北の老舗NTRブランドが最新作を大いに語る!! ANIM.teamMMディレクターの漣枕氏へのロングインタビュー!!
人妻や寝取られもので人気のANIMは今年25周年。その最新作『愛妻×交姦 妊活スワッピング~』も発売間近ということで、BugBug1月号では特集記事を組むと共にANIM.teamMMディレクターの漣枕氏にインタビューを慣行!! ここではその一部をダイジェストで紹介しよう。
▲グラフィッカー出身ながらANIM.teamMMのディレクターとしてNTR好きに評価の高い数々の寝取られ系作品を送り出してきた
改めて振り返ると長い25周年も、制作しているとあっという間
──漣さんがANIMに入られたのはいつになるのでしょう。
漣枕:2006年ですね。作品でいえば『背教学園 ~操られた信仰~』の時です。最初はグラフィッカーでした。
──そうだったんですね。では、その後にディレクターになられたのでしょうか?
漣枕:2009年発売の『主治医の淫謀』と言う作品ですね。社内のスタッフも企画をだそうということで、それが採用されたんです。この時はグラフィッカー兼任で、ディレクター業は周囲にサポートされてやっていました。
──公式HPを見るとシナリオでもクレジットされていますね。
漣枕:これはシナリオを書いたというより、ディレクターとしてプロットを切ったのと、ライターさんから上がってきたシナリオの調整と追加をしたので入れさせていただきました。
──そんなANIMさんですが、今年は25周年。おめでとうございます。
漣枕:ありがとうございます。数えてみると自分が大学生になる前からあるブランドなんですよね。そう考えると、長くやっているブランドだなあと改めて思います。思いつつも自分が中に入っているからか「そんなに経っているんだ」って感じで、あまり実感はないというか、長いようで短かったですねえ。
──漣さんは入社される前からANIMのことは知っていたんですか?
漣枕:知ってはいましたけど、あまりプレイはしていなかったです。多分入社前に遊んだのは2~3本くらいかな。
──そんな漣さんがANIMに入社された経緯をお聞きしてもいいですか?
漣枕:僕も出身が北海道で、地元のメーカーが募集していたという感じですね。実は最初の応募では落ちているんです。そこで心機一転作品を丁寧に仕上げ直して改めて応募したら合格しました。
▲ANIMの歴史をひも解くとまずはCROWDからになる。CROWDと母体を同じとしながら官能小説のゲーム化を行う方向性のブランドとしてANIMが誕生したのだ
「人妻」「寝取られ」のキーワードで3ブランドが独自のゲーム制作を
──2006年入社だともう16年ですね。社内ではもうベテランでしょう。
漣枕:それがそうでもなかったりするんです(笑)。やはり長いメーカーですから。
──なるほど、そうなんですね(笑)。そんなANIMさんですが、現在はANIM、ANIM.teamMM、ANIM Mother&Wifeと3つのレーベルで活動されていますよね。大体の方向性はラインナップを見ればわかるのですが、改めてそれぞれのカラーを教えていただけますか。
漣枕:まずはANIMですが、2001年発売のデビュー作『凌辱看護婦学院』のように、最初は北原童夢さんの官能小説を原作にしたゲーム作りをしていました。その後ジャンルの幅を広げていくんですが、人気になったのが『虐襲』ですね。その頃はダーク系の作品がメインでした。そして今は人妻寝取り系の作品。中でも『メスつまみ』シリーズでしょうか。明るい雰囲気の人妻系作品がメインになっています。
▲最初は官能小説原作の作品を作っていたANIMだが、やがて様々なジャンルを作っていくようになる
──なるほど。続いては…。
漣枕:ANIM Mother&Wifeですが、こちらは基本的に八月朔日珈瑠さんが原画のレーベルです。作風としてはレーベル名通りの「ママもの」ですね。主人公と母親のイチャラブ作品がメインになっています。代表作は『いつまでも息子のままじゃいられない!』を始めとする『いつまま』シリーズですね。
──サブタイトルが長いシリーズですね(笑)。
漣枕:そうですね。雑誌社さんにはご迷惑をおかけしています(笑)。
▲方向性が明確、八月朔日珈瑠氏の原画でママものを多数リリースしているブランド・ANIM Mother&Wife
漣枕:そして最後にANIM.teamMMですが、こちらは自分がディレクターを担当する作品を出すときに、別レーベルとして立ち上げようということになりました。最初の作品が『NTR彼女はいじめられっ娘~隠れ巨乳で眼鏡っ娘の彼女が、知らない間に×××の○○○にされてたなんて…~』なんですが、別にNTR専門レーベルと言うわけではなく、寝取り・寝取られや催眠など、自分の好きな作品をリリースするためのレーベルですね。
──ANIMやANIM Mother&Wifeに比べると、やや暗めの作品が多い印象ですね。
漣枕:そのあたりは自分の趣味と言いますか(笑)。
──なるほど。ちなみに「teamMM」というのは、どういう意味なのですか?
漣枕:これはこじつけなんですが、デビュー作がNTR作品なので「マゾメン」のMMです。まあ催眠ものとか寝取りものもあるので、意味はないんですけど(笑)。
▲漣枕氏がディレクターを担当する事になって生まれたブランド・ANIM.teamMM。寝取られ系作品が多いのは漣枕氏の趣味であって、それ専門のブランドというわけではない
ユーザーの声も反映した企画立ち上げライトな夫婦スワッピング作品に
──そうなんですね。そんなteamMMの最新作が12月23日に発売される『愛妻×交姦 妊活スワッピング~孕み頃の妻たちは子種を求め肉欲の華を咲かせる~』。今回はスワッピングなんですね。
漣枕:はい、夫婦交換になります。
──この企画はどのように立ち上がったのですか?
漣枕:最初に人妻ものというのは決まっていました。そんな中で前2作品が『壁の向こうの妻の嬌声3~薄壁から響く隣人妻の艶声は、いつしか愛する妻の淫れたヨガり声へと変わっていた~』、『凛とした最愛妻は、人知れず淫乱ら妻へと堕ちて ~他の男を受け挿れ拡げられた濡れ穴は、もう俺のモノでは埋められない~』と本格寝取られ作品が続いていたので、そろそろライト寄りな作品を作ろう、と。ユーザーアンケートを見ても『俺の彼女は他人棒が気になるようです。~からかい上手な変態彼女との青春スワッピングは、俺の隠れ性癖を開花し肥大化させました~』みたいな作品を求められる方が多かったんですね。今回は学園ものではなく人妻ものなのであの作品ほど明るくはないんですが、それでも暗くならないようにと意識はしました。
▲ユーザーからの意見を反映して、最新作では合意の上で行うスワッピングというテーマに挑戦
漣枕:ライトな作品で行こうということが決まって、そこからネタ出しをしました。その時に出たのが「貸し出し系」と「スワッピング」でした。貸し出し系は以前『僕に抱かれ喘ぐ妻は、他の男に抱かれた話を紡ぐ~妻の綺麗な肉ビラが他の男のイキリ棒に押し広げられているのを見て、ガチガチにカンカン棒を膨張させる~』でやっていまして、その方向をもう一度やることも考えたんですが、どうしても貸し出し系だと常に主人公の心情が出てくるんですよね。そうなるとなかなかライトな感じにはならない。暗さが出ちゃうんです。
──ああ、確かにそうですね。そこが醍醐味ですから。
漣枕:そうなんです。今回は明るい作品がテーマなので、同じ「妻を抱かせる」ならスワッピングのほうが合っているな、ということになりました。
▲主人公が一方的にみじめになるような作品だとどうしても陰鬱とした内容になってしまうというわけで、今回は「寝取られ」や「貸し出し」ではなくスワッピングとなった
サバサバ系の人妻らしくないヒロインと貞淑だけど妖艶な人妻のコントラスト
──それぞれのキャラをうかがっていきたいと思います。最初に梶浦梨紗です。
漣枕:梨紗は現代風の明るくてからっとした感じの奥さんにしたいな、と。会話の中で軽口が出たりする仲のいい夫婦関係です。
──キャラデザインでのこだわりはありますか?
漣枕:自分の作品だとストレートヘアが多いんですが、今回はふわっとした髪型で、あまり人妻感を感じないデザインをお願いしました。サバサバ系な女性を意識してのデザインですね。
──その一方で体系がややむっちり系なのはANIM作品の人妻らしさですね。
漣枕:巨乳は外せないですし、若干おなかに肉が乗っている感じは必ず出したいなと思っています。
──そんな志保の夫である洋佑は意外とがっちり系ですね。
漣枕:これは原画家さんの絵柄ですね(笑)。仕事はできそうな感じの主人公です。
──こういうタイプの人がEDになったら落ち込むだろうなあ(笑)。さてもう一人のヒロイン、苑田志保です。
漣枕:こちらはいわゆる「貞淑なよくできた奥様」という感じですね。
──旦那さんとのセックスが痛いと書かれていますが…。
漣枕:愛撫がヘタなんですね。さらにペニスが太くて性交痛を感じてしまって、それで欲求不満になってしまっています。
──なるほど、太すぎてもダメ、と(笑)。いや、寝取られものだと主人公よりサイズの大きいペニスを持った男に奪われちゃうじゃないですか。そうじゃないんだっていうあたり、我々一般男性に優しい設定だなあ、と(笑)。
漣枕:そうですね。特に今回は男性間にあまり差をつけないようにしようというのがありました。どちらかが優位だと、単なる寝取られ作品になりかねないので。どっちもどっちというか、相性みたいなのもあるよね、というのをスワッピングする中で感じて納得してほしいなあと思いました。
▲愛妻にしてみれば夫と違う新しい刺激なんだろうけどと、単純にデカけりゃいいというわけではないのだよ…たぶん
自分の子供を妊娠させるか他人の子供を孕まされるか
──公式サイトに「選択次第で妻が夫以外の子を孕むことも……?」とあることなんですが…。
漣枕:はい、エンディングは一つじゃないです。自分の子供を妊娠させるか、他人の子供を孕まされるのか、さらには他人の妻を孕ませるのか。とはいえ『愛妻×交姦 妊活スワッピング~孕み頃の妻たちは子種を求め肉欲の華を咲かせる~』は寝取られ作品ではないので、どのエンディングになっても2組の夫婦合意の上で……ということになります。
──なるほど、そういうことですか。「選択次第で妻が夫以外の子を孕むことも……?」のあとに「後味のよいプレイ体験が味わえる」とあるので、「どういうこと?」と思ってしまいました(笑)。そんな『愛妻×交姦 妊活スワッピング~孕み頃の妻たちは子種を求め肉欲の華を咲かせる~』ですが、開発状況はいかがですか?
漣枕:おおむね順調です。アニメーションの部分がやはり大変で、動くので元CGと差異が出てしまうんですよね。そこのリテイクが多くて、アニメ制作スタッフには迷惑をかけてしまったかなと思っているのですが。特に今回スワッピングで、4人でのアニメシーンがあるんです。そこがなかなか難しかったですね。
▲ANIMはアニメーションHも特徴だが、本作は4Pが多いため製作にはかなり時間がかかったようだ
漣枕氏が熱く語る『愛妻×交姦 妊活スワッピング』の魅力をBugBug1月号で感じよう!!
BugBug1月号に掲載された『愛妻×交姦 妊活スワッピング』のロングインタビューではさらに漣枕氏による各ヒロインのデザイン、Hシーンへのこだわりや魅力などもたっぷり語っていただいた。ほんとにたっぷりなので今回のダイジェストでは一部しか紹介できなかったが、本誌の特集記事ではHシーンをたっぷり掲載した冒頭部分も合わせて本作の魅力がぎゅっと詰まっているのでぜひその目で見て、愛のある、それでいて背徳感もある「妊活」でスワッピングの魅力にハマってほしいぞ♫
▲特集記事の冒頭2ページはゲームの紹介とHシーンがたっぷり♥ キミが魅力を感じるのはさばさばした愛妻の梨紗か、それともおっとりしたスワッピング相手の志保か…?
【愛妻×交姦 妊活スワッピング ~孕み頃の妻たちは子種を求め肉欲の華を咲かせる~】デモムービー
愛妻×交姦 妊活スワッピング
~孕み頃の妻たちは子種を求め肉欲の華を咲かせる~
ANIM.teamMM
2022年12月23日発売予定
AVG、DVD/DL、18禁、Win7/8/8.1/10
パッケージ単体版:7,480円(税込)
パッケージB2タペストリー付き版:10,780円(税込)
DL版:6,160円(税込)
ボイス:あり、アニメ:あり
原画:うん=食太郎、リャオ(サブキャラクターデザイン)
シナリオ:山野詠子、シャア専用◎、内藤自由