超人気なhibiki worksの「CATION」シリーズの復活作がいよいよ発売目前!! 原画のおりょう氏に本作のマル秘エピソードを直撃したぞ!!
これまでも大人気だったhibiki worksのCATIONシリーズの復活作がいよいよ7/22(水)に発売。現在発売中のBugBug8月号ではその『Re CATION ~Melty Healing~』を、大量の初公開CGや発売間近ならではの新情報を掲載して大特集。さらに『PRETTY×CATION』以来2度目のシリーズ原画担当となるおりょう氏に、キャラデザなどを含め本シリーズの原画作業についてインタビューも敢行しているのだ。今回はその内容をダイジェストで紹介するぞ!!
▲カラー8ページでの巻中特集記事の中でインタビューは2ページを使って掲載しているぞ。読み応えはボリューム満点!!
久し振りのフルプライスの作品は喜んで引き受けて気合いも充分!!
──「CATION」シリーズは2014年の『PRETTY×CATION』以来、2度目のご担当になります。久しぶりにオファーを受けたときの経緯はどういったものだったのでしょうか?
おりょう:そうですね、前作は2013年から関わっていた作品ということで、結構時間も経っていて個人的には大分懐かしい作品です。この作品以降、原画以外のお仕事もやらせていただいていましたが原画ではロープライスの作品が中心でした。それだけに、久し振りにフルプライスの作品も手掛けられたらなと思っていたんです。そういうタイミングでお声をかけていただいたのもあって、喜んでお受けしました。
──おりょうさんにとって「フルプライス」と「ロープライス」でのお仕事の大きな違いはどういったところでしょうか?
おりょう:仕事を受ける側の意見になりますが、ロープライスの作品は受けやすいというのがありますね。作業量がフルプライスとはかなり違うので、他の仕事がいくつか決まっていてもその間でお受けすることができたり、作業期間も読みやすいので最近は色々な作品に携わらせていただいていました。「ロープライス」と「フルプライス」では大体作業量として3倍かそれ以上違うので、拘束時間などを考えるとスケジュールがしっかりとれないと簡単にはお受けできないんですよね。
──そんな中で久々に「フルプライス」の作品に関わりたいと考えた理由を教えてください。
おりょう:単純に「内容が濃いもの」というと語弊があるかもしれませんが、ロープライスだと作品の売りやポイントが明確な分、フルプライスより物語も短めですよね。フルプライスですとひとつの作品の中で多くのヒロインなどを登場させられて一度にいろいろな物語を描けたり内容も掘り下げやすいのでそういう点で様々な要素の詰まった濃い作品になりやすいと思います。久し振りにそういう濃い作品に長期間かつ深くしっかり関わって作品作りをしたいなと。
▲インタビュー記事中には晴の初期デザインの一つも特別公開!! 彼女はデザインに苦労して何度か描き直したとの事。その理由もインタビューで語られているぞ
本作ではヒロインは全体的にあまりオシャレにしてはいけない!?
──日菜子の癒し系の感じなどが出ている部分や工夫した点についてもお話しください。
おりょう:彼女は耳かきのシーンとかネクタイを直してくれたり看病してもらったりと、世話を焼いてくれているシーンが多いので、そうしたCGだけでも彼女の包容力は凄く出ていると思います。そういう部分が沢山あったのですごく表現しやすかったキャラクターですね。
──彼女のデザインなどで気をつけた部分などはありますか?
おりょう:表情はできるだけ柔らかくなるように気を付けました。それと彼女は年上で癒し系でもあるので、特別におしゃれにはしていません。あんまりおしゃれだと主人公が緊張してしまいそうですし、身近な感じや家庭的な感じを意識しています。ついおしゃれにしたくなるのですが、それをせずに魅力的にする、結構これが大変でした。
──シリーズの特徴である、リアルな感じですね。
おりょう:この作品は全体的にあまりおしゃれにしてはいけない感じがあるんです(笑)。
──最先端のファッションにするわけにはいかないと(笑)。
おりょう:はい(笑)。なのでなるべくシンプルにまとめるようにしています。
▲DIYの作業着という珍しい衣装も印象的な日菜子。確かにオシャレじゃないかもですが、飾らなくて身近な感じが出ていてとっても魅力的です!!
可愛いヒロインたちは「怖い話」を聞きながら生まれた!?
──脱線ついでに、おりょうさんの作業方法についても教えてください。やはり作業はデジタルでしょうか?
おりょう:はい、キャララフからタブレットでデジタルで描いています。パソコンはWindowsで、ソフトは「CLIP STUDIO PAINT」オンリーでの作業です。作業のメインは液晶タブレットと色がきれいにでるモニターで行い、通常のペンタブレットやipadなどをサブで使うことがあります。
──普段、作業はどんな感じで作業をされているのでしょうか?
おりょう:YouTubeを流しながらが多いですね。音楽もありますが、「怖い話」を聞きながらが多いです。と言っても耳で聞くだけでいいものを聞いています。
──携わっている作品によって聞くものを変えたりするのですか?
おりょう:そういうのは全然ないですね。どんな原画作品の時でもホラー系が多くて。特にこの番組とかそういうこだわりはありません。ただ、演出とか効果音とかが激しいのは聞かず、朗読しているようなものだけですね、集中できないとまずいので(笑)。色々と考えなければいけないものがある時は、一切流さず無音での作業です。
▲BugBug8月号では付録DVDでも本作を大特集。体験版のリプレイ動画がDVDプレイヤー&TVでお手軽に観られちゃうのだ。ヒロイン3人のHシーンも収録♥
恋人同士二人っきりのイチャイチャな癒しHに浸って欲しい
──女のコの素が見える部分がお好きなんですね。個人的には日菜子のDIYの作業着のインパクトがありました。なかなか描くことのない衣装だと思いますがいかがでしたでしょうか?
おりょう:そうですね、めったに描くことはないですが、ギャップとしてありかなと思って描いた衣装です。
──お好きだという理歩のスーツや日菜子の作業着などもエロいと思いました。色気なども意識してデザインされた衣装はありますか?
おりょう:全部そうした要素も入れてしっかり描いているつもりですが、強いて1着挙げるならスーツはこの衣装ならではのエロさを感じてもらえたらと描いています。
──スカートの短さやピタッとした輪郭も出ている感じとか、確かにエッチさが良く出ていますね。エッチさだとCGについてもお聞きしたいのですが、今作のエッチシーンはどんな感じのものが多いのでしょうか?
おりょう:「癒し」がテーマの作品なので、すごく特殊なものはないです。一緒に生活をしていく日常の中で、自然にエッチをしていくようになっています。ステップアップしていく中で外でのエッチなどはありますが、イチャイチャした感じのエッチシーンが多いので、恋人同士ふたりきりの時間に是非浸ってほしいですね。
──その他にプレイヤーの方々に楽しんで欲しい部分はいかがでしょう?
おりょう:「癒し」がテーマの作品ですし、女のコとのやり取り、「ラブリーコール」の呼び方の変化なども含めて、是非仲良くなっていく過程は楽しんで欲しい部分ですね。
▲特集記事ではもちろんHシーンのビジュアルも迫力満点で掲載しているぞ。早くゲーム本編で思う存分イチャエロしたい!!
誌面ではもっと沢山語ってもらっていてファン必読♥ 体験版をプレイして発売を待とう!!
今回紹介した抜粋部分だけでもおりょう氏の作品にかける熱い想いが溢れているが、誌面ではまだまだたっぷりインタビューに答えてもらっていて必読だぞ。体験版が公開されているので、まずはそちらをプレイして楽しみに待とう。今すぐ手元にPCが無い人は、以前掲載したそちらのレビュー記事も要チェックだ!!
『Re CATION ~Melty Healing~』OPデモムービー
Re CATION ~Melty Healing~
hibiki works
2020年7月22日発売予定
AVG、DVD、18禁
Win8.1/10、9800円
ボイス:あり、アニメ:なし
原画:おりょう
SD原画:のいと
シナリオ:水瀬拓未