籠』の様な、主人公が幽霊の女性に会いに行くたびに疲弊していって…という「一人の少女に自分の全てを捧げる愛」みたいな感じで。ところがシナリオが上がってきたらヒロインのイメージが全然違っていた。そこから打ち合わせを重ねたのですが、なかなか上手くいかず6月になり、9月には制作発表しなければならない。「どうする?」となった時に、2本目はツンデレな吸血鬼とキャラもはっきりしていて書きやすいということになって、ならばそちらを先にするか、と。僕もキャラデザインは終わっていたので、『美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-』を第1弾としてリリースすることにしました。
──霧枝というヒロインのキャラデザインのポイントはいかがでしょう。
八宝備仁:ヴァンパイアと言ったら金髪白人、そしてツンデレならツインテ、という分かりやすさですね。おかげさまでシリーズの中で一番人気のキャラです。記号的な要素が強いからユーザー的にも受け入れやすいんじゃないですかね。霧枝には助けられています。
──そして2本目になった『美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-』です。
八宝備仁:ドロレスさんがヒロインの雫が書けないと言う。ならば主人公を書いてもらうしかない。主人公がワケアリで暗いキャラだから、幼なじみヒロインは明るい良い子。『タッチ』の南ちゃんですね(笑)。そういうイメージで書いてくれ、と指示しました。なので1本目と違って主人公を主軸にした構成になっています。
▲シリーズ第1弾として認知してもらいやすいヒロインである霧枝。当初そうなる予定ではなかったが、結果的に彼女はシリーズで一番人気のヒロインになって大成功
SFテイストで不思議な世界を描いた第3弾
最終作でのヒロイン蓮華は想定外も人気作に
──そして『美少女万華鏡 -神が造りたもうた少女たち-』がシリーズ3作目ということになるんですね。
八宝備仁:この作品は世界が滅んだ後となります。雰囲気がどういうものかを伝えて、背景の人に頑張ってもらいました。作品的にも背景先行で制作しました。
──シリーズの中では異色の『美少女万華鏡 -神が造りたもうた少女たち-』ですが、企画としてはどういうものだったのでしょう?
八宝備仁:SF好きな美少女ゲームファンならハマりそうなアンドロイドとの恋情がテーマです。そして塔というのは、死の象徴になっています。この当時、僕はシンギュラリティに興味を持っていて、調べたりしていました。その頃はここまでAIの深層学習が進むとは思っていなくて、将棋でもまだ人間の方が強かったんじゃないかな。それでも「シンギュラリティは来る」と言われていて、SFとAIを組み合わせて、アーサー・C・クラークの『幼年期の終り』みたいなテイストを盛り込みたかったんです。
──そして4作目が『美少女万華鏡 -罪と罰の少女-』ですが、これまた異色作ですね。
八宝備仁:オカルトと言えばオカルトなんですが、それ以上に愛憎劇ですね。「文学的にこだわる」というテーマがあって、「中原中也とかいいんじゃねえ?」ってところから、結構シナリオに中也作品を引用しています。タイトル自体もドストエフスキーからですしね。
──そしてシリーズ最終作の『美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-』です。
八宝備仁:『美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-』は作る気はなかったんですよ。最初に言いましたように、蓮華はあくまでストーリーテラー。何らかの登場人物として出すことは考えていましたけど、メインで、しかも濡れ場とか考えていませんでした。ただ、この作品も企画立ち上げまで時間がかかってしまって、何か目を引く企画にしないとユーザーさんにも関係者の皆さんにも申し訳ないので、「蓮華でいこう!!」という話になりました。
──ユーザー的に蓮華のHシーンは見たいのではないかと思うのですが。
八宝備仁:うーん。蓮華は霧枝と並んでシリーズの代表キャラで、グッズ展開などでもよく出てくるんですけど、あくまでシリーズの象徴であって「単作のヒロインとしての完成度としてはどうなのか?」と考えてしまうんです。でも、シリーズの中でもファンの支持が大きい作品になりました。それは嬉しかったですね。
▲シリーズ第4弾は双子の姉と弟の倒錯した愛憎を描く物語。オカルト要素より文学的な雰囲気を重視しているが、幻想的でどこか非現実的な世界観は『美少女万華鏡』シリーズならでは
3作目までリニューアル&新規追加のH動画
次回作となる完全新作企画も着々と制作は進行中
──ということで、お話しいただいたゲームがパッケージされたのが今回の『Complete Collection』というわけですね。
八宝備仁:実は全て4K対応にすることを考えたんですが、全作合わせるとボリュームが半端じゃないんです。これを4K化すると、それだけで2年くらいかかるわけでコストに見合わない。現実的ではないのでこれまで同様のハイビジョン対応までにしました。
──それ以外で手を加えた部分はありますか?
八宝備仁:初期3作については、Hシーンのアニメーションをバージョンアップしています。公式HPに比較動画をあげていますので、ぜひチェックしてみてください。さらに『美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-』では霧枝の動画を追加していますし、『美少女万華鏡 -神が造りたもうた少女たち-』ではHシーンにBGVを追加しました。
──さて、このコンプリートボックスで『美少女万華鏡』もひと段落だと思います。今後のωstarさんの展望をお聞かせください。
八宝備仁:すでに完全新作に着手しています。これは『美少女万華鏡』とは全く異なる路線になります。
──具体的にはどういうコンセプトになるでしょう。
八宝備仁:分かりやすく言えば「内容に即したエロ」ですかね。この内容というのは作品のストーリー展開ということなんですが、『美少女万華鏡』ではそういうHシーンが少なかった。「急にエロい気持ちになって始めた」というか、作り手側からすると、「もう少しHシーンを増やしたいから、このあたりで入れておくか」みたいな。コスプレでのHシーンなんかもそうですね。『boin』の頃からなんですが、「コスエロが一つ増えるとバリエーションが増えた」みたいな意識があったんですが、それだと美少女ゲームとしての盛り上がりに欠けるんじゃないかという気持ちもありました。物語の流れとは関係ないエロだと、ユーザー的にも「ここはスキップして、シーン回想でまとめて見るか」みたいなこともできちゃう。そうじゃなくて、Hシーンもストーリーの一部にする。結果としてHシーンの数が減ったとしても、読み飛ばせないエロ、ストーリーの中で楽しめるエロを突き詰めたゲームを作りたいと思っています。
▲『美少女万華鏡 -罪と罰の少女-』では八宝備仁氏の描くビジュアルならではの耽美的な雰囲気を思い切り堪能できるぞ
──それは楽しみですね。発表はいつくらいを予定されていますか?
八宝備仁:うーん…そこはちょっと(笑)。実は『美少女万華鏡異聞 雪おんな』の次に猫おんなを考えていたんですが、これって焼き直しだよなって。たとえ上手くできたとしても、目新しさがない。せっかく新作を作るなら業界に爪痕を残したいじゃないですか。そう考えて、一から企画を作り直したのが今年の5月くらいでした。企画とプロットはほぼほぼできているので、もう少々お待ちください。
──さて、それでは改めて『美少女万華鏡』シリーズの魅力をお聞かせください。
八宝備仁:美しいCGと美しい濡れ場を体験できるところ。セックスの美しさを楽しんでほしいですね。やっぱり生々しいところを見たくないという人も一定数いると思うんです。最近の若者はAVでもモザイクがかかっている方が良いという人が多いそうなんです。『美少女万華鏡』にはそこまでエグいエロもないので、気持ちよくオカズにできるんじゃないかと思います。なので、美しい世界観と美しいエロを同時に楽しんでもらえる作品になっていると思います。
──ありがとうございます。最後にBugBug読者へメッセージをお願いします。
八宝備仁:これからも美少女ゲームを応援していただけると嬉しいです。ωstarもより貢献できるように頑張りますので、よろしくお願いします。
▲シリーズ最終作『美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-』は、これまで物語の語り手であった蓮華がついにメインヒロインに!!
15年のシリーズを振り返る貴重なインタビュー全文はBugBug11月号でチェック!!
BugBug11月号に掲載されたカラー4ページのインタビューでは、ここに掲載した以上に詳細な過去シリーズのコメントや、海外の反応や海外展開の現状などといった興味深いお話も飛び出した。これまでのシリーズに思い入れのある人や八宝備仁氏のファンは特に気になるところだろうから、ぜひ全文を読んでみてほしい。
▲八宝備仁氏は元々蓮華をヒロインにした作品を作るつもりはなかったそうだが、結果としてファンが待ち望んでいた作品でシリーズは完結。そして今、全く異なる路線の完全新作が進行中とのこと。続報に期待!!
美少女万華鏡 Complete Collection -15th Anniversary Edition-
ωstar
2026年10月30日発売予定
AVG、DVD、18禁、Win10/11
パッケージ版:16,500円(税込)
ボイス:あり、アニメ:あり
原画:八宝備仁
シナリオ:吉祥寺ドロレス
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